10月20日・・・この日に産まれる予定だった未来。
なのに、どうしたことか・・・
早くお父さん、お母さんに会いたくなったのか?
それともあわてんぼうだったのか?
予定より2週間も早い、10月7日に未来は産まれました。
そのせいか体重は2560gと、
やや小さめのまだまだ未熟な赤ちゃんでした。
産まれて5日目に新生児黄疸という症状が出て、
その治療を受けることになりました。
裸んぼうにされ、目隠しをされ、『光の国』と呼ばれる
紫外線の中へ入れられました。
その治療は24時間中、ずっと続けられたので、
新生児室のカーテン(お披露目)が開く時も、
他の赤ちゃんはすやすやとベッドに寝てるのに、
未来の姿だけ・・・そこにはなかったのです。
お母さんはとても心配でした。
他のお母さん達は嬉しそうにニコニコしながら、
自分達の赤ちゃんを見つめます。
それなのに、お母さんは未来に会うことができませんでした。
1人・・・病室のベッドで泣きました。
夜中に赤ちゃんの鳴き声がすると、
未来が泣いているのか?と思い、
かわいそうで眠ってなどいられず、
暗い廊下に出て未来のいる部屋の前で、
お母さんも一緒に泣きました。
『目隠しなんて嫌だよね、裸んぼうは怖いよね』
・・・と、泣きました。でも・・・
『がんばれ!未来。早く良くなるんだよ』
『良くなったら、い~っぱい抱っこしてあげるからね、がんばれ!』
・・・と、お母さんはずっと祈りました。
3日間の治療の末、未来はやっと元気になりました。
そしてお母さんにぎゅ~~~っと抱っこされて、退院しました。
小さく産まれた未来を、周りの人は誰もが口をそろえて
『細いね、小さいね』と言ったけど
今、未来はそんなことをちょっとも感じさせないくらい、
大きくなりましたね。
体だけじゃなく、心も大きく成長しているのが、
とても嬉しく思います。
未来の何にでも真剣に取り組む姿が好きです。
ちょっと誉めると、その何倍もの笑顔を
返してくれるところが好きです。
好奇心が旺盛で、おっちょこちょいの未来だけど、
お母さんには自慢の娘です。
覚えていてください。
お母さんにとって、未来は他の何にもかえられない
大事な大事な娘なんだ・・・という事を・・・!
いつも叱ってばかりで、ごめんね。
お母さんより
*小学2年生の国語で『おへそってなぁに』という、
お母さんとへその緒の学習をした時に、
お母さんから子供達へ、手紙を贈ることになりました。
それを書き写してみました・・・((^┰^))ゞ テヘヘ
この手紙をそれぞれ立って、
1人づつ発表することになったのですが、
朗読してるうちに、涙があふれそうになったそうです。
それを必死でこらえていたんだ・・・と、
学校から帰った未来が、目をうるうるにして私に言いました。
『こんなこと書かんといてよ~、涙でるやんかぁ~』
号(┳◇┳)泣
その姿にあろうことか、私まで 感(┳∧┳)動
キッチンの隅で、2人抱き合って泣いてしまいました。
・・・・・変な親子・・・・・(*≧m≦*)ププッ

それぞれをポチッと愛のトリプルクリックよろしくお願いしますっ!