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M3遣いのブログ

ライカではなく、BMWのほうです(^^ゞ
日々想うことをまったりと・・・

2014.6.30投稿





ちょうど1ヵ月前に書いた自分のブログを読み返してこれを書き始めました




殺人的な仕事ラッシュ(家族に、自分に万が一のことがあれば労災を申請するよう伝えていました)は6月11日(水)でどうにか区切りがついて、やっと普通の生活に戻ることができました



一昨日には、ずっと気になっていた職場敷地内の草刈りもでき、皆さんからも感謝されて自分も嬉しい気持ちになりました



ひとつの仕事の区切りを迎えて感じるのは、その仕事をやれるのは自分しかいなかったけれど、たくさんの人たちに支えられてこそ、潰れずにどうにかできたんだとあらためて思いました



それは、励ましてくれた職場の同僚だけでなく、今までの仕事で縁ができた人や家族、そして、お互い顔も名前も知らないけれど、このブログを含むSNSで繋がった人たちも含めて、感謝の気持ちでいっぱいです



本当に、ありがとうございます





さて、まだ6月というのに九州では梅雨明けが発表され、容赦ない猛暑に襲われています



今夕方7時過ぎですが、外気温は32度もあります



先ほどまで自分の駐車場でホイールを磨いていて、ようやく終わったところです



昨日(土曜日)は、昼前から行きつけの洗車場でクルマを洗いました



週末は混み合うのが常ですが、さすがに35度近くにもなる猛暑の中では洗車する人もまばら



そんな中、隣に入ってきて拭き上げを始めたのは30歳前後と思しき男性



クルマは、ダークシルバーメタリックのスバルBRZ(現行型)



向こうから声を掛けられ、クルマの話が弾みます



どうやら新車で購入したばかりらしく、これからいろんな所をいじりたいそう(*^^*)



「なぜ、(兄弟車である)トヨタのGR86ではなくBRZにしたんですか?」



「(86もBRZも)エンジンを造ったのがスバルだから」と彼は明快に答えてくれました



その後お互いのクルマの運転席に座ってみたり、エンジンを掛けて同じ水平対向(4気筒と6気筒)の音を聴き比べたりしてあっという間に30分以上



「できれば家族の理解を得てこれからもFRのスポーツカーに乗り続けたい。いずれはBMWやポルシェにも乗ってみたい」



彼の希望や夢がぜひ叶えられますように✨




【今日の一枚】



丁寧に磨き上げて「触れるホイール」にしたところです


ポルシェを購入した時クルマ屋さんに、

「ブレーキダストが大量に出ると思うので、低ダストの社外パッドに交換したい」

と相談したら、



「ポルシェ乗りはそんなことしませんよ。本当に運転を楽しみたいならそのまま乗ってください。ホイールが汚れたら洗えばいいだけです」と窘められました



確かに、世界一とも称されるポルシェのブレーキ性能には舌を巻くしかありません



制動力・ペダルタッチ・ストローク・静かに停止したい時のミリ単位の微調整など、どれをとっても文句のつけようがありません



クルマ屋さんから真顔で言われたことも、純正パッドだからこその性能や感触なのかもしれない



猛暑の中でのブレーキダストとの戦いは今後も続きそうです


【2025.6.30追記】

納車から3ヵ月半での積算です(*^^*)










数日前の夜、僕はどんよりとした気持ちで仕事を終え、仕事場から少し離れた駐車場へとぼとぼと歩いていました


明るいうちに帰れない日がもう何日続いているだろう


しかも、終わりが見えない・・


僕の心には、その日夕方、同僚の一人から言われた何気ないひとことがトゲのように刺さって抜けないでいました


僕が仕事の締め切りに追われている姿を見て、

「あんまり無理せんごと(しないように)。〇〇君(僕の前任者)は、これで潰れたけんね(からね)」


連日遅くまで残っている僕を気遣ってくれての言葉だとは分かってはいるけれど、その言葉を聞いてから、何か力が抜けてしまったような、そして、僕も彼のように潰れてしまうのではないかという不安に襲われ、その気持ちを引きずったまま夜遅く仕事を切り上げました



駐車場で僕を待っていたのは、3月に納車されたばかりのポルシェ911


いつものように、畳んでいた左右のドアミラーを手で戻し、ドアロックを解除して運転席に乗り込む


車高が1295mmしかないため、ドアハンドルの位置も低く、身長が高くない僕でさえちょっと膝を屈めないとドアを開けることができない


身長がすごく高い人は、ドアを開けたり乗り込んだりするのも難儀なんだろうな、なんてどうでもよいことを考える


キーシリンダにキーを差し込み、シートポジションを手動で合わせシートベルトを締めてから、キーを右に回してエンジンを始動する


最新の992.2型では、エンジン始動の際にキーを回すという動作がついに廃止となり、他社と同様のエンジンスタートボタンを押す仕様に変わったことがネットのポルシェ乗り界隈で話題となっていた



僕はそんなこだわりはないので、どちらでもよかったけれど、BMWが中国しか念頭にないような酷い外観デザインやドライバーの操作性を完全に無視したデザイン重視・見てくれ重視の内装にポルシェが追随しないことを願うばかりです




すみません、話が逸れました


エンジンが掛かると、ブォン!というひときわ高い咆哮の後、排気管のフラップが自動で開放され、夜中だと近所迷惑になるに違いないアイドリングがしばらく続く


幸い駐車場のそばには人家はないけれど、心の中で「大きな音でごめんなさい」とつぶやきながらアイドリングが低くなるのを待つ


911伝統の5連メーターの右から2つ目、マルチディスプレイには、納車後しばらくは四輪駆動の前後駆動力配分を表示させて、リアルタイムで変わる電子制御デフの働きぶりを観察していましたが、最近は水温・油温・油圧などのデジタル表示にしています


特に気にするのは油温で、一定以上に上がるまではあまり踏まないようにしています

 

低速~一般道の常用域(60km/h程度)では、乗り心地が良く静かなセダンと何ら変わりない


7速PDK(デュアルクラッチ)は素早く変速を繰り返し、40km/hを少し超えたあたりで5速1,400rpmあたりで落ち着くので、スポーツカーに乗っているということをしばしば忘れそうになる


僕の通勤路には、途中片側3車線のバイパス高架道路があり、そこに上る頃には油温や水温も十分に暖まり、踏んでもいいよと教えてくれる


センターコンソールにある各種ボタンは、一度位置を憶えてしまえばすぐに押せる場所にあり、スポーツモードスイッチを押すとギアが一段落ちて排気管のフラップも開放されエンジンが目を覚ます


そのまま踏み込むと、僕の背中に搭載されたポルシェ伝統のボクサーフラット6エンジン(3,800cc)が甲高い音楽を奏でるように滑らかに回転し、大量の空気を必要とするポルシェの心臓が、エアダクトからハイスピードで流れ込む空気を怪物のように吸い込む吸気音が室内に響く

 

 

ポルシェは、人工的な疑似エンジン音をスピーカーから流してスポーツ走行の雰囲気を演出する仕組みは採用していません、今のところは・・


遠くの信号が赤に変わるのを確認すると、わざとブレーキングを遅らせてDCTの賢い仕事ぶりを楽しむこともあります


減速すると、ギアは超速で落ちていき、その際に自動でブリッピング(回転合わせ)をしてくれるので、サーキットでフルスロットルのロングストレートの後1コーナーに飛び込むときのような運転の楽しさを感じることができます


ちなみに、スポーツプラスモードにすると、エンジンの能力は全て解放されますが、シフト操作も完全マニュアルに切り替わるので、シフトレバーまたはパドルシフトで変速するしかありません


プラスモードはたぶんこの先も僕は使わないかも・・



帰路バイパスを降りると、スポーツモードを解除して静かに走り、自分の車庫に収めて車を降りる


駐車の際は、右側は壁ギリギリに寄せて停めれば左隣のクルマとはかなりの間隔が空き、乗降に気を遣うことはほぼありません(たまに隣のひとがめっちゃ右側に寄せて停めてあることはありマス)


降りた後、キーのボタンを押してドアをロックし、手動でミラーを畳んで1日の仕事がやっと終わったのだと実感します



気がつけば、仕事で感じたどんよりした気持ちは、ずいぶん楽になっていました


玄関のドアを開ければ、僕の帰りを待ちわびていたインコが「パパー!」と呼んで出迎えてくれます


シャワーを浴び、遅い夕食をばたばたと食べて、少しだけインコに遊んでもらったら、ゴールが見えない仕事ですが、また明日がんばろって思えます


 

仕事がはかどらない僕は、日曜日の明日も休日返上で仕事です

 

明日も仕事に出たら、5月19日(月)から来週の金曜日まで19連勤だよな~と思いつつ、ブログを更新できているのだから、まだ大丈夫だよなと自分に言い聞かせています

明日も仕事頑張ります



では(*^^*)

 

 

 

 

 

現在時刻は、2025年4月30日(水)21:40です。


今、仕事から帰ってきました


4月1日、社内の定期人事異動で、新しい職場に勤務することになってちょうど1ヵ月


やっている仕事は、全体として大きく変わらないのですが、職場の規模が全然違う


今までの職場は、僕を含めて4人のこぢんまりとした職場でした


人間関係も濃密で、少人数の職場ならではの苦労もありました


今の職場は、総勢14人の大所帯です


そのぶんカバーしなければならない範囲も広く、個々の役割分担はやや細分化していますが、業務量は確実に増えました


 

 

じつは、僕が居るポジションは前任者が2人連続でギブアップしていて、その事実を僕も知っていたため、かなりプレッシャーを感じながら仕事をしています


上司から異動を告げられた際、「あなたが最後の砦だ。あなたならきっとうまくやってくれると信じている」と言葉をかけられましたが、

 

そんな甘い言葉を鵜呑みにするような年齢はとうに過ぎています

 

そろそろ老後の心配をしなければならないこの歳になって、こんなにプレッシャーのかかる職場への異動を命じられるとは・・

 

 

でも、それが組織で働くということだと割り切るしかありません


僕等は将棋の駒のように、「行け」と言われたら「はい、喜んで(笑)」と返事をして、黙ってそれに従うしかない


「はい」以外の選択をするとしたら、退職願を上司に提出するか、「もう無理」と退職代行会社に電話するしかない


「これは自分のやりたかった仕事じゃない!」と、入社して数日で辞めるという選択をする人たちがある意味羨ましい


生活(食う寝る)がかかっているのです



そんな毎日を送っていますが、僕にとって唯一ともいえる救いがあります


それは、今の職場が、ちょうど20年前に在籍していた部署だということ


たった1年だけだったけれど、僕もまだ若かったし、それは濃密な記憶として僕の脳裏に刻まれています


 

 

20年前に仕事で関わった多くの人たちと笑顔で再会しました

 

そのころバリバリ働いていたり子育てをしたりしていた僕よりも20歳も年上の人たちは皆「幸齢者」となり、そのころ小学生だった少年たちは立派な青年となり、その人たちの変貌を感じながらも、僕も同じように歳をとったのだと実感します

 

驚くことに、最近短期記憶が怪しくて認知症状の心配をしなければいけない僕にしては珍しく、20年ぶりに会う人の顔を見ただけで名前がすらすらと出てくる


悲しいことに、相手は僕ほどに名前を憶えていてはくれない

 

それも当たり前だと思っています

 

僕にとっては、当時から少しだけ人数が減った400人もの仕事上関わりのあった一人ひとり記憶が鮮明でも、皆さんにとっては職場の14人のうちのひとりに過ぎなかったのですから


 

 

もちろん明日も明後日もカレンダー通り仕事ですが、気持ちより先にカラダのほうがへばって(もしかして方言ですか?)しまわないよう気をつけたいと思います

 

異動初日の4月1日に、僕が決めた「自分ルール」があります

 

大変な職場であることは予め解っていました

 

だからこそ、どんなことを頼まれても

 

「できません」と言わない

 

と決めました

 

いつまで守れるのか自分でもわかりませんが、可能な限り続けたいと思っています