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Proof of...

祈る神を持たない僕は、ただ言葉の力を信じている。全ての言葉に僕の意味を。

久しぶりな更新

学生らしく試験に終われてみたよ




変わらなきゃいけない時期にきてる
いろいろなものを清算して
漂白して
片足から人工染料の海に沈んでいくのだ


今まで曲がりなりにも生きてきて纏ってきた
あの美しい青も
滲んだ赤も
舞った黄色も
あんなに綺麗だったのに


これから行く場所でそれは
汚れで
染みで
垢で
泥だ
と呼ばれるのだ


漂白剤の痛みに耐えてまで

僕は何色になろうとしてるんだろう
なんか…


あれ?



寝るの忘れてね?


もう3日じゃね?


あれ?



あれれ?
「屋根の上には新しい世界がある」
そんなことを真顔で言ってのけた遥が死んだのは、二十一歳の秋だった。この夏が終われば、もう一年になる。
見る者誰もが振り返るような美人では決してなかった(と、僕は思う。そもそも人の顔の良し悪しに関心は無いのだ)。だけど、初めて彼女を目にしたとき、僕はまじまじと見つめることになった。それは彼女の奇妙とも言える立ち振る舞いに起因するのだが、ともかく、そのときの彼女は木漏れ日の作る光の筋のように、または砂漠で迷い困り果てた商人の前に現れたオアシスのように、美しくおぼろ気で、何より魅力に溢れていた。

国立の駅から東に暫く歩くと、小さな本屋がある。時代に取り残されたようにひっそりと建つその店内には、種類の少ない週刊誌と婦人誌、子供向けの漫画。そして残りの棚全てに絵本が詰まっていた。それは古今東西を問わず集められ分類されず、言ってしまえば雑多に、もう少し上手い言い方をするなら、宝の山のように存在した。ぱっとしない外観の店だが、もしかしたら絵本好きには有名だったりするのかも知れない。
店内にはアルバイトらしき学生風の女の子が一人、暇を持て余しながら店番をしている。彼女の欠伸ひとつ、投げ出された足のひとつに、誰にも無条件で優しい日曜の午後の温度が見て取れる。
白茶気た壁に、白く褪せた青い屋根。店番の可愛い女の子と、夏の抜けたような青い空。まるで8ミリで取った青春映画みたいだ。
そうか、なるほど。
遥はきっと、こんな屋根の上に新しい世界の予感を見たのだろう。
遥を失って、青春を失って、僕は初めてそのことに気付けたのだ。
僕はなんて愚かで、救われないのだろう。
そして、果たして、遥は救われたのだろうか。
屋根の上の世界に、彼女の求めたものはあったのだろうか。





小さな花柄の紫のワンピースを翻し、彼女は踊る様に歩く。
場所はどこかの河原の草原で、日曜の午後特有の強すぎない陽が、逆光気味に彼女を包む。
少し汗ばんだ肌がその光をみずみずしく照り返す。
時おり強い風が通り抜け、彼女は帽子を押さえ、正面からその身に風を受ける。

「新しい世界」と名付けられた、無音の8ミリ映画。

口から上がフレームアウトしていて彼女の顔は分からないが、魅力的な唇が愉しげに笑っている。
しかしその声は誰にも届かない。
あの良く通る歌声を、僕はもううまく思い出すことができない。
その映像があまりにも鮮明に記憶に刻まれているせいで、遥の顔さえ思い出せない。

死んでしまった。
遥が死んでしまった。
僕は今日、それがやっと理解できた。

高くなった陽が、黒々とした影を作る。
その光と影のわずか8ミリの境目で生きている僕らは、たった一歩踏み外せば、堕ちて行くのは簡単なことなのだ。それを知っているからこそ、遥は屋根の上の新しい世界を目指したのだ。
そこは全身で陽の光を浴びることができる、暖かくて明るい場所。
その世界へ、遥は8ミリの細い細い道を、お気に入りの紫のワンピースと一緒に、踊るように、しかし注意深く歩いていったのだ。





けれど、“たった一歩踏み外せば、堕ちていくのは簡単なことなのだ”



今や、彼女は忘れられた8ミリテープの中でくるくる回り続けるしかない。どこにも行けない。出口が無いのだ。
僕と言えば、この古い絵本屋の前で、立ち尽くし、涙を流すだけだった。
そして、遥に此処で初めて出会った時のことを思い出していた。

あの時も遥は、アスファルトに落ちた電線の影を踏んで歩いていた。
僕の記憶は、その時の空気の色すら鮮明に覚えている。
なのに、遥の顔が思い出せない。遥の声が思い出せない。
カタカタカタカタ…と、僕の頭の中で映写機が回り続ける。
彼女の影響でがっつりYUKIを聴くようになって、今じゃ大好きというか、ひとつの哲学を見出すというか、まぁいいいいいいなぁと思います。


哲学は言い過ぎでした。


それからかな。女性シンガーの曲を聴くようになったのは。
それまではまったく聴かなかったなぁ。

最近はチャットモンチーが好き。
女の子の高音が掠れる感じが好きなのかもしれない。




今長いの書いてるけどさ

なんかやりたいんだよね


仲間集めてさ

なんか作りたいね

やっぱ映画がいいかな


けんたろに見せて貰った映画が頭から離れないんだよね


役者志望の人集めてさ

あれとかこれとかできるスタッフ集めてさ

ちゃんと話作ってさ(俺かw

構成とかちゃんと考えてさ



妥協しない作品作りたい


幸い?まだ3年だし


やる時間はあるよね




どうやって集めよ?

志が高い人たちとやりたい



なんてなんて

不真面目素人学生が思ってます
眠らないで朝を迎えたからか
世界の色は何も変わらず
灰色で、憂鬱で、電車は来ない

出口の無い大きな迷路が
この大地の限り広がって
これもまた灰色に染まった鳩が
空から僕を笑うよ

「もやもやしてる」
雨のせいみたいに口にする
黄色の線を辿って盲目に
どこまで行けるか

何倍の早さで花は
その生を終えて
その何倍の早さで世界は
まるで僕を置いて行くみたいに回る

まるで

あぁ

回る



眠らないで朝を迎えたからさ
もう手足も凍えて動かない
暖めてくれる差し出された手を
もう何度見落として来たろう

いつも誰もいない部屋で
孤独を睨んでいる火が
雨の音に呼ばれて
悦びの中で消えていく

何十億の雨粒が
狂ったようにステップを
まるで僕を、君を誘うように回る

まるで

あぁ

回る