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En attendant Boolean  ~ブーリアンを待ちながら~

このまま何も起こらないんじゃないかと思えるほど長いRhinocerosのブーリアン待ちの時間を利用して、サミュエル・ベケットへのオマージュを綴るですよ
  嘘八百とか口から出まかせとか欺瞞とか韜晦とかあることないこと満載のいんちきブログですか?

今年の免許更新で、生まれて初めて金の免許を貰いました、せら蔵です。ペコリ。
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嬉しいながらもしかし。
今回当たった写真係(女性)は、とにかく注文の多い写真屋さんでした。
曰く
「(肩にかけた)バッグをおろしてください」
「フードが映ってしまうのでコートを脱いでください」
「メガネをもっと上げてください」
こんなに注意されてる人が他にいなかったってことは、よくよく私が不注意だからでしょうか???

メガネはこれ以上上がらないところまで上げても

「もっと上げてください」

都合四回言われました。
なんですか、お給金に対する不満とか、胸の谷間に関する鬱憤でも溜まっておられたのかしらん。
しかしそれを私にいわれてもなぁ。

結局、「こういうデザインのメガネなんです、すみません。」と言えば
「じゃあ、メガネも外してください」

もちろんこの後、満遍なく生クリームを塗りこんだり、体中に塩を揉みこむように言われ、恐怖のあまり顔をくしゃくしゃの紙屑のようにして泣きじゃくったのはご想像の通りですが、地元の猟師さんが助けてくれました。

こうして、猟師の持ってきた団子を食べ、途中で十円だけ山鳥を買って、お家に帰ったのです。
しかし、いっぺん紙屑のようになった顔だけは、お家に帰っても、お湯に入っても、もう、元の通りにはなりませんでした。

免許の写真がくしゃくしゃに見えるのは、この様な顛末の所為なのです。
ええ、ええ、ええ。




おや?
よもや、今日がエイプリルフールだからと言って、私の話をお疑いではありますまいな?

私が金の免許を貰えたのは、免許を泉に落とした時に、「私が落としたのは普通の免許です」と正直に答えたおかげなのです。
こんなに正直者の私をお疑いになるだなんて、あなたもお人が悪いなぁ。

あ、もっと正直に言えば、銀の免許は手元にありません。
帰り道、何でも「王子のお使いで貧しい人々に金箔を配っている」とかいうツバメさんに出会ったものですから、何かの足しになるかと思い差し上げてしまったのです。
ええ。

なにしろ私は正直者の上に、慎み深ーい人間ですからして。
ええ、ええ、ええ、ええ。

参考文献:宮沢賢治 注文の多い料理店【青空文庫】
銀座和光で、実物が見られるそうです。
Gianmaria Buccellatiのリング
(↑リンク先では豪奢なハイジュエリーの数々がご覧になれます)
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ジュエリーCADの練習にと、ジュエリーの画像を検索しては、それを模倣する毎日なのですが、こればかりはCADで作るのは申し訳ないような気持になりました。

ジュエリーCADというのは、大まかなサイズの指定や、磨きの道具を入れる為のクリアランスなどの制約はあっても、全ての数値が細かく指定されているようなものではありません。
そんなところが、工業系や建築系でCADをお使いになる方から見ると「ふざけてる」のだそうですが(笑)

しかし冒頭の画像のリングは、CADでは絶対に守らなければいけないとされている数値さえも、あっさりと、なかったことにしています。
細工には、髪の毛ほど太さの糸のこを使い、磨きの道具が入らないところは、シルクの糸に磨き粉をつけ、手で磨くのだそうです。
機械を使っては作れない本物の芸術品というのは、こうものなのでしょうね。

ジュエリーの神様がいるのなら。
多分彼女は穏やかな微笑みを湛えながら、こう言ったことでしょう。
「あなたには、到底たどり着けない場所に私はいるのですよ」

ちょっとだけ、ジュエリーの神様に笑われてしまったような気持ちになりました。
今年の復活祭は4月4日ですな~
イースターエッグと言えばロマノフ朝のファルベジェが有名です。
http://www.treasuresofimperialrussia.com
(Link of Times社 )

http://andrejkoymasky.com/liv/fab/fab00.html
(個人サイト:ANDREJ KOYMASKYさんのHP ファルベジェの部屋)

モノによっては、11億円なんてお値段がついたりしたんだそうですのよ!奥様!!
ポカーンポカーンですわよ!ポカーンポカーン

その点庶民には、スロベニアの職人Franc Gromさんが作るこんな↓イースターエッグの方が好感が持てるかも。

ジュエリー並みに華やかで、幻想的な美しさのイースターエッグ達。

En attendant Boolean  ~ブーリアンを待ちながら~-1

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これはこれで、ポカーンポカーンとしちゃうんですけどね。
ポカーンの後に、なぜだか厳粛な気持ちになるんですけどね。

卵からうまれたリリシズム。
神々しい。


葉っぱ
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ライノは答えがたくさんあるパズルみたいだ。
2Dのデザイン画を立体化するために
どうアプローチするか
どうコマンドを組み合わせるか
そのパズルを解くのが楽しい。

アメーバピグのゲームでは
オセロも絵合わせも算術も大富豪も
びっくりするほどヨワヨワで
小学生からやり直したくなったけど
なんなら受精卵の着床あたりからやり直したいけど

時間はかかっても丁寧に
サーフェスが張れれば
今は幸せ。

追記:
お師匠は、ほめ言葉のスキルがメキメキ上がっておられると思います(笑)
ライノセラスを使う時、私の手のホームポジションは
右手→マウス
左手→キーボード
そして、Windowsの標準的なキーボードのDeleteキーは右端の一番上。

必然的に、Deleteキーを使う時は左手を右の端まで移動しなければならず、ものぐさ者の私は「もっと近いところに配置しときなさいよ!きぃぃぃぃぃーーー!!」となることが度々。
右手をマウスから離すのはさらに嫌(ただのワガママ)なので、テンキーを左に配置するほどのズボラなんですもの。

ところが先日、調べ物の途中で見つけたこんな一文。
「Jw_Cadでは削除は“D”キーなのです!」
なにそれ、羨ましい!
物は試し、とライノで"D"をタイプしてみたら…

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やっだ!!
"D"から始まるコマンドの候補の筆頭はDeleteじゃないの!
ってことは
"D"をタイプ→右クリックでEnter
って操作すれば、遥か彼方のキーまで左手を移動させなくて済むじゃない!!!

という大発見を、興奮気味にお師匠にメールしましたところ

「普通にDeleteキーでよくね?」

・・・
・・・
・・・。

うん。冷静になった。
なってみてわかった。
普通にDeleteキーで十分でしたww
習慣とは恐ろしいもので今日だって、なちゅらーるにDeleteキー押してるしwww

なんだ私、「Deleteキーが遠すぎるわよ」とか言って、ゴネてみたかっただけかもしれませんww
サーセンwwwww

Deleteキーが近ければ近いで、どうせ私みたいな手合いは
「間違って押しちゃったじゃないのよ!もっと遠くに配置しときなさいよ!きぃぃぃぃーーーーーー!!!」と言い出すのが目に見えているので、こんな粗忽者対策として、Deleteキーは遠くに配置してあるんでしょう。

そんな、Deleteキーが遠いお陰で実は助かっている迂闊な人間のお話でした。ペコリ。