昔は、色盲・色弱という言葉だったのが、色覚異常になり、
この9月には、日本遺伝学会が色覚異常を『色覚多様性』に用語の改訂を決め、
文科省にも改訂を要請した、というニュースが少し前に流れてきました。
日本人では、男性の約5%、女性だと0.2%が色覚多様性と言われています。
小学生の時に個別でこのような図を何枚か見せられたことがある方も多いかと思いますが(色覚検査)、
「大半は支障なく学校生活を送ることが可能であることが明らかになってきていること、
これまで、色覚異常を有する児童生徒への配慮を指導してきていること」を理由として、
2002年を最後に学校でこの検査をしなくなりました。
その結果、自身が色覚多様性と知らずに成長した子どもたちが、
就職の際に、一部の職種につけないということがあり(鉄道の運転手やパイロット、航空整備士など)、
昨年から再度小学校でこの検査を希望者にすることになったことを、
「色覚多様性」という言葉からちょこちょこと調べて知りました。
自分の興味のある分野以外のことって、本当に知らないものです
今は特殊な眼鏡をかけることで、補正されるんですね
この動画を見て、科学の進歩を素晴らしく感じたのでした
それにしても、色覚多様性...って言葉になんか違和感です
うーん。これって「多様性」なのしっくりこないなぁ。