低用量ピルであろうと、超低用量ピルであろうと、もちろん中用量ピルでも
服用開始のマイナートラブル(軽度の吐き気や不正出血など)は、
服用を継続していくとともに体も慣れてきて、次第に落ち着いてくるものです![]()
実際のところ、何のトラブルもないことも多いため、「もしかして調子が悪くなっちゃうんじゃ…
」
と心配していた女性が拍子抜けしてしまうことはよくある話です。
ピルを服用している方に1番知っておいて欲しいことは、
最初のマイナートラブルのことよりも、
ピルには、“血栓症のリスク”がある、ということ。
ここでいう血栓症は、主に深部静脈血栓症。
これは、服用開始して3~4か月までが特に発症率が高いのですが、
服用を継続していくとともに、発症率も落ち着いてきます。
とはいえ、ピルを服用していない女性に比べると高いことは間違いなく、
そして、年齢が高くなればなるにつれて、血栓症のリスクも高くなることから
今年の1月に40代のピルを考える【血栓症①~③】とシリーズで書いています。
40代のピルを考えるシリーズに血栓症を入れてしまったのですが![]()
若い女性に血栓症が起きないわけではないので、10~20代の女性も是非ご一読くださいね![]()
血栓症に関して言えば、予測ができないんですよね![]()
血栓の素因があるかないか、の検査はある程度可能ですが、
血栓症ができる、できないの予測は、残念ながらできません
何か“症状”があって、初めて「血栓があるかないか」の検査に進みます。
何も症状がない状態で検査したところで、「今は大丈夫ですよ
」でしかなく、
明日、明後日、が大丈夫なわけではありません![]()
血栓症のリスクは低用量ピルであろうと超低用量ピルであろうと、種類に関係なくリスクはあります。
気になる症状があった時に、いつも処方してもらっている婦人科に相談する![]()
気になる症状があって、例えば循環器科や脳外科などを受診する時には、
必ずピルを服用していることを伝えてください![]()
気になる症状とは、以下の症状です。
ふくらはぎの痛み、むくみ、違和感 (片側のみの場合が多い。握ると痛みが増強)
鋭い胸の痛み、突然の息切れ
激しい頭痛
視覚・言語障害(視野狭窄・舌のもつれなど)、手足のしびれ
激しい腹痛
血栓症も初期に発見&治療ができると、その後の後遺症もなく過ごせるのですが、
出来た血栓が、肺
や脳
に飛んでしまうと命取りになってしまいます![]()
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ピルに限らず、薬を服用するということは、市販薬であろうと処方薬であろうと、“副作用”はあって、
それは軽度のものから重篤なものまであります。
ピルを処方している病院・クリニックにとってピルで1番怖い、重篤な副作用は血栓症であり、いかにして、服用している方たちが、アレ?変だな?と思えるか、そして、そう思った時に相談してもらえるか...
血栓症の予後は、早期に発見できるかどうかにかかっています![]()
アレ?変だな?と思って検査して、なんともなければ安心
ですからね![]()
ピル服用中の皆さま、アレ?変だな?というサインは見て見ぬふりせずに、相談してくださいね![]()






