Chapter 2,682〜 -45ページ目

Chapter 2,682〜

非表示にしたものも含めると2,800話くらい?
これ8章。

リビングに薄っぺらい煎餅布団で腰が痛くなっても、

窓全開でもじっとり汗で体ぬたぬた、Tシャツを胸までめくるほどでも、

家で寝れるのは、いい。

幽霊も虫が飛び回るのも全然平気だけど、もう「どこでも寝れる人」ではなくなってるな。

 

 

「ソフトクリーム2つ買ってあるよ」関越で娘からLINE

 

17時半「どすん。」と玄関に機材を放り出し、廊下を歩きながら汗びっちょの服を脱ぎ洗濯機に「ぽいぽい」

mac立ち上げて撮影画像を読み込ませながらソフトクリーム「あむ」

洗濯機を回しながら機材を片付けて風呂を沸かして「クールバスクリン入れてゆっくり入ろう」

「オフロガワキマシタ♬」

え。ごめん、へとへとだからシャワーだけでいいよ。

 

不在中に箱で届いて娘が冷やしてくれてたノンアル(開けると泡が出るやつ)とインスタントの味噌汁、冷奴とめかぶと納豆とゆで卵で晩飯。

「あーこれこれ。こういう食事が一番だよー」独り言。

 

今夜雨は降らなさそうだから庭に洗濯物干して、玄関の機材を全部片付けて、これも不在中に届いて娘がハンガーに掛けてくれてたMA-1とPUMAのトレーナーを試着してサイズ確認。

ここまでで22時。

mac「しゅいぃ〜んん」画像処理中、任せて寝よう。

 

 

静かに鍵を開ける音がして娘が帰って来た。

?

らしい。

廊下を歩く音、部屋の扉を開ける音がしない。いつもの冷蔵庫「がさごそ」も聞こえない。

あり?

娘じゃない?

あれ俺『連れて帰って』来ちゃった?

え、でもこの家、諸先輩方が居るから新参者は大変かも(幽霊に年功序列てあるの?)

え。ひょっとして悪い人?泥棒とか?

え?でも何盗るの?

俺のギター?かさばるよ?軽くないよ?つか普通の人(???)は価値わからんでしょ?

 

くたびれてるから起きないでいーや。

 

泥棒とかだったら、少しとは言わずお金置いて行ってくれないかな。

 

寝たり起きたりで確認して、mac画像処理終了午前4時25分。

そのまま制作にファイルで納品。超非常識な時間だけど、まさかこの時間にメール確認しないでしょ。したらしたでいいよ。

「kenさんは山を降りてもこの時間まで仕事してます」だ。

4クール、撮影全部終了。

はぁ・・

いやまぁ・・

太もも筋肉痛、ふくらはぎから足の裏が熱持っちゃって湿布貼りまくり。と排尿痛(これは過労)

あー筋トレのメニュー組み直さないとだめだね、随分休んじゃったからね。

体が疲れ過ぎると脳に血が行かないのかな。考えがまとまらない(←今に始まったことじゃねーだろ)

次の仕事は出たら考えよう。

とりあえず今日は体を休めよう。

 

ただいまー

全部終わりましたー

帰るのが一人の家じゃないって、ありがたいな。

 

山。

また山。

そんで山。

日本の屋根に囲まれて、

そもそも昔の人は何でここに住んだんだろう?

 

小さな平野に密集してる街。

滔々と流れる用水路、小さな水門、街道沿いの埃を被った街並み、宿場の名残、破れたままの障子、強い陽光をキラキラと跳ね返す小学校のプール、オーバーパスの下の単線、待つ人の居ない小さな駅・・

何か懐かしい、とても懐かしい。

こういう街で生まれて一生を過ごす人生もあるんだろうな。

地元で働いて同級生と結婚して、家を建てて、土地安そうだもんな。幸せなんだろうな普通に。

俺も生まれ変わる事がもしあるなら、こういう街で毎日高い山に囲まれて、家族を作って、

 

 

ぜってーに、

 

やだ。

 

 

 

最終日。

全部終わった。

山を駆け下りて蕎麦食って名前も知らない有料道路をかっ飛んで、いつのまにやら上信道。

外気温計がじりじり上がってく。

 

16時前、県境を越えて都内。

制作の社長に終業連絡。

 

4クール全て終わりました。細かなことは多々ありますが概ね順調だったかと。

 

「お疲れ様でした。ありがとうございます」

「で、kenさんもう1本あるんだけど」

 

まじか。

 

3、4匹の鹿に腹を押され甘噛みされた感じで「びくんっ」驚いて目が覚めた。

 

鹿?

 

夢?

 

腹に軽く蹴られたようないくつかの違和感。

 

え。

誰か俺の腹の上でダンスを踊ったかい?

出来るなら綺麗な女の人希望。且つ、重くない人。

きじょーい?

とーいとーいはるか昔の朧げな記憶。

って、ばっかやろー

 

「小さな子供がきかん気を出して腹の上で足をじたばた」と言えなくもない感触。

 

あー

なるほどー

「出た」とも思えなくもないね。

だが、

俺のような『なんだかよくわからない現象』いっぱい経験者には、

 

身体中の筋肉が疲れまくってて腹筋が酷く痙攣したんだろなー

 

と理由付けしてしまう。

で、

何でもえっちぃことまっしぐら思考。

ほんと、幽霊も立場ないよな。

金縛りでちんこさわさわされて「あ。上手い」て思ったことあるし。

 

全方位色々と駄目な人だな。