「おいしー!」
「お姉ちゃんが作ってくれたごはんおいしいね!」
日曜日、小学5年生が作ってくれた晩御飯を家族で食べました。
下の兄弟たちの感想を聞いて本人は「作って良かった!」「私もうれしい!」。
うんうん。母は晩御飯作ってもらえて楽させてもらい、
兄弟はお姉ちゃんが作ってくれたご飯を「おいしい!」と食べ、
本人も「うれしい!」という。
まさに三方良し。
そして気づきました。
これって、「働く」ことの基本なのでは?
今日は「お手伝い」と「働く」ことについて考えてみます。
「働く」ってつまり「傍(はた)」を「楽」にすること
「働く」とは「傍(はた)」を「楽」にすること。
新入社員の頃、研修期間中にお話しいただいたのがこの言葉。
その頃は「なるほどー」と聞いていましたが、日々の仕事の中でその感覚は薄れていき・・・
忘れてました・・・。
でも、今回、娘が晩御飯を作ってくれたことで思い出したんです。
実は今日も晩御飯は私が作るつもりでした。
でも、日曜日って、みんなお休みな訳です。
その中で、親だけがいつも通り動かなくてもよいのでは、とふと思って、「晩御飯作ってくれる?」と投げかけてみました。
やってみないとできるようになりませんしね。
そしたら「わかったー」と、案外あっさり引き受けてくれ、「傍(はた)」の私は「楽」に。(他の家事やってましたけどね)
そして、冒頭のセリフ。
晩御飯を作った本人が「私もうれしい」。
お手伝いは働くことの基本を学べる?!
彼女は晩御飯を作って「傍を楽にし」、家族に食べてもらって喜んでもらい、「ありがとう」をもらい、自分も「うれしい」となりました。
これって、働くことの基本である「誰かに喜んでもらって、ありがとうとお金をいただく」のと同じじゃないかと。
もちろん、家庭の中のことなので、お金は発生しませんが、晩御飯を作るという「サービス」を提供し、喜んでもらい「ありがとう」を受け取った。
自分もうれしい。相手もうれしい。(そして母もうれしい)
こんな体験を重ねていったら、
人に喜んでもらうと自分もうれしい、だったり
自分も人に喜んでもらえることができる(自己効力感)だったり
またやってみよう、という気持ちだったり
育めちゃう!
お手伝いってすごーい!
子どもがお手伝いをしてくれる声かけのコツ
みんながうれしい「お手伝い」。
うちの子は全然やってくれないわ、という方もいるかもしれません。
そんなときのコツ。
それは「お願いをする」こと。
「○〇やって!」だと、「え~」となってしまいがち。
大人でも、「これやっといて!」って言われたら、あんまり良い気分ではありませんよね。
だから
「これ、手伝ってもらえるかなー?」とか
「ちょっと助けて~!」など、子どもに「お願い」してみるんです。
そしたら案外助けてくれます。
子どもがやってくれたら「ありがとう~!助かった~!」ときちんとお礼を伝えましょう。
お手伝いをお願いするときは、まずは簡単なものから。
「自分でやった方が速い」
「お手伝いをお願いするほどでもない」
って思っても、あえてお願いしてみましょう。
親が楽するためではありません(結果的に楽になってうれしいけれど)。
子どもが自分でできることを増やすためです。
お手伝いを通して
人が喜ぶことをする
自分にもできる
事を学べると、大きくなってから「働く」にもつながっていくと思うのです。
だから、あえての「お願い」をしてみましょ。
最初は教えるのに手間がかかるかもしれません。
仕上がりに満足できないこともあるでしょう。
それでも、子どものより良い未来へとつながっていくことを願って。
小さなことからやってみてくださいね。
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