放棄地を放棄地認定しない事で起こること | おやまだやまと公式ブログ『推譲(すいじょう)』


昨日、夜に、私が取得した土地の隣に住む方から連絡がありました。

簡単にいうと

隣地の際に自分が所有する部分に倉庫を建てたいので草をかってほしいのですが、という連絡でした…

私からは




いや、それは、開成町が耕作放棄地認定をしてくれないので、私としては刈りたいけどもかれません…

そう、話をしました…

開成町は2017年から耕作放棄された土地、誰が見ても耕作放棄地なのに、国が定める

1年以上草刈りが行われていない

そこをもって、放棄地認定しない

そんなバカな判断をしてるわけです。

更にこの方からは

冬場に草がかれて、もし、そこに火がついたら大変なことになる。

私はそこを凄く心配してるので前の所有者の方にも夏場と冬は草を刈って欲しいと話してるんです…

という話もありました…

しかし、変な話だけど認定してくれない限り、うちは草はかれないので、そういう判断をしてるのは

開成町だから、

もし、そうなったら開成町に責任はとってもらうしかない…

そう、話をしました…

行政に裁量権が認められていない事例でもないのです。行政=農業委員会が解釈を変えれば済む話です。

それをやらないのは

行政の怠慢であり、放棄地であるにも関わらず放棄地でないというのは

詭弁であり、行政を歪めていると言われても仕方のないことです。

小山田さんとこを新たな基準で認めたら、行政の公平性とか継続性に支障が出る

とのことですが、

今までの判断が間違ってるのだから、そこを改めるのになんの躊躇があるのでしょうか?

なぜ、私が放棄地認定をしてほしいというのか?

それは、ソーラーシェアリングをするに際して、農業委員会から当該土地が耕作放棄地認定された場合は、

ソーラーシェアリングの下で営農する際の収量の要件、

即ちこの地域で収穫される量の8割以上は作ってくれ、という要件がなくなり作りさえすれば収量については問わない

となったのです。


これは、ソーラーシェアリングをやるものとしてはものすごく負担が軽減されます。精神的に。

そもそも放棄地だったのにそこで耕作地と同じ収量の8割をとることはかなり酷です…

しかも、私の栽培方法は自然栽培で農薬や除草剤や肥料を基本的には使いませんので…

開成町は町の方針かは知りませんが、どうも、放棄地を認めたがらないのです…昔から。

だから、厄介です…

しかし、放棄地なのにそれを認めない運用は著しく行政を歪めてますね…改めなければならないことで

こーいうこととは断固、戦います…

いずれにしても、この話は今日、農業委員会の事務局に話もします。

冬場の家事など

事が起こってからでは遅いですからね…

私が再生させたかなごてファーム5号機のソーラーシェアリング

在りし日の私が譲り受けた土地