一年ぶりくらいに、近所のTSUTAYAに寄りました。
歩いて30分くらいの距離なので、以前はウォーキングを兼ねて週に一度くらいは寄って、クルマの雑誌を見たり、レンタルでDVDやCDを借りたり。
めっきり行かなくなったのは、仕事があまりにも忙しすぎて、本や映画を楽しむ余裕がなくなってしまったから。
音楽のほうは、CDを借りる代わりにダウンロードしてiPodに入れるようになりました。
久々のTSUTAYAは、レイアウトも変わりレジもセルフになっていて、ちょっとした浦島太郎気分。
ゲームソフトのコーナーに、
『FINAL FANTASY Ⅶ REMAKE 2020.3.3』の大きなポスターを発見。
へぇー、ようやく出るんだ。
ファイナルファンタジーⅦ(PS)
1,500本超の僕のゲームコレクションの中でも、たぶん3本の指に入るくらい、思い入れの強いゲームです。(ちなみにナンバー1は『ICO(PS2)』)
15個あるセーブデータスロットはプレイ時間カンスト(99:99)で埋まり、メモリーカードをこのゲーム専用に3枚買い揃えたほど。
FFはこのⅦからはじめて、13まで(11を除く)やって、それぞれ良さがあるけれど、やっぱりⅦが一番というのは今でも変わらない。
「週刊ファミ通」を毎号買って読んでいた頃、FFⅦのリメイク情報がTGS(東京ゲームショウ)等で出る度に一喜一憂してました。
そっか・・今度こそ本当に出るんだ・・
家に帰って、メーカー(スクエニ)の公式動画も見て、もう一度あの世界に浸りたい思いが強まりました。
ティファやエアリスやユフィにまた会いたい(女性キャラばっかりやん)。レベル99まで育てた仲間全員でセフィロスが待つ大空洞に向かいたい。
召喚獣のエフェクトはどうなるんだろう。ナイツ・オブ・ラウンドのマテリアはやっぱり行くのがとっても困難なあそこにあるのかな。
てか、PS4(本体)持ってないし。
でも、あのFFⅦが4Kクオリティでできるのなら、この機会に本体ごと買ってもいいと思いました。
さっそくAmazonで予約しようと検索。定価9,878円。ゲームソフトもずいぶん高くなったもんだ。ブルーレイだし4Kだし仕方ないのかな。
ところが、商品の説明文を読んで一気に購入熱が冷めました。
本作は1997年に発売された『FINAL FANTASY VII』(原作)のリメイク作品です。ミッドガル脱出までの原作を元にオリジナルの要素を加えた作品となり、複数作で展開予定の第1作目です。
ミッドガル脱出までって、ほぼプロローグじゃん。
いったい完結するまで何本出すつもりなんだろう。
そもそも、僕がコンシューマー(家庭用)ゲームから徐々に離れていった理由が、最初に買ったパッケージだけではすべてを遊べないものがどんどん増えていったからでした。
クリアしたはずなのに、なんか中途半端だなと思ったらほどなくネットで追加コンテンツが出てお金要求される。
エピソードだけでなく装備やアイテムに至るまでまで後から後から追加され、追加料金を払わなければフルコンプはおろかクリアすらできない。
そんなアコギな商売に嫌気がさして、僕はゲームをしなくなったのでした。(単に歳とったからだろ!)
もちろんメーカーにも言い分はあるだろう。
全編イベントシーンみたいなクオリティの4KCGで大作ゲーム作るのにいかに高額なお金(人件費)と膨大な時間がかかるか。それを回収しようとしたら、細切れにして小出しするしかないんです・・・ってとこかな。
FFⅦはめっちゃやりたい。懐かしいあのBGMを聴いただけで、僕は一瞬で1997年1月に戻れます。
・・・それでも、きっと僕は買わない。悲しいけど。