前回、よく行くお店で顔なじみになったが故(ゆえ)の悩みを書きました。
ブログを書いたその日の夜、件(くだん)のお好み焼屋さんにおよそ2ヶ月ぶりに出陣。週末の混み合う時間帯ということもあり、迷った末に電話で予約して行きました。
お店は案の定混み合っていたので、予約して行って良かったのですが、やはりというか予想通り、お店に着くなりマスターが、「お久しぶりですね、もう焼いてますよ〜」
・・・と、ここまでは想定の範囲内(麺ダブルのお好み焼が無理なく食べられるようお腹を空かせて行きました)。でも、その先が想定外。
「サイドメニューは、いつもの○○でしたね。飲み物は、△△でよかったですよね?」
「あ・・・、はい、それでお願いします」
サイドメニューや飲み物は、頼む時もあれば頼まない時もある。しかも、○○や△△を頼むことが確かに多いけれど、毎回同じものとは決まってないし。
でも、上田晋也さん似のマスターににこにこ顔で言われると、「別のでお願いします」とか「要りません」とは言いづらい。まさかここまで細かく覚えられているとは。
もちろん、久しぶりのお好み焼はすごく美味しかったです。でも、次回は・・・
と、ここまでは前回のブログの後日譚で、今日のお話は別の悩みのことでした。
愛車雪豹号を毎週洗車することが習慣になっている僕は、自宅近くにある洗車場併設の大きなガソリンスタンドを利用しています。
きほん、スタンドの店員さんは、こちらから用件があって声をかけない限りそっとしておいてくれる。まあ、「あの人毎週来るけど、よっぽどヒマなんだろうね」くらいの会話はスタッフさんの間で交わされているだろうけれど。
しかし、その中で一人だけ親しげに声をかけてくれる初老の男性スタッフさんがいて、「今日は寒いですね」とか、「車の調子はどうですか」とか、まあ当たり障りのない挨拶程度の会話をするのがおなじみになっていました。
ある時、朝から洗車していてお昼過ぎになり、途中で手を洗いに行った時のこと、そのスタッフさんから、「まだしばらくおられますか?よかったら、お昼を一緒にいかがですか。カップラーメンくらいしかありませんけど。」と声を掛けられました。
僕は想定外のお誘いにびっくりして、「い、いや、だいじょうぶです」と答えるのが精一杯。
まさか、客として行ったお店の人に「昼食一緒にどうですか?」って言われるなんて思ってもいなかったので。
以来、そのスタンドには行っていません。なんとなく、誘いを断ってしまったそのスタッフさんと顔を合わせるのが気まずい感じがするので。現在は、距離的にちょっと遠い別の洗車場を利用しています。
スタッフのおじさん(僕もおじさんだけど)ごめんなさい。気持ちの整理(?)がついたら、そのうちまた行きますから。
お好み焼屋の件も洗車場の件も、僕が人見知りだったりコミュニケーションが苦手だったりするからなのかな。
「普通」の人なら、どちらも難なくクリアして特に気に掛けることもないのかな。
少し前までは「コミュ障」なんて言葉、知りもしなかったけれど、最近妙に気になってしまいます。