小原田家のソーラーシェアリング建設を寿ぐ | おやまだやまと公式ブログ『推譲(すいじょう)』

昨日今日と三重県鈴鹿市へ建設の支援をさせてもらった小原田家のソーラーシェアリング竣工に合わせて


小原田家と親戚でもある


樋口英明裁判長の講演


も絡めたイベントに私もソーラーシェアリングの実践者として40分ほどお話をさせてもらいました。



お寺の本堂で話すという大変珍しい機会も頂きました。


  
元々、空き家であった小原田家の実家に次女のきえさんが

結婚した旦那さん、まさるさんと山梨からの移住を決断…

20軒ほどの集落で高齢者のお父さんをなくした奥様が一人で住むという

ある意味では典型的な限界集落…

この今いる人達がいなくなってしまったら集落としてなくなってしまうであろう

そんな所に20代の若者が住み始めて様々な動きをしている

枯れ果てた

と思っていた井戸を復活させたり、荒れ地を少しずつ開墾したり、そしてエネルギーを自給するためにソーラーシェアリングを建ててしまった…

小原田さんが私のところを訪ねて来たのは確か5月頃だったと記憶しています。

そして、今は10月

わずか5ヶ月でソーラーシェアリングを建ててしまうという行動力は

私も兎に角、

理屈より実践なんだ!!

そう言ってものすごいスピードで形をつくりあげていると自負してる人間からしても

誠に早い
早すぎますね…

そのくらいのスピードでことを成し遂げてこの限界集落を再び以前にも増した魅力的なそれに蘇らせようとしている…

つくづく、まちづくりは

人こそ全て

だと改めて私に思わせてくれます…

やる気
本気度

意識の変革

気持ちがある人には

無限の可能性

があると私は思います。

昨日、樋口英明裁判長が大リーグで活躍する大谷翔平の言葉を引用して話をされていて

いいことを言ってました…

先入観は可能を
不可能にしてしまう

まさるさんは恐らく、相当なヤンチャをしていたのでしょう…話せばとても可愛らしく愛嬌もあって僕は好きですが

怖いとか思われるだろうし、事実、怒らせたら間違いなく怖い(笑)

しかし、行動力も半端ないが、頭の回転が速い、切り返しが実にセンスのいい言葉を発するのです…

普通はそんな言葉がとっさに出てこないよな〜とかいう反応をします…

頭がいいんです

だけど、見た目という先入観で見たら彼は周りからどう思われるのか?

それがある種の先入観です…

若いから信用ならない

まだ来て若い勢いで
色々とやられても

なんてこともあるのかもしれない…

でも、なんのしがらみもない、自由な若い二人がやりたいことをどんどん形にして

ドッグラン作ったり、
キッチンカーやったり、

ヤギを山梨から持ってきて
飼い始めたり





集落のにぎわいの創出に

1役も2役も
かっているわけです!

なんと尊くて美しいことか

過去なんてどーでもいい

大切なのは、今がどうか、そして、未来にどんな夢や希望を持てる行動をしようとしてるか…

だと私は思います…

若いってホントにいいな〜

心からそう思いました。

まちづくり地域づくりを学生時代から24年間やって来ている私から見ても実に素晴らしい挑戦をしてる

心からそう思います!

そんな二人の新たなる挑戦であるソーラーシェアリングという取組



これを支援することができたこと

私にとりましても

とても光栄なこと

です。

凄く嬉しいことです…

同志がまた一人増えた

そう思います。

これから、この二人がどんな集落づくりをしていくのか?

大いに楽しみです…

こーした若者の挑戦を大人たちがしっかり支えていく…時に激論もするかもしれない…でも、支援する…温かく見守る…

それが大人の見識だと僕は思います。

決して小田原の同族の経営者、政治家達、有力者たちのように足を引っ張ったり潰したりしないことです。

私はそうずっと自分に言い聞かせながらまちづくりを地域活性化をやっています。

かねてから私がずっと言っている

人間の生存に必要な

水、食料、エネルギー、お金

これを自分の手元足元においた地域づくりをする

地域自給圏
かなごて自給圏

こ~した取り組みをあらゆる政策の大前提に考えながらやっていく

それが地域を元気にしなやかで魅力的にするんだ…

それを三重県の鈴鹿でやり始めた小原田家の挑戦に

心からの最大限の敬意を表したいとおもいます。

なお

この小原田家の取組は10/28の小田原で行う樋口英明裁判長講演会に小原田1家で駆けつけて代表してきえさんがお話してくれます!



是非若者の実践の取り組みを聞きに来てください!!

樋口英明裁判長のこんな1面も終わったあとの飲み会で(笑)