八重桜の塩漬

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みなさん こんにちは

 

きょう、4月4日は「あんぱんの日」

 

1875年(明治8年)4月4日、明治天皇が水戸邸の下屋敷を訪れる際に

 

初めて木村屋のあんぱんが献上されました

 

日本を代表する花のひとつ、八重桜の塩漬をパンの中央部に押し込んだ桜あんぱんを開発

 


花梗(かこう)のもとから房状のまま桜の花を摘み取って塩漬けにする「八重桜の塩漬」

 

お祝いの席で「桜湯」にして飲まれることが多いように

 

2輪のものは結納の時に用いられ、両家の縁を花で結ぶ、という縁起物として知られています

 

 

八重桜では最も代表的な品種だという「カンザン(寒山)」

 

 

日本原産のバラ科の落葉小高木。サトザクラ及びヤエザクラの代表種

 

樹高は5~10m。枝が内側に向かって弓なりに曲がる性質があります

 

葉は楕円形で、互生。葉の先は尖り、縁には芒形の鋸歯があります

 

葉は生え始めは赤茶色で花と同時に伸びます

 

開花時期はソメイヨシノより遅く、4月中旬~5月上旬

 

いくつかの花が集まってぶらさがるように下向きに咲きます

 

花びらは20~50枚、花径は約5cm。花色は淡紅紫色~濃紅色

 

花の中央には雄しべがありますが葉化していて、普通のしべとは異なります

 

実はなりません

 

 

写真は、2021年4月に新宿御苑で撮ったもの

 

花びらがフリルのように重なった八重桜「カンザン(寒山)」は桜漬けにぴったり~

 

i.s星