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M3遣いのブログ

ライカではなく、BMWのほうです(^^ゞ
日々想うことをまったりと・・・

「私は、やりたくありません。」



彼女のその言葉に、僕だけでなくその場にいた全員が凍りつきました



業務の拡張についてスタッフで話し合いをしていた最中の、唐突な発言でした




僕「それはなぜですか?」



彼女「私自身のワークライフバランスを考えた時に、時間外労働の可能性がある業務拡張には反対します」



「僕だってやりたくはないですよ。でも、顧客の要請だし、コロナ前にはやっていたことだからやらざるを得ないと思います」



「そんなに言うのなら、時間外になる時は〇〇さん(僕のこと)が全部対応すればいいと思います」



取り付く島もない



しばらく議論を重ねましたが、結論は持ち越しになりました



会議が終わって彼女に声をかける



「さっきの件で、ちょっと話をしたいんだけど」



「私は話したくありません。〇〇さんがやれば解決するんだから議論する必要はないと思います」



ここは深追いしない方がよさそう




彼女が外回りの仕事に出ると、同僚たちが堰を切ったように喋り出す



「あれはないよね」


「何を考えているのかしら」


僕が言いたいよ




翌日は、朝から数時間、彼女と僕だけの勤務でした



「昨日のことだけど」



「話したくありません」



ここで諦めてしまったら、関係そのものが切れてしまうと思い、辛抱強く時間をかけて注意深く話しかけました



ようやく話を聞いてくれるようになった



「(時間外になることがあれば)基本的に僕が対応します。でも、どうしても対応できないケースがあるかもしれない。その時だけでもやってもらえませんか?」



「嫌です」



「・・・」



「ここは何でも言える職場だと思って「やりたくない」と自分の気持ちを正直に言いました。でも、そうではなかったんですね」



いやいや、プライベートならともかく、仕事の話をしているんだが・・




数日後、とある定型業務の日程が決まったので、彼女にその業務に従事するよう伝えました



すると、



「前から思ってたんですが、私がその業務に従事する必要性が理解できません。」



「あなたは担当(の1人)ですから、従事してください」



「私の専門性に照らして、従事しなくても後から報告を貰えば事足りると思います」



彼女はコロナ禍の4年間、様々な業務が制限された状況に慣れてしまって、コロナ前に戻ろうとしている現在の変化を過重な負担増と捉えているのかもしれない




彼女に「何でも言える職場」と思ってもらっていたことはありがたいけれど、仕事上の意見を出しやすいことと、自分の気持ちを自由に発言することは根本から違うと思っています



そのことを彼女に勘違いさせてしまっていたことと、その事で職場全体に不協和音を生じさせてしまったことはまさに自分の責任であることを痛感しています




仕事というのは、余程の理不尽がなければ、やれと言われたら自分が嫌だと思っても苦手な分野でも「はい、わかりました」と要求されるレベルの結果をきちんと出せるよう全力を尽くすものだと思って僕は今までやってきました




でも、彼女のような考えで就職や仕事(業務)を選ぶ人も多くなってきているのかもしれない、とも思うようになりました





以前のブログで書きましたが、新人君に郵便やメールの処理をやらせていたところ、



「俺はこんなことをやるためにこの会社に入ったんじゃない!」



と言い放って仕事に出て来なくなり結局退職した青年がいましたが、これを「就職におけるアンマッチ」と呼べるのかどうか今でも悩んでいます




ともあれ、冒頭の彼女とはこれからも同僚(部下)として一緒に仕事を続けなければなりません




最後に、僕は彼女とのやり取りにおいて、後からさらに上の上司とか人事とかに「職場でパワハラを受けた」と訴えられないよう細心の注意を払ったつもりですが、自信はありません




本当に生き辛い世の中になったなあ(昔は良かったなどと言うつもりは毛頭ありません)と思います



今日の1枚



いつも一緒にいてくれてありがとう(^_^)






今日は4月29日(祝)



三連休の最終日ですが、九州福岡は朝からあいにくの雨です



テレビをつけると、どのチャンネルも高速の渋滞情報とか新幹線の乗車率とか有名観光地からの中継で溢れています




新型コロナの行動制限期間中は、こんな風景がまた戻ってくるとは僕は正直思えませんでした



ちょうど4年前(2020年)の同じ頃、学校は一斉休校となり、街から人が消えて道路を走る車も激減し、朝の通勤ラッシュに巻き込まれなくなって僕は不謹慎にも「これがずっと続けばいいのに」と思っていたことを遠い昔の記憶のように思い出しています




コロナ前と変わったことといえば、食品や燃料光熱費をはじめ物の値段が信じられないくらい高くなったことと、僕自身が休日にほとんど家を出なくなったことかな



この三連休も、近所のスーパーへの買い物(徒歩)以外家に閉じ籠っています



必要最低限の洗濯や掃除などはするけれど、それ以外のことをやる気にはなれない



2年前に通販で買ったテレビの据付とか、キャリアからようやく届いた高速インターネット対応のルーター交換とか、そして何よりモノで溢れている部屋の片付けとか、やるべきことは山ほどあるけれど・・



現実逃避してるな~




ただ、半年前と違うのは、インコが一緒に居てくれるおかげで、休日が灰色(どんより)ではなくなったこと



平日も含め、インコを決まった時間に寝かせることや起こすこと、ケージの掃除や水やごはんの入れ換えをを朝夕やることなどで僕自身の生活に自然とリズムができました




インコまだ人間の言葉は喋れない(今後も喋れないかもしれない)けれど、仕事から帰って来るとめっちゃ喜んでくれるし、ケージから出してあげると片時も僕のそばを離れようとしません



この子のために、明日もがんばって生きようと思えます




なぜヒトは動物と暮らすのか?



その答えは人それぞれだと思いますが、僕の答えは


「この世界で唯一、信じられると思えるから」


かな



いつもありがとう


明日からも仕事がんばります














明日から新年度(2024年度)の始まりです



会社では、4月1日付で定期の人事異動があるのですが、僕の職場で異動はなく、来年度も同じメンバーで仕事をすることになりました



一昨日(金曜日)は年度末最終日で、22時まで残業して年度切替の処理をしました




昨日(土曜日)は休日でしたが、黄砂で空が白く霞む中、職場の草むしりをしました



まだ3月ですが、生命力溢れる草さんたちは僕の怠慢を許してはくれず、ひと雨ごとに勢力を拡大し作業のたった数日の遅れが容赦なく僕の腰と腕を痛めつけることに繋がります



これから10月末頃まで、長い闘いのシーズンの幕開けです(^ω^;)





今日(日曜日)は朝起きてシャワーを浴び、車なら5分の床屋さんに運動を兼ねて30分歩いて行きました



家の近くの桜は7分咲きくらいですが、開花が遅かったこともありあと数日で満開を迎えそうです







散髪の帰りにスーパーに寄って1週間ぶんの買い物をし、家に帰ってきて部屋の掃除と洗濯をしました



お昼のニュースを見ながらパンを食べ、一緒に暮らしているインコに遊んでもらいました。いつもありがとう𓅫⸒⸒




そうしているうちにウトウトしてしまい、気がつくとインコも僕のお腹の上で寝ていました




穏やかな週末を過ごせていることに感謝します






その一方で、仕事ではいまだ解決に至らない懸案をたくさん抱えています



離婚トラブル(複数件)、子どもの非行、DV、借金、学校と保護者の対立、介護問題、失業、生活苦・・



解決に至る正解はなく、僕らはただ寄り添い、話を聞くことしかできない



できることは本当に限られているけれど、それでもひとつひとつの出来事に誠実に向き合い、たまに「ありがとう」と言ってもらえることが本当にありがたくて、答えの出ない、そして終わりのないこの仕事を続けています



来年度もがんばります



最後までお読みいただきありがとうございました