西郷隆盛が
敬天愛人
人を相手にせず
天を相手にせよ
といったのが
農業やってると
よくわかります…
相手にせざるを得なく
なるものです…いやが上にも
昨日
今日の天気が心配だということで色んな人から連絡があり、稲刈りの収穫について
変更に次ぐ変更
を余儀なくされました…
そもそも、先週、ハーベスターが壊れてしまい、本来先週にやって置くべきことができなくなる
そういうアクシデントもあり
そして、1週間後は今度は
雨との戦い
を強いられてるわけです…
思うように、自分の思う通りに全然いきません…
加えて、今月は私は凄く忙しい月になってるので明日を逃すと全然やれる時間がないのです…
収穫→ハーベスター→乾燥→籾摺りは一人でやるとえらく大変。
かなり予定が狂ってしまい
このままでは1人でやらなければならないことになるわな〜
という感じですね…
天とはお天道様なのですが、天はまた神であり、どうあがいてもコントロールなどできない
絶対的な存在
この絶対的な存在と対峙し、それを相手にせよ、と西郷は言ってるわけで
なかなか深い言葉です…
故に天と対話し対峙し、敬う…その気持ちと同じように人と接して愛せよ、と言ってるわけですからね…
文字で表せば簡単な言葉でも
やり切るのは非常に難しい…
そんなことを思う次第です。
明日は雨が降ったら、ハーベスターは使えません。雨がすごいと言うので急きょブルーシートをかぶせにいきまして、
ハーベスターが使えない中での稲刈りは稲架掛けしなければならず
三重から帰ってきて
その準備をしておりました…ついでに明日の弁当の準備もしておりました。
乾燥籾摺りの段取りが全部めちゃくちゃとなり、もう一度段取りをし直さなければならず…
イライラします…
思うようにならないし
ゆとりがないからね…
天をコントロールなどできないわけですからね…
だから、謙虚に徳を積み、天に見放されないようにすべく行い正しく見を慎むことが必要なんだろうな…
それが
敬天
なんだろう…
そう思って
段取りし直してます…