選択肢を多く持っておくことは大事 | Re-Grow~やりたい事を見つけたい親子へ

Re-Grow~やりたい事を見つけたい親子へ

やりたい事が特にない子どもを見ると
「この子将来大丈夫かしら」と不安になるママに
お互いがやりたい事を見つけ自立した関係になるヒントを伝えるブログ

今、やりたいことが何もない、興味のある分野も特にないというあなたへ。

 

そんな自分はダメだと落ち込む必要はありません。

 

まず、「やりたいこと」が分からないと悩んでいる大人はたくさんいます。

 

進路を決めるときになって、「やりたいことがない」と悩む高校生もたくさんいるのです。

 

むしろ、早くから「やりたいこと」が分かっている人は少ないのではないでしょうか?

 

「やりたいこと」が見つかれば、毎日が未来に向かって生きていけるように感じ、努力できるようになる。「やりたいこと」さえわかれば私だって・・・。

 

こんな考え方だと、しんどくなってしまいます。

 

「やりたいこと」はある日突然わかるかもしれませんし、悩んだ末にやっと「これかな?」と見えてくるかもしれません。

 

いつ見つかるかも分からない「やりたいこと」だけを求めて、毎日がおろそかになるのも本末転倒です。

 

それでも、進路希望を出さないといけない、進学先を考えなければならない、という場合もあります。

 

では、どうしたら良いのでしょうか?

 

やりたいことも、特に興味のある分野もないなら、「選択肢を多く持てるようにしておく」のはいかがでしょうか?

 

例えば、算数が苦手だから、もうわからなくてもいいや・・・とあきらめてしまうと、理系の科目が必要な進路を少し狭めることになるかもしれません。

 

ですから、せめて小学校の勉強までは、分かるようにしておく。

 

なんだ、結局勉強しろって話か・・・と思ったあなた!

 

どんな仕事をするにしろ、どんな人と関わっていくにしろ、文章を読み、理解し、論理的考え、相手の気持ちを想像し、言葉にして相手に伝えることは必要です。

 

学校ではその訓練ができるのです。

 

もし、苦手な分野があった場合は「苦手なことでも頑張る方法」「不機嫌にならずに取り組む方法」などを練習していると思いましょう。

 

勉強だけでなく、少しでも「やってみようかな」と思ったことはどんどんやってみましょう。

 

やってみたら、もっとやりたくなるかもしれませんし、「なんか違う」と感じるかもしれません。

 

どちらにしろ経験することで学ぶことは多いですね。

 

そうしているうちに、あなたの様々なスキルは磨かれていきます。

 

「やりたいこと」が見つかっても、見つからなくても、あなたの得たスキルはあなたを助けてくれるはずです。

 

今やりたいことが何もないなら、「選択肢を広げる」という視点から考えてみてくださいね。