本日のお題は、
WHITE'S 2大ブーツ「セミドレス」と「スモークジャンパー」の徹底比較!
今回徹底比較するそれぞれの代表ブーツをご紹介。もちろん、比較し易いようにブーツのサイズ、ワイズは二足とも同じ「8.5E」をチョイス。レザー、ソールも同じようなタイプを選択しました。(店頭在庫品)
左)
スモークジャンパー 7インチ丈 ELK TAN R/Oレザー #430ソール サイズ8.5E
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右)
セミドレスブーツ ディストレスド R/Oレザー #700ソール サイズ8.5E
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どちらも良い雰囲気のブーツですね。二足とも欲しいですよね・・・・どちらがかっこいいというより、今回はそれぞれの特性を探って、どのようなパンツや、ウェアスタイルに合わせると良いかの参考にしてもらえればいいな・・・と思っております。
左はスモークジャンパー、右はセミドレスです。あきらかにスモークジャンパーのほうがそり上がっていますね。そして、トウのふくらみと言いますか、高さ(ボリューム)がありますし、トウの角度も若干立ち気味です。
手前のセミドレスは、靴紐の位置から、トウに向かってスッと落ちていくのが確認できます。
逆にスモークジャンパーは、靴紐の位置からは、あまり下がらずトウのほうに伸びていく形です。トウ全体のボリューム感は、やはりスモークジャンパーの方があるようです。
次に上からみた写真です。左はスモークジャンパー、右はセミドレスです。
スモークジャンパーは、やや四角に近いですがセミドレスは、トウ先から外側にかけて広くなっていくような形です。
ヒール部分の構造も違います。上はセミドレス、下はスモークジャンパー。
セミドレスは、フラットな角度ですが、スモークジャンパーは斜めになっています。↓
そして、フィット感がどれくらい違うのかを実感するために試着することにしました。デニムパンツとブーツのボリュームとラインバランスにも注目して下さい。
確かに、上方向から撮影した写真のときに明らかになったように、セミドレスブーツは外側にゆったり広がっていくので、小指の付け根付近のゆとりがあります。スモークジャンパーの場合は、小指の付け根の出っ張った骨にレザーがタイト気味にフィットしています。かといって、ワイズを変更すると甲部分のフィット感も変わりますので、ワイズの変更は慎重に考えた方が良さそうです。
スモークジャンパーは、ハードな労働者のためのブーツですから、紐を締めたときの足首周りのフィット感とホールド感は、セミドレスに比べてタイト気味になっています。
私の場合は、経験上スモークジャンパーは、小指の付け根のレザーは、履きこんで馴染ませる!というスタンスをとることによって、全体的なフィット感を重視しています。まあ、ゆったり履くのもありです。私の場合は、Cワイズを基本に、ゆったり履きたいときは、Dワイズを履くこともあります。セミドレスの場合は、Cワイズのままで良さそうですね。
同じサイズ・タイプの木型を使用しても、微妙にフィット感は異なりますし、レザーの種類によってもやはりフィット感と革の馴染み具合は異なります。
EMPTY GARAGEでは、お客様がどういうシーンでブーツを履くのか、週に一度なのか、タイトな靴を馴染ませた経験があるかどうかなど、総合的に判断してから、サイズをアドバイスしております。
サイズ計測器だけでは、甲周りのフィット感は計ることができません。メジャーでしっかり測ってくれるショップさんはやはり信用度が高いのでおすすめです。
本日登場したアイテムのご紹介
■WHITE'S セミドレスブーツ
■WHITE'S スモークジャンパーブーツ
■STEVENSON OVERALL CO. デニムパンツ
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