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たまにはトラウマや過去や人間関係に関する「許せないこと」について書こう。
世の心理カウンセラー様やスピリチュアル系の方やセラピスト様たちはそれぞれにいろんなご意見をお持ちだと思うし、そういったことに関連する学術的な話もあるとは思うが。
それはそれで正しいと思う。
基本的にそういったことに関して絶対OK絶対NGはないと思っているのでね。
私は一貫して「許さなくてもいい」「解決しなくてもいい」の立場だ。
誰か許せない相手がいるとか、どうしても解決しない問題を昔から抱えているとかね。
まあこういった話は個別でしないと全員に対して共通ってことはないんでザックリにはなってしまうが。
もしあなたにどうしても許せない相手がいるとか、解決できない問題があるとかなら、少なくとも許せなくても解決しなくてもいいという考え方があることだけ知っておいてくれ。
一応理由を語るとだね。
許せたら超幸せになるのかっつーとそういうわけじゃない。
解決したら超金持ちになんのかっつーとそういう話じゃない。
「これが障害になっているから、自分は前に進めない」という幻想になっているケースが多いという話である。
むしろ、許せないヤツはいるけど私は超ハッピーだ、と断言できたらそれでいいわけだし、解決してないこともあるけどなんやかんやで幸せにやってますと言えたらそれでいいわけだよ。
時々例に挙げさせていただくが、十代の頃の事故により四肢がご自身の意志で動かせない方で、有名な起業家の方がいらっしゃる。
彼はひとりで食事をすることもできない。
首から下は全て動かせないからだ。
車椅子で、生活の全てをサポートしてもらいながら十代で起業し十代で年商一億円を達成させている。
これなあ、事故の原因とか文句言い始めたらそりゃキリがないのだが、早々にその状況を受け入れてそれでもと立ち上がり進んだ結果なわけだが。
目的を見誤るとおかしなことになるのさ。
相手を許すことや何かを解決することがあなたの目的じゃないってことだ。
あくまであなたが幸せになっていくことが目的なんであってね、生きる上で。
そこで、アレが解決してないから幸せになれない、と思い込み過ぎたら、どうせまた次の解決しないと幸せになれない何かが立ちはだかるものだ。
大前提として、生まれたら、生きていたら、山ほど人に出会うし山ほど妙な事件に出くわすものだ。
それを避けるには山奥で生まれて死ぬまで一人で誰とも会わずに暮らすしかない。
なぜって、全員価値観が違うし、全員自分が一番正しいと思いたいからだ。
だから、生まれた以上山奥一人引きこもりでもしない限りはそういうヤツと出逢うとか妙な出来事を経験するというのはある種、避けられないとも言える。
要は、そういったあれこれをどう扱うかの問題で。
そして、扱わなくてもいいということでもある。
つまり、許せないヤツをそのまま許せないヤツとしてほっといていいし、解決していない何かをそのまま解決しないで次に行くでもいいということだね。
無傷であることは理想でもなんでもない。
幸せであると言えるかどうかが理想なのだ。
フォーカスするところを変えていくのである。
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