Chapter 2,682〜 -32ページ目

Chapter 2,682〜

非表示にしたものも含めると2,800話くらい?
これ8章。

ぴざぴざぴざぴざぴざって10回言ってみな。

 

俺が今食いたいのは?

 

膝じゃねーよ。

 

 

せんば山には狸がおってさ♬

うちの近所にピザ屋があってさ♪

それを猟師が鉄砲で撃ってさ

それをkenさん持ち帰りで半額さーっ

※童謡「あんたがたどこさどこ中さ?」は、熊本県発祥と言われているが歌詞が肥後弁ではない為、埼玉県川越市発祥と云う説もある。その場合、船場山ではなく『仙波山』となる(←これほんと)

「どこちゅうだよ?」は俺の高校時代の他校生との友好的挨拶(←嘘。この後「んじゃ○○先輩知ってかよ?」と一触即発)

 

 

山を降りると何故かピザを食べる。

へとへとになって帰って来て娘に「ピザ買い行くぞー」

が、

今回は前述した様に諸々それどころじゃなかった。

 

 

カメラマンは(と言うよりもアーティストは)ばかだから『入っちゃってる』時にどんなケガをしようが痛みを感じない「そんなん後、後っ」「今それどこじゃねえっ」

でもね、

痛いもんは痛いの。

岩場を降りる時「あ。」「やったな。」

右膝の内側が「ぷっくり。」

曲がらん。曲げなくても痛い。

「今日が一番痛いんだろな〜」と思って早や4日、月日の流れるのは早いもので元気で居ますか?「きゅ。」と可愛いお尻は健在ですか?

こんなんさ、医者行ったって低周波びびび。と湿布してお終いでしょ?そらまぁ注射で関節の水「ずぅいぃ」て抜いてくれるかも知れないけど抜くなら別のもの〜♬

 

筋トレ出来ねんだよ。

上半身でもベンチでも結構足に力入るんだよね、ぷるぷるするんだよ。

ロケ行く前からサボりっぱなしー

いかんね。身体ダレる腹出るね。

ま、ギターは弾けるからさ。

 

 

一昨日、徹夜仕事で朝帰りで、ずーっと寝てた娘が午後起きて来てた。

おはようの代わりに、

 

ピザ食べたいんだけど。

 

「?」

「いいんじゃない?」

 

何でもいい。選んで。お腹壊してもいいからハラペーニョいっぱい食べたい。

 

「じゃ、これとこれとこれとこれをハーフアンドハーフで」

 

おしゃ。

買ってくらぁ。

 

「え。今?」

 

・・・そか。

夜でいっか。

んじゃ先に頼んでくらぁ。

 

 

リビングから庭のビーサン突っ掛けて「したたた・・」(←ばかだから痛み忘れてる)

 

 

 

スガシカオが脳内再生される季節が来るなぁ。

どうせ変わり映えしない冬だろけどさ。

 

 

お土産に地元有名店のチャーシューを戴いた。

 

 

まずい。

 

 

輪切り薄切りではなく、タレに漬け込んだサイコロ状の肉。いかにも『お肉屋さんの』て感じのビニール袋で300gくらい?容器に入ったタレも付いてる。

 

 

なんこれ?

 

 

ゆうめいなにくや。て何?

注文の多い料理店。みたいなもん?

なんだろーなーこれ。くずチャーシューみたいなもんなのかな?冷凍で頂いたので軽くレンチンしてタレで食べてみる。

 

 

だからまずい。

 

 

脂身が多すぎるんだよ。もちろんこういうのが好きな人も居るんだろけど。

タレがだめなんだよ。なんでラー油入れた?もちろんこういうのが好きな人って・・居るのか?

どーすっかなぁ。折角ご好意で戴いたんだしなー

気持ち的には冷蔵庫に自分の気に入らない物が入ってるのは気分悪いから「ぽい。」

んー・・・

非礼になるよなー

バチ当たるよなー(今以上いくら当たったって怖かねえ)

・・・・・

グリルの受け皿にアルミホイルを敷いて網にごろごろ肉を並べる。タイマーを2分30秒にセット(←根拠なし。勘)中火。

ジリジリぱちぱち。

手羽でも焼いたのか?てくらい油が落ちた肉を、思いつきでamazonで買った『150g 1200円の美味しい(と言われてる)塩』とワサビ醤油で、

これって牛なのかな豚なのかな?

おめーは馬鹿かチャーシューは焼豚だろ。

夏の忘れ物、めっきり飲まなくなった冷蔵庫のノンアルと。

 

 

得体の知れない東南アジアの屋台の食いもんが出来た。

 

 

原始の森との境、熊笹とススキの原が風で大きく波打っている。

ぼんやりと見えるのは俺の暗順応か星灯りか。

原生林の中でGITZO(三脚)にCanonを載せてさっきから座ってる。

寒い。

2000m超えのここまで機材を担いで登った汗が強い風で急激に冷える。

見上げればそびえる木々の隙間から満点の星、空が緑色に見えるほどの凄まじい星空。

冷くて手がかじかむ。

22時を過ぎた。

一人ぽつん。

霊的なものの怖さ、不気味さなど感じない。それも含めて半径100mは俺以外誰も居ない(はず)

もし、人の形をした何かが居たらそれはむしろ神に近い何かだと。

俺は徹底した無神論者だ。

でも、

音がする。

さっきから俺の後ろで何かが動いてる。

そりゃあ、ね。

居るでしょう。

人が暮らす場所ではないし、兎、狐、狸、鹿、猿も居るかも知れない。熊だったら俺ヤバいかなぁ。

死ぬのは怖くないしいつでもいいけど熊に生きたまま食われるのはなぁ・・痛いんだろなぁ。

 

 

冷え切った体で深夜、山を駆け降りて、温泉嫌いの俺がじっくり温泉に浸かって体を解凍して再加熱して。

スタッフで遅い夕食、てか夜食。

酒が入って話題は俺のこと(俺が飲まないからか)

 

「色んな経験をされて来て」

「ドラマか小説みたいな濃い人生を過ごされて」

「職業柄当たり前なのかも知れませんけど世界観が違いますよね」

 

違わないと写真撮れないですよね。

それに、

ほんとにしなくていい経験を山ほどして来て、そのほとんどは嫌な事でしたけど、

あー・・うーん、

しない方が良かったかな。

結果、大して肥やしになってないし。

もうたくさん。

早く死にたいです。

 

「kenさんそれって」

「そう思うのって」

「大切な人がそばに居ないからじゃないですか?」

 

そうなのかな?