WESCOシャフト細め(過去BLOG)
今年は、そもそも「なぜシャフトを細めたい人が大勢いるのか」その理由に迫ります。
もちろん、ブーツ単体としてシャフトを細めたときのバランスのシャープ感の良さもありますが、EMPTY GARAGEは「トータルファッション」においてのカスタムブーツを提案販売させて頂いているので、今回はデニムとエンジニアブーツとの関係を書きます。
まずは、EMPTYGARAGEの中で二番目に売れている、スリムフィット(ストレート)タイプのデニムパンツとWESCO社の人気NO.1ブーツ「BOSS」のお話です。
「STEVENSON OVERALL CO」の最新作デニムパンツ #717 Upland スリムフィット ワンウォッシュ & #717 Upland スリムフィットパンツ リジッド
L.A.においてデニムドクターの称号をもつZIP氏が携わるだけあり、非常に完成度の高いデニムパンツとして名高い「STEVENSON OVERALL CO.」の最新作です。股上が浅く、ヒップから膝までスリムフィットでありながら、膝下から裾まではストレートに仕上げられているので、細身ながらも、エンジニアブーツの太いシャフトもすっきり収まる優れたラインが人気の秘密です。
このUPLANDは秋口に入荷しましたが、早くも完売(SOLD)しましたので本日再入荷させましたが、すでにサイズ32のワンウォッシュはSOLDです。リジッドタイプも合わせるとサイズ28-34までそろいました。
このデニムの裾幅を計ります。(サイズ30インチのワンウオッシュタイプ)

裾幅は約20cmです。
次は、WESCO BOSSのシャフト幅を計測します。(9インチ丈 サイズ9D)

約17.5cmです。ベルトの突起部分やプルループは含んでいません。

さすがに、20cm>17.5cm なのでシャフトは収まるでしょう。

はい、ノーマルの太いシャフト径をもつWESCO BOSSでもキレイに収まりました。
お次は、2011春にデビューした VINTAGE EDWIN XXXラインの代表作 50S MODEL PANNTS です。やや細身なデニムパンツになります。
裾幅を計測すると約19cmです。(サイズ34)
さあ、WESCO BOSS 17.5cm VS EDWIN XXX 19cmの場合はどうでしょうか?
おう!入りました。
しかし、私自身このデニムパンツのサイズ34を履いていたときに、ブーツのシャフトと裾幅がかなりギリギリなので、玄関などで履くときには若干ストレスになっていました。どうしてもベルトなどに裾が引っかかってしまうのです。
さて、ちなみ当店が正規輸入販売&卸売を手がけるVIBERGのエンジニアブーツのシャフト径はどうでしょうか。
シャフト幅は約16.5cmです(9インチ丈 サイズUK8.5D)ベルトの突起部分やプルループは含んでいません。 シャフトは、WESCO BOSSよりもやや細めです。これは、以前のWESCO vs VIBERG徹底比較でも検証しましたので参考にご覧下さい。
EMPTYGARAGEの今の結論としては、ENGINEERブーツをお履きになりたい、しかも細めにパンツに合わせて履きたいというお客様は、裾幅が最低でも19cm。できれば20cmぐらいあるパンツをチョイスすることをおすすめいたします。もちろん、ブーツもデニムもサイズが変われば1cm前後の誤差は出ますのでご注意下さい。
どうしても19cm以下のパンツを履かれる場合は、カスタムブーツをご注文頂く際に、「シャフト細めのオプション」を選択することをできるだけおすすめいたします。
*WESCO BOSS カスタムオーダーメイド
*VIBERG ENGINEER カスタムオーダーメイド
STEVENSON OVERALL CO.
*#717 Upland スリムフィット ワンウォッシュ
*#717 Upland スリムフィットパンツ リジッド
最後にBOOTSとPANTSの着用例を多く見るのにおすすめのサイトがありますので、紹介させて頂きます。
・BOOTS x PANTS
・スマートフォンサイト
・モバイルサイト