英語 -137ページ目

英語学習に王道は無し

2006年9月13日


新しい英語のテキストを購入した。


今や本屋の英語のコーナーは、TOEICだけでも数え切れないくらいの種類の参考書や問題集が出版されていて、どれを購入したらよいか大いに迷わせてくれる。


とにかくボキャブラリーを増やしたい。


洋書や英字新聞を読むと、1ページに最低1回は辞書を引くことになるが、それを何度も繰り返すのは面倒だし、辞書を開けない環境では、どうにもこうにも、先に進むことができない。


分からない単語は、とばして読め、とよく聞くが、未知の単語をそのままにしておくのは、私にとって、喉に小骨が刺さっているのに等しい。


第一、その単語が話の重要なキーワードだったら、無視なんてしていいものかと思う。


前後の文脈で判断しろというアドバイスも聞くが、推測にも限界がある。


まあ語彙はおいおい増やしていくことにして、他にリスニング力をアップさせたいと考えている。


今回購入したテキストは、「英語徹底耳練!」 というリスニング力を鍛えるためのものだ。


付録のCDの始めに、編著者、外池滋生先生の説明が収録されていた。


その説明で、「英語を聞くだけで英語が理解できるようになる!」の、疑問がちょっと解消された。


端的に言うと、ただ聞き流すだけで理解できるなんて事は、実質的には有り得ないということである。


英語を理解するには、そのバックボーンに、英単語の意味と発音を知っている必要があるし、そうゆう知識がないまま、ただ聞き流しても、意味はないということだ。


それは、当然といえば当然だろう。


でも、英語だけでなく、日本語での解説が含まれているなら、全く効果が望めないということもないか。


いずれにしろ、外池先生は、リスニング力を向上させるには、分からない部分は、何度も聞き直し分かるようになるまで繰り返す、という地道な作業が、結局のところものを言うと説明しておられた。


テキスト付属CDの冒頭に、このような執筆者の解説が含まれているのは、珍しいと思った。


彼は、偶然にも母校の教授であるらしい。


とは言え、それがこのテキストを選んだポイントでもあるが、他のテキストと比べて効果的に思われた。


在学中に、外池先生の授業を受講しておけばよかった!


中には「これは手を抜いているんじゃないか!」と思える、値段も安くはないテキストも見かける。


" There is no loyal route to learning. "「学問に王道は無し」


という英語の表現を引き合いに出して、外池先生は、道な積み重ねによってしか英語力を磨けないと語っておられた。


これさえやれば絶対に英語ができる!と豪語するテキストより、こっちのほうがよっぽど信用が置ける。


できるできないかは、結局学習者次第だってことですね。



『100万ドルの文章を書く!』http://ameblo.jp/shigotobana/

クリスマスキャロル

一昨年のクリスマスに書いた記事を紹介します。


これから毎年、クリスマスのたびに、紹介しようかと思っています。


最近ディズニーで映画化された、チャールズ・ディケンズ原作の「クリスマスキャロル」についての記事です。

---

クリスマスシーズンが始まった。
シーズンの到来は街頭の飾り付け、ショップのディスプレイによって気づかされる。


先月チャールズ・ディケンズの「クリスマスキャロル」を読みました。


数年前にブックオフで文庫本を買ったのですが、ずっと読まずそのままになっていたのです。


大学のとき松田英という講師が、クリスマスになると、この「クリスマスキャロル」を引っ張り出して読み返すと言っていました。


ちなみに松田先生は、年度初めの授業で「俺の授業は面白い」と豪語しちゃう大学教師で、その通りおもしろい授業をしてくれました。


授業の内容はあまり覚えていないので、余談の方がおもしろかったのかもしれません。


堺正章がちょびひげを生やしたようなルックスですが、何か”粋”な教師でした。


「クリスマスキャロル」は子供にも読めるハートウォーミングなお話です。


まだ読んだことのない人におススメします。


日本でもクリスマスのお話として、定着してほしいものです。


かいつまんで「クリスマスキャロル」のストーリーを説明します。


原著なり翻訳なりを読みたい方は、ここでストップして下さい。

---

クリスマスを毛嫌いするムッツリとしたスクルージという男が、ロンドンにいました。


彼はある会社を経営していました。


昔はもう1人相棒がいたのですが、もう亡くなっていました。


スクルージは、けちんぼで、周りの人を震え上がらせるほど厳しい人物でした。


そんな彼に、クリスマス休暇が始まる前の晩、奇妙なことが起こりました。


彼の目の前に、死んだ相棒が、幽霊になって現れたのです。


スクルージは腰を抜かしました。


相棒は、金の亡者のような生き方をするスクルージに、人生を見つめ直させるために現れたのです。


生きている間に、人のためになることをあまりしなかった相棒は、死んでからそのことを後悔していました。


生前にいいことができなかった人間は、死んでから辛い目にあうのです。


スクルージが、自分と同じ苦しみを味わわないように、相棒は現れました。


相棒はスクルージに、「明日の午前0時以降、過去、現在、未来を見せてくれる幽霊が現れる」と告げました。


スクルージは、かつての仲間の話をおどおどしながら聞きました。


半信半疑ながらも、幽霊は本当に現れ、スクルージは、また腰を抜かしながら、相棒の話した通り、過去、現在、未来を見せつけられました。


それで、彼はついに自分が金のことしか考えておらず、クリスマスさえ楽しむことを忘れ、いかに冷たい人間になってしまっていたかを悟ったのです。


幽霊から解放されたスクルージは、心を取り戻し、冷たくあしらった会社の事務員と、自分の甥っ子に今すぐ優しくしてあげたくなりました。

---


チャールズ・ディケンズはスクルージ同様、少年時代家族に恵まれず寂しい時を過ごしたようです。


彼は、数々の名作を残しています。


友情、愛情の大切を分からず、実感できずに苦しんでいる方は、今でもたくさんおられるでしょう。


それを素直に表現できず、伝えることのできる相手もいないという人もいると思います。


自分ことを認めてくれる人は必ずいます。


スクルージには、どんなに冷たくされても、必ずクリスマスには挨拶に現れる甥っ子がいました。


甥っ子は、スクルージの妹の子です。


スクルージは、妹に対して優しく接していたのでしょう。


今孤独を感じている人がいたら、「あの人は自分のことを分かってくれていたのではないか」と思える人を、探してみてください。


思い当たったら、きっとその通りあなたを想っていることでしょう。



『100万ドルの文章を書く!』http://ameblo.jp/shigotobana/

『アンネの日記 The Diary of a Young Girl・11』ANNE FRANK

1942年6月20日土曜日


私の父は、36歳の時、母と結婚しました。母は25歳でした。姉のマーゴットは1926年にマイン河畔のフランクフルトで、続いて私は1929年6月12日に生まれました。私たちはユダヤ人なので、1933年にオランダに移住しました。そこで、父は有限会社トラフィース商会の専務取締役に任じられました。この商会は、同じ建物の中にあるコールン商会と親密な関係にあります。コールン商会は父の共同出資者です。