犬の思い出 | M3遣いのブログ

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ライカではなく、BMWのほうです(^^ゞ
日々想うことをまったりと・・・

わんこ、大好きです。


小さい頃から、うちにはいつも、犬がいた。最初の犬は、「ジョン」。名前の由来は、小2の私の頭にぱっと浮かんだインスピレーション。毛足の長い茶色の柴系の雑種で、前足の先だけがソックスを履いたように真っ白な、愛嬌のある犬だった。わずか4歳で、ジステンパーに罹って死んだ。


2番目の犬は、「ひろし」。真っ白の小型の雑種で、片方だけ目のふちが赤いわがままさん。名前の由来は、譲ってもらった高校の同級生の名前から(博君)。学校で受け取って、スポーツバッグに入れて連れて帰ったら、グッタリしていて、カーペットの上に乗せたら足を全部投げ出して「ペタッ」って伸びてしまった。その姿があまりにもおかしくて可愛くて、写真に撮ったけど、どこにいったかしら。(ごめんね、ひろし)


ある日の夕方、母親が近所を散歩させていたら、中学生ぐらいの女の子が、「この犬の名字はなんですか?」って。「犬の名字を訊かれたのは、初めてだったよ。」びっくりしたように話す母親の顔が、妙に頭に残っている。


ひろしも、家族の一員として楽しく過ごしたけれど、長くは一緒に居られなかった。6歳のとき、フィラリアに罹って死んだ。死んだ時、仕事中だったけど、家から電話をもらって、職場に断って家に戻って、亡き骸を抱いてわんわん泣いた。「あんたの犬やったんやねえ」これも、母親の言葉。


3番目、最後の犬は、「エム」。わが家で初の、女の子。17年と4ヶ月を、共に過ごした。謙虚で慎み深く、それでいてやんちゃな面もある、形容し難い魅力を持った犬だった。名前の由来は、当時秘かに好きだった女の子のイニシャル。雑種の小型犬だったが、風貌がシベリアンハスキーにそっくりで、散歩しているとよく、「ハスキーですか?」って、声をかけられたっけ。


晩年は、耳が遠くなり歯が抜け落ち、認知症も出て、さらに足腰が弱くなって歩けなくなり、介護が必要に。人間と同じ。死んだとき抱き上げたら、びっくりするほど軽かった。17年も、一緒にいてくれてありがとう。


また、犬と一緒に暮らしたい。でも、今はマンションだから、一日の大半を狭いところに閉じ込めてしまうのは可哀想で、やっぱりできない。今後、庭のあるおうちで暮らすことがあれば、きっと一緒に暮らしたい。


そうなったら、絶対に決めていることがある。ペットショップで、買ったりはしない。保健所に連れてこられて、もしかしたら殺処分になるかもしれない犬たちの中から、運命の君を必ず見つけ出す。いつ実現するか、わからないけれど、待ってておくれ、未来の相棒。


うーまいおでかけ140131

               ♪電車でおでかけ♪

※写真と本文は関係ございません(^_^;)