崖の上のポニョ(ネタバレ注意) その3 | 縁茶亭茶話

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地味に地道に生活している一般人が綴る、ごくごくありふれた日常

 今日は明るくからっとツッコミを入れたいと思います。

 いやもうホント、つっこみだしたらきりがない話ですので……。


 さて、まずは宗介とポニョの出会いから。

 海辺で、瓶にはまって動けない魚を見つけた宗介君、迷わず「金魚だ」と言います。


 海に金魚はいない。

 ってか、どう見ても金魚じゃないだろ、それ。


 観客のつっこみを知ってか知らずか、宗介は金魚(?)を助けるべく、瓶の外にはみ出している下腹部分をつまんで思いっきり引っぱりました。


 おいおいおい、そんなことしたら死んでしまうがな。

 腹が潰れるだろ、普通。


 しかし、魚はぽにょぽにょと弾力があり、全然平気です。(気絶してるけど)


 ゴム製か!? お前は。


 魚が瓶から抜けないので、宗介は瓶を岩の上に置き、別の岩を拾い上げると、瓶に向かって振り下ろしました。


 潰れる!

 普通は絶対に、瓶も割れるが魚も一緒にべちょっといく!(スプラッタな表現でごめんなさい)


 運が良かったか力加減したのか、それともアニメのお約束か、無事に瓶だけ割れ、魚は取り出すことができました。

 魚をバケツに入れ、外の水道から水を入れる宗介。

 海水じゃなくていいのか?という観客の心配を余所に、宗介の優しさが通じたのか、魚は息を吹き返し、元気に泳ぎ回るようになりました。

 時折水を吹き出す姿は、どう見ても普通の金魚、いや魚ですらないような気がしますが……とにかく宗介はその魚が気に入り、保育園に連れて行くことにします。

 保育園にはお母さんの車で行くのですが、このお母さんも、「金魚」という宗介の言葉に動じません。


 いやだからそれって、どう見ても金魚じゃないでしょ。


 しかもこの金魚(?)、宗介のサンドイッチからハムを奪い取って食べてしまう始末。

 怖いってば。


 さて、その後少しいろいろあって、今度は宗介ママが働く老人ホーム。

 既に顔見知りとなっている宗介は、仲良しのお婆ちゃんたちに「金魚~」と見せてまわります。

「あらあら、かわいいわねぇ」と言うお婆ちゃんたち。


 そうか? 本当にかわいいか、それ??

 っていうかそれ以前の問題として、どう見てもそれって金魚じゃなくて……

 

 観客がそろそろツッコミ疲れてきた頃、ちょっとひねくれもののお婆ちゃんが叫びました。


「ひぃぃ~っ、人面魚! 気持ち悪い!!」


 それ正解!



 何があっても不思議じゃないメルヘン世界の住人なんだろうか、と諦めかけていたところにこの言葉。

 ポニョの世界は、ちゃんと現実世界とリンクしていたのでした。


 他にもツッコミ出すときりがないのですが、とりあえずはそんなところで。