我が家が抱える要介護者が2名になってから2ヶ月が過ぎようとしています。
一昨年 義父が急逝し、義母が認知症で日常生活全般に介助を要する状態が判明。
知人が運営する福祉系企業が運営する有料老人ホームに入居してもらっています。
そして、今年からは実父が認知症で 『要介護度1』
しかも、新型コロナウィルス感染症による外出や交流の制限により ADLと認知機能の低下、日常生活リズムの乱れなど課題は 盛沢山
「とりあえずは 週1回のデイサービスから始めてみようか。」
と、軽い気持ちで家族はいたのですが
これが意外なほどに難航することになりました。
1ヶ所目のデイサービスでは お試し利用が終わり、
本契約後の初日に なんと忘れられました
予定の送迎時間から30分以上過ぎてから 若いスタッフが来訪。
「すいませ~ん、忘れて通り過ぎちゃいました~ 」
… ちょっと待て。悪びれることもなく それかい (_ _|||)
そして、この数日後に一過性の意識消失で救急搬送騒ぎだったので
デイサービスでの様子などの情報収集をしようと思ったら
『利用記録』が渡されていないことが判明。
事業所に連絡したら 「次に作っておきます。」と。
これで、弟と母の不信感が生じ お断りする事態になりました。
2ヶ所目は 2回目から父が「行きたくない…」と駄々をこね、仮病まで使う状態に
話しを聞くと 理由は以下の3つ
① 女性が多く、うるさい。男性もいるが、話をしている最中に居眠りをする
→ うんうん、うちの事業所もそんな感じだわ。で?
…っていうか、父ちゃんの話 ∞(無限ループ)なんだもん。
② ラジオ体操を一緒にやるくらいで、他にやることがない
→ あちゃ~、これは うちの事業所でもあるわ。
スタッフが業務をこなすのに一生懸命で 利用者が放置されているパターンか
③ メシがまずい
→ こればっかりはな…
でも、父ちゃんの偏食やこだわりも ひどいぞ
とりあえず、担当ケアマネージャーに相談したら すぐに動いてくれました。
しかし、父は「腰痛が治ったら行く」と。
おい、父ちゃん! その腰痛は10年物じゃないか!!
今日明日で 治らないだろうが
その後 よくよく話を聞いたら
「次の施設に行っても ダメだったら断るのが申し訳ない…」
まぁ 父には父の理由があったんですね。
そんなわけで、しばらく色々なところをお試し利用してみてから決めることにしました。
しかし、こうは言っても この2つのデイサービスのようなことを
実は 自分が勤務する事業所でも心当たりがあります。
スタッフとして「だって、忙しくて…」を理由にして、利用者さんのこと考えられていたのかな。
現職に非常勤として留まることもできたけど、退職を甘受したのは このことがありました。
通いの時の利用者さんを ふと よく見ると、
つまらなそうにテレビを見ているだけの人
居眠りをしている人
スタッフに声をかけても「すいません、少し待っててもらえます?」が何回も続くのでキレる人
放っておかれて不穏になったり イライラする人など
本当に 私 これがやりたかったのかな…
そう思ったら モチベーションが急降下したのです。
「どこも一緒。だったら、何がしたいの?!」
と言われたら、答えに詰まってしまいますけど
ともかく 左足関節の骨折で時間もできたことだし、
これをチャンスだと思って 色々なことと ちゃんと向き合ってみよう。
もしかしたら このために三峯神社でコケた(コケさせられた?)のは
このためだったのかも しれないですね。
有意義な自宅療養になるように 頑張ろうっと