二足の草鞋 -22ページ目

孤独な道標 【第十三章】~メス豚①~

【第十三章】
≪メス豚①≫

新しい職場環境は最悪だった。まず、周りが何を言ってるのか聞きとれない。田舎はこれだから嫌なんだ。この方言をこれから毎日聞き、いつしか俺もこの方言を知らず知らずのうちに使ってしまうのだろうか。

そして、もう一つ。総務部にいたメス豚。このメスが初日の会社帰りに俺に声をかけてきた。

「ねぇ、よかったらいまから一緒にご飯でも食べに連れてってよ。」

「はぁ?なんで俺がご飯に連れて行かないといけないんだよ。」

なんなんだコイツは?図々しいにも程がある。

「いいじゃない。こっちに来てわからないのはわかるけど、適当に連れてってよ。」

「嫌だね。もう今日は帰るんだ。じゃぁな。」
「じゃぁ、明日でもいいわよ。どっかに連れてってよ。」

「お前、俺とやりたいのか??」
「え?何それ?」
どうせ俺の身体が目当てなのだろう。はっきりと「やらせて下さい」と懇願すれば、素直に肉棒を入れてやる。それが出来ないならばこういうメス豚はさっさと排除するに限る。
「抱かれたいなら、ちゃんとお願いするんだな。」

「何言ってるの。バカじゃない。最低」

捨て台詞を言い、総務のメス豚は去っていった。
家に帰り、何をするでもなく食事をした後、ゲームをした。
これから、当分みるくに会えないのが辛い。みるくの側にいてやれないのが嫌だった。
ゲームを止め、PCを立ち上げ、アメブロのトップページからアメブロ会員登録をした。

今度のブログのタイトルはもう既に決めていた。
「正直日記」
タイトル:帰り道
『会社までは徒歩圏内。近いのはいいけど、住むのはまだ慣れない
 今日は残業でいま終わり、帰り道。総務の35才のメンクイ女に声をかけられたが、『俺に抱かれたいのか?』と言ったら
 「サイテー」と言って去っていった。
 いいんだよ、中身をみようともしないルックスだけで近づいてくるバカ女はいらねんだよ
 俺は決めたんだ。
 元彼女と一緒になれないのなら一生独りでいい。
 俺、本当に生きてる意味あるのかな?誰も俺を助けてくれない。つらい。もう…この世から消えたい。』
今日あった総務のメスのことでも書き、みるくのブログへペタをした。一度すれば、きっとみるくは読んでくれるだろう。余計なやつも読むだろうがな・・・。

次の日の朝、総務のメス豚が俺に声をかけてきた。