雨の体育大会 ~その②~ | ×××えんちの事情×××

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 これは昨日の・・・雨の体育大会 ~その①~ の続きになっています。


 雨はポツリポツリと落ちてきて、

 それは、やがてシトシトと・・・断続的に降り出した。

 子供たちはすでに家を出てしまった。

 私はすでに弁当を作り終えてしまった。

 今さら、中止はないだろう。
 



 8時30分―――――。

 開会式は9時からだ。

 そろそろ家を出なければ・・・

 まさかこの雨の中、早々と場所取りをする人などいないだろう。

 えんち家が座るトコくらいあるわよ・・・と

 ちょっと余裕かまして学校へ向かった。

 指定の駐車場はほぼ満車に近かった。




 




 焦る・・・あせる 




 グラウンドへ急ぐ。

 旦那の知人に声をかけられた。




 あれ?まだ来てなかったん?

 じゃ、あのテーブルはお宅とちゃうんやな?





 えんち家の運動会での観戦位置とスタイルは、みなの知るところであり

 かなり定番のようだった。いつものトコにしたら?次女もそう言っていた位だ!




 知人のそのひと言に、さらに焦る。

 自然と歩みは速くなる。









  

   ガーン!!場所がないじょぉ~!!




 





 トラックの周り・・・前方の席はすでに空きはなく、

 シートがびっちりと敷かれていた・・・

 せっかくこの雨の中・・・

 重たいのに頑張って担いできたキャンピングテーブルを

 セットするスペースがないなんて・・・









 









 しばし、呆然と立ち尽くす。

 そして・・・えんち、気がついた。あっ!
 
 今、立ってるこの場所があるじゃないかっ!

 赤組応援席と集合場所の間にポッカリと空いたスペース。

 6・・・と消石灰で大きく記されていた。やっぱりここはダメなのかなぁ・・・




 この場所が欲しいっ!




 悩んでいてもラチがあかないし、突っ立ってるわけにもいかない。




 直談判するしかないっ!
 



 赤組の応援席にいる数人の先生の中から、

 いかにも人の良さそうな、ダメと言えないタイプの

 まだ先生としては青そうな女の先生を目で追った。

 えんち、念力を送る。

 目が合う。

 自分の運の強さに惚れ惚れとする瞬間である。




 あのぉ~、この場所って座っちゃダメですよね?




 ちょっと困った顔を前面に出してみた。

 チビもいるもので・・・と、同情も誘ってみた。




 えぇ、そこなら大丈夫だと思いますからどうぞ。

 本当は6年生の応援席だったんですけど

 雨降りですし、みんながテントに入れるように

 席を詰めたので、この場所は使わなくなったんです。


 



  

   ウヒョウヒョウヒョウヒョ~!!


 


 えんちは思った。

 自分の事ながら、えぇ仕事しとるなぁ~・・・と。

 機転の利いたえんちのこの仕事ぶりには、はなまるをあげたい・・・。

 


 




 場所は確保できた。

 傘を差しながら、テーブルをセットして、

 傘を差しながら着席。

 


 9時―――――。

 この雨の降る中・・・開会式は始まった。

 


雨の体育大会~その③~ へ続く 


 


 昨日の反省が見られません。

 その②で書き終わる予定だった記事に、終わりが見えません。

 申し訳ないのですが、明日またここへ来て下さい。

 きっと明日で完結となるでしょう。ほんまやなぁ・・・( ̄_ ̄)じろっ

 完結うんぬんより、この際、簡潔で頼むっ!と声が聞こえてきそうです。

 お帰りの際、左から順番に 簡 潔 希 望 をクリックして下さい。

 また、ちょびっと反省します。この反省がその③で生かされますように・・・。


 
    

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 ★`゜・:*:・。、゜・:*:・ 小話をひとつ・:*:・゜、。・:*:・゜`★


 洗濯物をタンスに片付けるえんち。

 たまたま近くにいた旦那が・・・

 奥のほうに隠してしまってあった・・・

 真新しく、見慣れない下着に気が付いたようだった。

 あれ・・・こんなの持ってた?今日、これにしたら?

 シルクのサラサラッと触り心地のよい下着だ。

 色柄共におしゃれである・・・ポリポリ f  ̄. ̄*)

 ダメ!これは勝負パンツやから、とっとくのっ!

 は?勝負?いつ、誰と勝負するんやってー!

 あ・・・

 確かに・・・

 なるほど・・・

 ・・・と、妙に納得したえんちだった。

 おわり。