明日は加藤憲一小田原市長の所信表明演説です。
その前に、加藤憲一さんとは政治的なバックボーンも含めてまったく違う田中角栄の日本列島改造論
これ、発売当時のものです。
読んでます。
しかし、読んでて思うけど、ここで書かれてる政策はもう50年以上前の政策ですが、未だにこの政策を基本的に踏襲して国土計画が出来てるということです。
都市と地域の関係の見直し、国土の均衡ある発展みたいなこととか
重視して読んでるのは、農業政策です。
ここで初めて文献的に農業人口の数字が出てきて非常に興味深い…
昭和35❨1960❩年の日本の農業人口は
1356万人
だったと記載されてます。
労働人口比としては
31%
とのこと。
それから64年経過した今の農業人口は123万人…
労働人口比はいくつなんでしょう?
調べたら
1.7%
ですって…
注目すべきは、ここで農業政策として語られてる中身はまだ実現できていないことも含めてこれが全然古くない…
むしろ更に今の時代だからこそ進めていかねばならないのではないか?ということをキチンと書いてある。
しからば何故これが出来ないのか?
ということで、
田中角栄という政治家はそーいう意味でも凄いと思いますね。
田中角栄がブレーンにした、都市政策大綱=日本列島改造論なのですが、これを書いた官僚達も凄いですね…
いわば、これからの日本のグランドデザインを描いたのだから
官僚の質も比べ物にならないくらい高いのかも…
志と言うか、国家を背負っているという感覚が政治家にも官僚にもあったんだろな…
そういう事を感じさせてくれる本です。これから更に熟読していきます。
そんな意味で加藤憲一さんは田中角栄さんのように、この失われた4年、悪夢のような4年間、マイナスしかなかった4年間を経て
どう小田原を立て直すのか?そのグランドデザインを市民に向けて、その代表者達にどう語りかけるのか?
私は加藤憲一市長を作った人間として全力全霊でこれを支え、共に闘うためにも明日は議場に伺い、これを聞くつもりでいます。
明日午前10時00分から
小田原市議会へ
是非、いきましょう(笑)