上質さを学ばされた、“引き”の美学

二日間、秋休みを過ごしました。

生まれて初めて！！！

東京でゆっくり遊ぶだけの時間。

49歳にして、初めて。。本当に。　

これまで、私が東京にいるときは、

仕事が必ずくっついていて、

予定、用事を済ませるだけ。

完全に「ホリディ」で行ったことがなかったのでした。

宿泊したのは、

「ザ・プリンスギャラリー紀尾井町ラグジュアリーコレクション」

高級ホテルと言われる所以をたっぷり感じる

ほんっとに贅沢なホテル。

足を一歩踏み入れた時に、

香りが漂ってきたのが印象的。

「和」の香りが、ほんのりと香る

ゴージャスな空間に心が躍りました。

天然香料なのもすぐにわかりました。

この香は手に入らないのかしら。。と

フロントで購入できるって！！！

自分へのお土産を買うこともなかった私。

初めて、東京のお土産を自分に買いました。　

こちら。

プリンスギャラリーの空間演出のためだけの

オリジナルアロマ。

中身はこちら。

アロマは脳＝記憶に直結してますね。

福岡の自宅に戻っても、

このアロマの香りを焚くと
ホテルの空気を思い出せます。

上品でほのかに香っていました。
気づかないほど微細にやさしく。

「和」を意識した、和モダンインテリアの空間演出にピッタリ。

ギャラリーというコンセプトの通り、

どの空間も、美術館みたい。

「和」とモダンアートが交じり合っています。

アロマの容器は、ロビーで燃えていた火の色と同じ。

炎と深い紺碧の青。

木々の落ち着きがトップとベースも続きます。

いいわ〜　癒されるしスッキリします。

朝食を頂いたレストランは

「自然=木」をモチーフにメタリックな素材がミックスされていました。

webサイトの案内画像。

実際に窓辺に座った私のiフォンで撮った朝のレストラン。

宿泊客の75％が海外から。

日本人が少ないので外国にいるみたい。

東京オリンピックに向け、「和」と

便利さ、清潔さ、サービスの細やかさ、

ソフト面だけでなく、ハンドウェアの最新の設備まで。
どこも手抜かりなし！

このクオリティーの高さは、

海外の人に伝わるでしょうね。

日本人の私にさえ、

日本の良さが伝わってきました。

オリジナルアロマもその一つ。
とても上品にほのかにロビーや廊下で香っていました。

日頃、逆を感じることが多い。

デパートで。
有名ショップで。

香ではなく、臭いとしかいえない時、ありませんか？

ここぞとばかりにプンプンと臭わせる、

押しの強いプロモーション、苦手です。

とても鼻につき、
その場にゆっくりいられない。

そんな香もたまにあります。

同じ香りの演出であっても、
上品な香りと
下品な臭い。

目に見えないけど、

ちゃーんと人に伝わり、

出会う人の質を選んでしまいますね。

これはメイクも
何でも同じなのですよね。

自分も気を付けなくては。

同じことを繰り返しつけていると
鈍感になってしまい、
強度が強くなっているのに気づかなくなります。

アクセサリーショップの店員さんが、
耳もネックレスもブレスレットも
ジャラジャラと何個もアクセサリーを
付けていたり、　

化粧部員さんが、
ベース、眉、アイメイク、
フェイスカラー、口紅、グロス
全部に色がのっていて
暑苦しいだけの顔になっているのも同じ。