泰斗 | M3遣いのブログ

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ライカではなく、BMWのほうです(^^ゞ
日々想うことをまったりと・・・

泰斗。幼なじみの友だち、やすと君・・・では、ぜんぜんない。


仕事中、この言葉の意味を突然、尋ねられた。


すみません、答えられませんでした。正直に「知りません。」と答えたら、新聞のコラム欄を見せてくれた。確かに、文章中に「泰斗」と出てくるが、意味がよくわからない。もちろん、すぐに調べてみました。


泰斗(たいと)


(意味)ある方面で世間から尊ばれる権威者。「泰山北斗」の略。
(用例)物理学の泰斗


へぇー。そうだったんだ。


泰山は、中国にある有名な道教の聖地で、人々から常に仰ぎ見られる存在。
北斗は、当然ながら北斗七星のことで、泰山と同じく、いつの時代も天空に輝き続けてきた。


だから、「泰斗」は、その道での第一人者のことを指す。


知らない言葉をまたひとつ覚えたなー、と思いながら、ちょっとだけ悔しかった。


クイズに出されるような難問・奇問の類は別として、新聞のコラム欄に書かれるような言葉で、自分が知らない言葉がまだまだある。



国語・算数(数学)・理科・社会・英語


いわゆる5教科の中で好きな科目は、と聞かれたら、迷わず「社会」。
特に地理がお気に入りで、中学生の一時期、地図を作っている国土地理院に入りたかった。国名と首都名を覚えるのを友だちと競い合って、単語帳を作ってお互いに問題を出し合ったり。


嫌いかつ苦手な科目は、物理と数学。高校のとき、物理のテストで10点(100点満点)をとったことがある。もちろん赤点、再試験。数学は、ずっと先生に恵まれなかったなー。元気にしてるかな、高校のときの変な数学の先生、鮫ちゃん。


ところが、得意な科目は、好きな社会ではなく、国語だった。国語は、ほとんど勉強しないのになぜかいつも点数が良かった。もちろん、古文や漢文は英語と同じで一定の文法を覚える必要はあったけど、現代文については、問題の中に答えが含まれていることが多いから、「答え書いてあるじゃん」っていつも思う。とある有名予備校の全国模試(20万人参加)で国語だけ1ケタの順位だったことも。1回だけのバカ当たりだけど、80台の偏差値を初めて見た。


本もわりとよく読むほうで、ボキャブラリー(語彙)にはちょっぴり自信があっただけに、「泰斗」を知らなかったのは恥ずかしかった。


・・・というわけで、またひとつ言葉を覚えました。でも、最近物忘れがひどくて、新たに覚えることより忘れていくことのほうが圧倒的に多い気がする。人の名前とか、すぐに出てこんし。


寄る年波に抗(あらが)う。無駄かもしれないけど。


がんばらんば。(ずっと、博多弁だと思って使っていたけど、どうも長崎弁らしいですね。)