赤玉ねぎって、水分が多くて、サラダには合うけれど長期保存できないのがネック、と思っていました。何ヶ月も保存ができる、赤玉ねぎ、日本にはありますか?
ここはアメリカの北部のため、北海道で栽培されるのと同じ、長日系(Long-Dayタイプ)の玉ねぎしか育ちません。早生、中生、晩生の玉ねぎはこの地では育ってくれないのです。
長日系(Long-Dayタイプ)で、かつ長期保存ができる、赤玉ねぎの種。
そんなのあるかな〜、と探していましたが、なかなか見つかりません。見つからずなかったら諦めよう。数週間しか保たないんだったら、腐らせちゃうから勿体無いもん。
と思っていたところ…やっと見つけました。
ウェザーズフィールド・レッドオニオンです。
1700年代から栽培されているアメリカのエアルームの玉ねぎです。
ニューヨークからバミューダにかけて人気があり、ニューイングランド地域の玉ねぎ農家や商人に多くの富をもたらした品種。1856年の種のカタログには、「ほとんどがウェザーズフィールド町で栽培されている。9月に収穫時期を迎え、長く保存できる。」と記載されているそうです。
「長期保存できる」とは買いてあるけれど、何ヶ月保存できるのかは書かれていなかったので、レビューを読み漁りました。
「翌年の7月にまだ食べている」「翌年2月でまだ美味しかった」
と複数の人がレビューに書いており、これは試さないと!と思い即注文しました
今日届き、早速種まきもしました。
ちなみに、この玉ねぎの名前になっているウェザーズフィールド町は、長崎県の長与町の姉妹都市なんだそうです。
赤玉ねぎの形をしたミスターレッドが町のマスコットなんですね
種は、アメリカで、エアルームの種販売で有名なショップ Baker Creekさんで購入しました。元気に育ってくれるといいなあ