圧倒的不利な状況を市民はひっくり返せるか? | おやまだやまと公式ブログ『推譲(すいじょう)』

圧倒的に不利な状況であることに変わりはありません。加藤憲一陣営。


ですが、大義はこちらにある。


大義があるから加藤憲一が勝てるというものでもありません。


熱気を帯びる小田原市長選挙…いや正確に言うと熱気など帯びてないのかもしれない…


多くの市民は、加藤陣営、守屋陣営の誹謗中傷合戦に辟易とし、政治に対する不信もあり無関心を決め込んでいるようにも見える。


事実、市内を巡れば、特に守屋輝彦陣営が敢えて言及する御殿場線沿線では


妙な静けさすら漂います


守屋陣営は圧倒的な組織力と金も含めた物量で昔ながらの選挙を展開しています。


加藤陣営は市民力でこれを挽回。はねのけようと必死にやっています。


しかし総力戦となればこれは物量にまさる守屋陣営のほうが有利ではあります。


苦境を転じ、劣勢を挽回する手立てはあるか?


私は小泉純一郎総理総裁が生まれた2001年の自民党総裁選挙ここにそのヒントがあるのではないか?


そう、思ってます。


そう、私が政治家になりたいと思わされた選挙でした。


当時は元総理大臣橋本龍太郎が自民党最大派閥経世会の数の力を背景に圧倒的に有利とされました。


そこに自民党をぶっ壊すと閉塞感を打破するワンフレーズを引っ下げて3度目の総裁選挙にチャレンジした小泉純一郎が捨て身で登場。


当時絶大な人気を誇る田中真紀子の応援もあり、あれよあれよと言う間に地殻変動が起きました。


橋本龍太郎は98年の参議院選挙で財政構造改革と消費増税でブレにブレまくり優勢とされた選挙で大敗して退陣したというのも印象が悪かった


おまけに当時の森内閣が密室で派閥の論理で決められた総理大臣だったので、また派閥の論理で決めるのか?


そんな空気が閉塞感を打破してくれる小泉純一郎&田中真紀子への爆発的な期待になりました。


そして小泉純一郎総理総裁が誕生したのです。内閣支持率は87%でした。すごいうねりを僕は見てものすごく高揚もしました。


はじめての選挙権行使は01年の参議院選挙でしたが、私は迷うこと無く自民党に入れました。


そう、私は自民党支持から選挙をスタートさせたのです。


このひそみに倣う以外に加藤憲一の勝はないと思います。


田中真紀子はさしずめ佐々木ナオミでしょうか?小谷さんもいますね…


要は、守屋輝彦の市政がどれだけ過去を引きずる政なのか?嘘つきも含めて守屋体制の継続が小田原の明日を暗黒にしてしまう


そういう事を伝えられるか?


です。


今、チェンジをしなければ取り返しがつかなくなる


しがらみ政治をぶっ壊す


そう、加藤憲一陣営が誠意と迫力で訴えることができるか?です。


守屋輝彦を支えているのは古臭い小田原の既得権の猛者共たちです。古い政治を志向する人たちが必死に守屋を支えています。


それは自分たちや自分たち周りの組織を守ることに汲々としてる人たちなのです。


それに対して加藤憲一陣営は一人一人、ミスチルのうたではないが名もなき人たちが支えています。


そうした一人一人の市民が醸し出す市民力が圧倒的組織の既得権者に勝つことができるか?


屈服させられるか?


小田原を裏金問題や統一教会まみれな今のどーしようもない自民党政治に支配されるのか?


それとも多様で一人一人の顔が見える市民力の力で小田原をつくるのか?


そのことが問われている


ということを劇場型&激情型で訴えていかねばならない。そこが出来るか?出来ないか?で勝負は決まるでしょうね…