見えない出口(続々 病院) | M3遣いのブログ

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ライカではなく、BMWのほうです(^^ゞ
日々想うことをまったりと・・・

少し前に、「病院 」と「鍼 初体験 」の項で、足の痛みに悩まされていることを書きました。痛みの発端は、2月下旬の腰の違和感に始まり、3月初めのボウリングをきっかけに腰の痛みがお尻から太もも、ふくらはぎへと移って、さらに徐々に痛みが増してきて、歩くことや、ただ立っていることさえもつらくなってきてしまった。


そこで病院嫌いの自分をなだめすかして、初体験の鍼灸院に行ってみたわけだが、症状の改善は見られず。その後、痛みの部位や症状をもとにネットで調べてみると、「坐骨神経痛」と、「梨状筋症候群」というふたつのキーワードが浮上してきた。


どちらも、自分が感じているお尻から太もも、ふくらはぎにかけての痛みに密接に関係するらしい。やはり、科学的な原因解明のためには病院に行ってMRIなどの画像診断をすべきか・・・と悩んでいるまもなく、痛みはどんどん増していき、ついには立っていると10秒ほどで座り込むほどの激痛に襲われるように(座ったり、しゃがんだりしていれば大丈夫)。


それが、3日前の木曜日のこと。金・土・日は幸い仕事が入っていなかったので、どうにかしたいという思いで金曜日は祝日で病院が休みなので、祝日もやってる鍼灸院に駆け込む。歩けないという窮状を訴え、鍼灸師さんもありとあらゆる方法を試してみてくれた。通常は使わないという、めっちゃ太い鍼(筋肉の深部まで届いて、刺すのは一瞬だけど効果は数日保つとのこと)まで打ってくれた(すみません、叫び声あげるほど、痛かったです)けど、残念ながら効果なし。


泣きたい気持ちで、翌土曜日は朝一番に整形外科に駆け込み、歩けないほど痛いことを説明すると、予想通りMRIを撮影することに。結果が出て診察室に呼ばれる。画像を見せながら、例によってお医者さんはしきりに首をかしげている。


腰椎の5番目のところを指さしながら、「ここに椎間板の飛び出しがあるんですが、これ、左側なんですよね。だから、痛みは右足に出るはずなんです。でも、おたくの場合左足だから、これが原因ではないようですね。とりあえず、痛み止め出しときますから、しばらく様子見てください。」と、ありがたい御宣託。


こっちは足を引きずって、車椅子さえ必要なくらい這うようにして歩行しているのに、目の前でそれ見てて、「とりあえず様子みてください」はいくらなんでもないだろう、と思ったけど、言っても仕方ないので、薬もらって帰りました。当然だけど、薬飲んでも痛みには全く効かず。


でも、痛み止め効いたら逆に怖いかもって、あとで思いました。例えて言えば、深刻な怪我をしているのに痛み止めで感覚を麻痺させて怪我そのものを放置してしまうことと同じだから。根本原因をどうにかしなければ、問題の解決にはならない。


こうなったら、手当たりしだい治療の可能性を探っていくしかない。自宅から一番近い整骨院を探して電話で聞いてみる。「歩けないほどの激痛なんですが、月曜日から仕事なんです。土日で何とかならないでしょうか?」整骨院の人は丁寧に、「診てみないと何とも言えませんが、たぶん治ると思います。」電話だから顔は見えないけど、救世主に思えました。祈るような気持ちでその日の夕方、さっそく整骨院へ。


アンケート書いて、簡単な問診の後施術台へ。痛みで硬直して粘土みたいに固くなっている足の筋肉を少しずつ揉み解していく。そのあと、体を起こされて、「背骨と骨盤のゆがみを矯正します」といわれ、二人がかりでいわゆる「ボキボキ」を4回ほど。前に頸椎をやった時にも一度経験があるけど、何度やられても恐ろしい。間違って脊髄を損傷したらって考えると遠慮したいけど、背に腹は代えられない。


その後、お尻と腰にパッドを貼って電気(ビリビリ)を流し、さらに鍼を打ち、そのあとお灸まで。最後にもう一度マッサージをして終わり。まさに、フルコースでやってもらった。担当の人は額に汗をかいている。本当にご苦労さま。


全部終わったところで、「立ってみてください」と言われ、ベッドのわきに恐る恐る立ってみる。うーん、微妙。でも、「どうです、かなり違うでしょう?」と言われると、「いいえ、ぜんぜん」とも言えず、「ええ、多少は改善されたような気がします」と答えてしまった。


ちょっと端折りますが、今日も同じ整骨院に行ってきた。昨日と全く同じメニュー。苦手な「ボキボキ」も再度。でも、痛いのはあまり変わらない。いったい僕はどうすればいいんだろう。明日から仕事なのに。かなりブルーな、日曜日の夜です。