先日、新型コロナウイルスの3回目のワクチン接種を終えました。
【ファイザー】→【ファイザー】→【モデルナ】
のいわゆる交互接種のパターンです。
僕が住む自治体では、今年2月以降の接種については、ファイザーかモデルナかを選択できるようになりました。
モデルナを選んだ理由は、単純にどちらも経験しておきたかったからです。
被接種者(自分)の情報
・50歳代 男性 ・身長163cm 体重60kg
・ワクチン接種に影響する基礎疾患、既往症なし
・処方され服薬している薬が、接種に影響ないことを接種会場の医師の問診時に確認済)
参考として1・2回目の日付を記します。
1回目(ファイザー)2021年7月16日(金)
2回目(ファイザー)2021年8月6日(金)
2回目までの詳細は下記をご参照ください。
接種3回目(モデルナ)
2022年2月15日(火)20:00
*2回目接種から193日目
僕は2回目の接種を終えたのが8月だったので、3回目の接種ができるのは早くても3月か4月頃だろうと思っていました。
ところが当日19時頃、突然スマホに電話がかかってきて、「当日キャンセルが出たので今日接種可能ですがどうしますか?」と聞かれ、心の準備はできていなかったのですが「行きます」と答え、あわてて服を着替え接種会場に車で出向きました。
家を出る前に、おまじないと思って冷蔵庫にあったアクエリアス(経口補水液の代わり)を1本(600cc)飲みました。
接種会場は自治体の施設だったのですが、夜にも関わらず広い駐車場はほぼ満車状態で、建物から遠い場所に停めることになり、言われた時間に間に合わないかもと心配するほどでした。
接種前体温:36.5度(非接触式)
接種者:30歳代くらいの女性 医師か看護師かは不明
左上腕部(利き手と反対側)に接種
接種してくれた人は、その日ラストくらいの時間帯でたぶん疲れてあったと思うけど、テンション高く、「はい、どんどんいきますよ~。あっという間に終わりますからね~」と笑顔で不安を和らげてくれる。
その言葉通り、半袖Tシャツをまくり、かすかにチクッとしたなと思ったらもう終わっていました。(注射は大の苦手デス)
時間にして0.5秒くらい。テレビのニュースで見た、外国の接種風景(超ハイスピード接種)みたいだと思いました。
接種する人も、3回目ともなると回数をこなしてスキルが上がっているのだと思います。
問診・接種会場と接種後の待機場所は同じフロアで、70席ほどの待機者用の椅子は間隔が狭く、ほぼ満席でちょっと3密が気になる。夫婦や知り合いと来ている人も多いらしく周辺で会話もたくさん。
ワクチンの予防効果が表れるのは、接種後7~10日後からといわれているので、接種が済んだからといってすぐには安心できない。
15分の経過観察後、どこへも寄らず家へ戻り、いつもより消毒や手洗いうがいを念入りにして、出る時に飲んだアクエリアスをまた1本飲み、予防的にロキソニン(解熱鎮痛剤)を服用しました。
接種当日は痛み・腫れ・倦怠感等全くない。
24:00就寝(接種後4H経過)
就寝時体温:36.9度(平常と変わらず)
2月16日(水)接種後2日目
7:00起床(接種後11H経過)
起床時体温:36.5度(平熱)
接種した腕の注射した辺り(直径8cm程度の円)に少し痛みを感じる。
感覚的には、2回目までと同じく激しい運動や重いものをたくさん運んだあとに感じる筋肉痛に似ている。
特に仕事に支障はないと判断し通常通り出勤。
13:00頃(接種後17H経過)
体温:36.7度
20:00頃(接種後24H経過)
体温:37.2度(結果的に最も高い体温でした)
平熱よりちょっと高いかなと思い、ロキソニンを服用(2回目)
接種した腕の痛みが強くなりましたが、(痛みを感じる面積は変わらず)、ファイザーとの違いがありました。
ファイザーの時は、手を肩の高さ以上に上げるのが少しつらい感じが終始あったのですが、モデルナではそれはなく、単純に注射した周辺(直径8cm程度)が痛いと感じるだけでした。
自覚症状は腕の痛み以外特になし。腕の腫れや皮膚の変化は全く見られない。
24:00就寝(接種後28H経過)
就寝時体温:37.0度
2月17日(木)接種後3日目
7:00起床(接種後35H経過)
起床時体温:36.8度
腕の痛みが少し収まってきたように感じました。
通常通り出勤(特に支障なし)
職場の同僚が偶然僕と同じ日にモデルナを接種していて、接種翌日の午後と3日目の午前、腕の痛みと頭痛があるとのことで休暇を取りました。
その人もF→F→Mのパターンですが人によって副反応の出方は全然異なるのだと思いました。
13:00頃(接種後41H経過)
体温:36.7度
20:00頃(接種後48H経過)
体温:36.5度
体温は平常に戻ったと思いました。
腕の痛みは朝と変わりませんが、ファイザーより長く続く感じです。
24:00就寝(接種後52H経過)
就寝時体温:36.4度
2月18日(金)接種後4日目
7:00起床(接種後59H経過)
起床時体温:36.7度
腕の痛みはまだ続いている。同時に、接種した辺りにかゆみを少し感じるようになりました。皮膚の表面には変化なし。
通常通り勤務
24:00就寝(接種後76H経過)
就寝時体温:36.9度
接種部位の痛みと、ほんの少しのかゆみは若干残っていますが、副反応としてはほぼ収まった感じです。
まとめ(感想)
・発熱は、最高37.2℃(接種後24H)で、ファイザー(2回目38.0℃)よりも低かったです。(接種直後に予防的に服用したロキソニンの効果は不明)
・筋肉痛のような腕の痛みは、ピーク時の強さはファイザーと同程度でしたが、ファイザーで感じた腕が肩より挙げづらいという症状はありませんでした。
しかし、痛みが収まるのはファイザーより半日ほど長く、接種後72Hくらいまで続きました。
今回僕が思いのほか早く3回目接種ができたのは、1・2回目と同じファイザーではなく希望者が少ないモデルナを希望していたからかもしれません。
報道では、交互接種の場合の抗体価の違いや、副反応の研究結果が示されています。(2月18日 Yahoo!ニュースより)
抗体量はともかく、F→F→Mの場合の副反応は、3回ともファイザーだった人よりも発熱・頭痛・倦怠感などの割合が高いと報告されています。
人によって副反応の出方はさまざまだと思うけど、僕の場合は仕事に影響するほどではなく幸運だったようです(年齢のせいかな)。
ところで、オミクロン株による感染拡大のペースはここ2週間ほど減少傾向とはいうものの、オミクロン株の亜種で「ステルスオミクロン」とも呼ばれる別の変異株(BA2)の市中感染が国内で初めて感染確認されるなど、今後も感染状況から目が離せません。
政府は第6波の少しでも早い収束に向け3回目接種のペースを上げようと躍起になっています。
接種会場では、午後8時という遅い時間帯もにも関わらず多くの運営関係者の方々がテキパキと働いてありました。
僕の住む自治体でも、今月初めまでは接種日が週2回だったのが中旬以降は週5回に増やされているようです。
医療従事者や自治体の担当者の心労や疲労の蓄積も心配です。テレビのニュースで、大分県内の保健所では先月、過労死ラインの月80時間を大幅に超える243時間の残業をせざるを得なかった保健師の例が紹介されていました。
上記の方々をはじめ、医療・介護・福祉に携わる人たち、エッセンシャルワーカーと呼ばれる皆様が、自らも感染リスクと闘いながら昼夜を問わず献身的にこの状況を支えていただいていることに、心から感謝いたします。
どうか、今度こそは4回目接種の結果を書かなくてもいい世界になっていますように。
今日の1枚(写真と本文は関係ありません)
数日前の寒波で、今シーズン初めて雪が積もりました。
出勤して雪かきをした後、小さな雪だるまを作りました。雪はお昼ごろには消えてしまったけれど、雪だるまは翌朝までがんばってくれました。
作っているところを人に見られなくてよかった・・