日本初の歓楽街SIM「KABUKI」

http://secondlife-kabuki.blogspot.com/
そんな言葉とともにSecond Lifeで一つのSIMがオープンしました。

「KABUKI」の世界には今までのSIMとは違う娯楽、そしてセンスが散りばめられており
空間を楽しむ為に毎日多数の人が訪れて、見事なまでの街の生命を感じさせてくれます。

http://slurl.com/secondlife/KABUKI/128/128/0


今回はそのKABUKIオーナー、NOMURA Millandさんにお話をお伺いしました。
またKABUKIの住人、倉庫在住のBさん(?)にも同席していただきました。
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emo8889 Xeno: まずSLを始めたきっかけをお願いします。


NOMURA Milland: 12月20日ぐらいの日経の1面。
仮想世界で経済が生まれているという簡単な紹介みたいな感じ。
1ヶ月の通貨の流通量も書かれてて、
それで単純に「凄いな~」と思って、まずはどんなものか見るために始めたかな。


emo8889 Xeno: SLを初めて見た感想はどうでした?


NOMURA Milland: これは面白いと思ったよ。
ビジネスの事はすぐ頭からなくなって、色々なところ飛び回ってたw


emo8889 Xeno: その飛び回ってた時も含めてKABUKIを作るまでの活動は?


NOMURA Milland: 3日目ぐらいに土地を借りて、そこは最終的に追い出されたんだけどw
それで引っ越して、隣人のR246のメンバーとダラダラすごして、
でも2週間目ぐらいにSIM注文はしてたんで、あとは届いてからずっと作業ですね。


emo8889 Xeno: 2週間でSIM購入って凄い早いですね。コンセプトもしっかりしてるし。


NOMURA Milland: 早いのは生来の性格。思い立ったらすぐ行動が信条です。
コンセプトはSIM注文する段階である程度ガッチリ決めてて、
それをメンバーに伝えるためのKABUKIのコンセプトを書いた内部用のwiki、「kabukiwiki」も作りました。
既存の日本人SIMに面白いと思えるものがなかったから、自分なりに考えました。



「KABUKIは色々な視点でみてほしい」

emo8889 Xeno: Kabukiのコンセプトは夜の街ですよね。


NOMURA Milland: でもね、このSIMはなぜか夜の街、そしてアダルトを含むコンテンツばかりが
強調されるけどほかにも色々な要素がある。できれば色々な視点でみてほしい。
じゃ、逆に質問。今までのSIMとここの大きな違いはなんだと思いますか?


emo8889 Xeno: コンセプトが明確なところですか。


NOMURA Milland: うん、そうだね。
でも、そのコンセプトを実現するためには、
今までの土地丸投げ貸しというやりかたでは成り立たないのはわかる?


emo8889 Xeno: はい。


NOMURA Milland: このSIMは利益を求めて運営されていませんし、維持費もほぼ全額赤字です。
そこまでしないと、やりたいことは出来ないね。
1つのコンセプトをベースにSLで何ができるのか?何が楽しいのか?ということを追求してるSIMです。
最近はちらほら増えてきたけど、そういう点でも今までとは違う要素。

あと、このSIMはほとんどの建物をKABUKI側で作っていて、
それは統一感を作って「雰囲気」や「空気」創り出す為に必要な事と判断した。

emo8889 Xeno: 私が知る限りの現在の国内SIMで最高クラスの物が出来てると感じています。
でもそこに至るまでの苦労はありそうですね。


NOMURA Milland: 苦労とはあまり思ってないけど、あえて言うならうちには優秀なクリエイターさんが
多く関わっていて、そういう人たちをまとめることにはかなり気を使いました。

これは、私見なんだけど、ある特定の分野で優秀な人ほどその作業自体に没頭してしまって
その分、全体から見る視点が欠けてしまうことが多い。
そういう感じで作られた作品はSIM単位も含めSLに沢山あります。
つまり鑑賞作品や芸術作品としての役割で終わってしまっている。


自分の一番の苦労というか仕事は、そういった素晴らしい作品群に統一性をもたせて、

そしてそれらを「死なさずに血を通わせる」こと。
なるべく多くの人に活用してもらってこそ意味があると思ってる。
芸術作品で終わらないように心がけました。


emo8889 Xeno: なるほど。


NOMURA Milland: これはね、ブログhttp://secondlife-kabuki.blogspot.com/ にも書いたけど凄く難しい事。
というのはプリムも凝ってテクスも際限なく凝れば見た目は素晴らしいものは出来る。


でもSLの場合プリム制限や、様々な負荷要因、そして3D独特の視界の確保など
相反する要素が沢山あって「生活圏」と「景観」というのは両立しがたい仕様になってるので
そこのバランスにすごく細部まで気を使ってきました。どちらかに偏り過ぎないように。
それこそ道路の幅をきめるだけで何時間も話し合ったり。
あとは色々コツがあるんだけど、そこは独自のノウハウなんで秘密。


emo8889 Xeno: それほどゾーニングに時間をかけて、かつ大赤字になるほど作ったKABUKIって
NOMURAさんにとって何ですか?


NOMURA Milland: もちろん作品でもあるし、
自分自身みたいなものであるけど・・・うーん、わからないw
明確に目的があってやってるわけじゃなく情熱の赴くままにやってるから。
言葉じゃ説明出来ないものだと思います。


emo8889 Xeno: やりたいからやってるんですね。


NOMURA Milland: うん、そうだね。やりたいことしかやってない。
楽しくなきゃ絶対にやらない。


emo8889 Xeno: 趣味にお金費やすのと同じ様な感覚?


NOMURA Milland: うん、もちろんそうなんだけど、でも趣味で終わらせないというか
ビジネスにいくわけでもないけど、チャレンジかなぁ?一言でいえば。
趣味っていうと少し自己満足的な意味合いがあると思うけど
自分の場合はそれをきちんと多くの人に楽しんでもらうことが目的だから、趣味とは少しニュアンスが違うね。



「こじんまり、まとまらないで突き抜けて欲しい」

emo8889 Xeno: 話をKabukiの街にさかのぼりますが、
国内SIMではほとんどなかった有名海外店が出店してますよね。




NOMURA Milland: 半分はあっちからきて、半分はこっちから誘ったんだけど
それでもKABUKIに連れてきたらみんな気に入ってくれてすぐ決まりました。
どんな言葉よりも、連れてくれば一発だった。


emo8889 Xeno: 今後コンセプトの明確なSIMは増えてくると思われますか?


NOMURA Milland: 思うね、現に明らかに増えてきている。
でもね、また突き抜けてるのが少ない。
それは何故かというと賃貸収入で維持費を捻出しようとしてるから。
そこを無視してるところは突き抜けてきてるね、Sickとか。

あとは大先輩であるcocololoとかね。あそこはリピートしたくなるSIM。


あとkabukichoというSIMが出来てるのでいまから楽しみですw
気になるというか早く見てみたいかな。


emo8889 Xeno: 私の感覚ではKABUKIは本当に優秀で有名なクリエイターが関わっていて
今作成中のSIMより抜けていると感じましたが、
そのKABUKIのオーナーNOMURAさんから後発の方々にアドバイス等お願いします。


NOMURA Milland: 自分達も本当にまだまだこれからだと思ってます。今あるものも手直ししたいものがたくさん。
やっとスタート地点に立ったぐらい。
でも、あえて言うなら普通にこじんまり、まとまらないで突き抜けて欲しい。
独自のスタンスを崩さないで貫いていくと良いかもしれない。群れるとそのぶん個性が失われますよ。


emo8889 Xeno: せっかくなので同席頂いた倉庫在住のBさんもお答えいただきたいのですが
KABUKIのお気に入りスポットを教えてください。
まずNOMURAさんからお願いします。


NOMURA Milland: ここは一般公募しないで、全て自分が吟味して選んだものなんで
自分からみれば全てがオススメなんだけど、あえて言うなら
この街は、色々な要素があってそのひとつに「音」というのがある。
だから、このクラブ。



このクラブでは不定期ですがレギュラーDJがいます(最近一人増えました)
彼はスコットランド人。海を離れた人たちが集まって
一つの音と空間を共有できるというのは凄くエキサイティングな事。
そして最近オープンした「Plastic Soul Band」 Kyoko okeyさん運営のラウンジ響子なんかも同じく好きですね。


emo8889 Xeno: ラブホテルが凄いとか。





NOMURA Milland: ラブホテルは凄くオススメ。
あそこはね物凄くバカみたいに力注いでて
まず、プライバシーを守るためにかなり強力なスクリプト武装をしています。
そしてSLの外国のそういのって、ただ猿みたいに腰ふって終わりで

感性のかけらもないようなものが多いんだけど
日本人的にマイルドに解釈して雰囲気や、最後のプレイにいたるまでの物語を表現してます。


エロだけではなく、ロマンチックなスキンシップボールも置いています。

良質なアニメには魔力みたいな力がある。

カップルでいけば自然と盛り上がってしまうような意味で、部屋の名前を「MAGIC」にしました。

空間やそこにいる時間を楽しめるように、
ただのビルドのはりぼてとは違って予算も惜しみなくかけました。
一つの部屋の為に総合で20,000L$はかけてるかな。
なぜか情熱が多く注がれたw


emo8889 Xeno: 凄いですね。


NOMURA Milland: でね、自分も含めてだけど日本人はまだシャイが多くて
そしてデジタルコミュニケーションに慣れてない人が多い。
今回のホテルはSLにはこういう楽しみ方もあるんだよっていう、ひとつの提案みたいなもんです。
どうか、ゆっくりと楽しんで欲しい。


emo8889 Xeno: これは他のSIM主さん参考になりますね。
では続いて倉庫在住のBさんお願いします。



倉庫在住のBさん: ラブホテル言おうと思ってたけど言われちゃったw
でも本当に、とても雰囲気とかがあって一人でも、何人でもシュチエーションに合わせて
使い方変えられそうな感じかなwそう思ったw


NOMURA Milland: そう。雰囲気と演出ね。


倉庫在住のBさん: カップルなら自然と盛り上がるだろうし
一人だったとしたら ヒーリングの空間になるだろうし
あとはNOMURAさんが言ってたのと一緒w


emo8889 Xeno: では先ほどNOMURAさんにKABUKIって何か聞きましたが
NOMURAさんにとってSLってなんですか?


NOMURA Milland: 「もうひとつの世界」と捉えて行動してます。
ただのオブジェクトだけじゃなくそこには多くの人間もいて感情も生まれる、そして経済も。
これはもう世界だと思っている。


「KABUKIに終わりはない」
emo8889 Xeno: 最後に読者の方にメッセージをお願いします。


NOMURA Milland: うん、じゃ2点。
この街の主役はクリエイターではなく物も作らない、
土地も持たないそういうビジターのみなさんが主役の街です。

(もちろん、そういう人たちのなかにも実は優秀なクリエイター達がたくさんいることも僕は知っている)
ビジターが楽しんでもらうためにKABUKIクリエイターが尽力してます。
どうか気軽に酒でも片手に遊びに来てください。
あとなにかやりたいことやアイディアがあったら遠慮なく声をかえけてください。一緒に作り上げましょう。


で、もう一点はKABUKIは常に変化し続けます。終わりはない。
今後、さまざまなサプライズがありますが近いうちに一件大きな動きがあります。うちにも初期からお店をだしていただいてるDaiさんとうちの計画です。Daiさん以外からの話だったら断っていたかもしれない話。
今までの流れとは大きく変わる動きで賛否両論あると思いますがチャレンジしてみようと思います。


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最後にNOMURAさんはこのようにおっしゃいました。


何も言わず突っ走る自分に今までついて来てくれたクリエイターのみなさんには、
そして夜の街で働いてくれてるみなさんには心から感謝している。
いつか必ず恩返しする。


NOMURAさんが中心となって実力のあるクリエーターを始め、
色々な仲間が集い出来た街という事が非常に伝わってくる言葉です。



とても広い意味でSecond Lifeの可能性を感じ取る事ができ、
これからの進化も非常に楽しみな「KABUKI」
新しい可能性を感じる為にもみなさんも是非足を運んでください!

最初の一言は「期待の新人がやってる店あるんだけど」
このようにして紹介されたのが「Yukirei accessories shop」

http://slurl.com/secondlife/Plush%20Rho/147/47/22


2007年からSLを始めた人は沢山いて本当に沢山の人が色々なものを作っています。
しかし積極的に店舗を増やしたり、抜群のセンスを誇る方となると一気に少数になります。


その少数の中でも素晴らしい作品を作りあげる、Yukirei Greeneさんに
本日はお話をお伺いさせていただきました。

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emo8889 Xeno: まず最初にSL始めたきっかけをお願いします。


Yukirei Greene: えっと4gameのエリさん記事とかNAGAYAの記事を見て
すごいな~って思ってはじめました^^
なんかSLの自由度と好きな事を好きな風に出来るんだな~って^^
何よりすっごく楽しんでるのが伝わってきたような気がしました♪


emo8889 Xeno: 何か目的とかじゃなかったんですね。


Yukirei Greene: SLをやってみたい!ってだけで何にもなかったです^^;
やり始めて数日で友達も出来たけど、特にやりたい事がなくって
いつ辞めようかなーって2週間くらい考えてましたw


emo8889 Xeno: で、途中からやりたい事が出来てくるんですよね。


Yukirei Greene: はい^^ ずっと一緒に遊んでたShedちゃんに
「アクセでも作ってみたらどぉ?」って言ってもらって。
今考えると ただのリングだったんですけど、
実際作ってみて、テクスチャを張り替えたら「こんなにかわるんだー!」ってわかって。
そこからはひたすらアクセ作ってます♪



「プリムで立体感出す事にはこだわってるつもりです^^」

emo8889 Xeno: アクセはどんなコンセプトのものを?


Yukirei Greene: ちょこっとだけコダワリがあって
テクスチャに頼らないでプリムで立体感出す事にはこだわってるつもりです^^
テクスチャを作れないって理由もありますけどね><


emo8889 Xeno: プリムで立体感ですか。


Yukirei Greene: 立体感で一番意識したのは「Dragon Head Ring」っていう
ドラゴンのリングを作った時でした。



テクスチャだけだとどうしても平面で立体感というかボリューム感がないんですよね><


emo8889 Xeno: 立体感を出すコツみたいなものがあるとか。


Yukirei Greene: 特にないですね・・・教えてほしいくらいです><
もう参考資料とにらめっこです。


emo8889 Xeno: デザイン自体はどうやって考えるんですか?


Yukirei Greene: なんとなくこんな感じかな~っていじってる事が多いです^^
あとはリクエストでこれをモチーフにしたの作ってって言われたり、
プリムをいじってて こう組み合わせたら面白くない?って自分で思いながらですかね^^;
あとはイメージ検索でこんなの作りたいな~っていうものですw


emo8889 Xeno: 商品の中で竜が目立ちますよねー。


Yukirei Greene: 竜もリクエスト頂いたものだったんですけど周りの人からの評判が良くって
「竜のこんなの欲しい~」とか言って頂いたものを作った感じです^^
全身の竜は最終的に全身作りたくなっちゃったからですけどw


emo8889 Xeno: 今までに全部でどらくらいの量の商品を作られたんですか?


Yukirei Greene: ここのお店にあるのがほぼ全部ですけど19種類くらいかな?
アクセにはまってるせいか、他のを作る気にならないんですよね><
アクセ作りはめちゃくちゃ楽しいですよ~♪
今日も5時間くらいじってましたw
アクセ作りはRLで興味あまりなかったけど興味しんしんになりましたw


emo8889 Xeno: アクセ作るの難しそう。


Yukirei Greene: いつも苦戦してます;
プリムをどう組み合わせるかもそうなんですが、テクスチャを作れる訳ではないので、
持ってるテクスチャをどう使うかとか^^
変わったところだと レースのカーテンのテクスチャを使ってるものもありますw


emo8889 Xeno: アクセの作業の細かさが辛いんじゃないかと。。。


Yukirei Greene: 全然ないですよー^^ 
チェーン作るのはしんどいですけど楽しくて仕方ないです♪


emo8889 Xeno: 細かい作業は元々得意なんですか?


Yukirei Greene: 得意じゃないと思います。。。
サイズの大きい物を作る方は細かくて苦手ってよく言われますけど、
プリムを拡大画面でみたら あんまりかわらないと思ってます。


emo8889 Xeno: 今まで作った中で一番の自信作はどれでしょうか?


Yukirei Greene: うちはやっぱり竜に思い入れが強いんですが
竜以外だと「Night Raven necklace」です^^




これの思い入れの強い理由は誰からもアドバイス貰わずに作った物で、
うちの人気作品だから自信がついたって感じですw


emo8889 Xeno: 今後もアクセメインの製作やっていく感じですね。


Yukirei Greene: ずっととはもちろん言い切れませんが
アクセが楽しくてしかたないから等分はアクセだとおもいます^^
しばらくはアクセに没頭したいですw




「なんかイベントやれたらな~って思ってます^^」


emo8889 Xeno: これから出す商品の方向性は?


Yukirei Greene: そうですね~ かわいい物が苦手なので
動物とかゴシック系になるのかな?そっちをがんばりたいなーって思ってます^^
あと今後についてですけど なんかイベントやれたらな~って思ってます^^
セカコレとかみたいに大規模なものじゃなくてちっちゃい何かw


emo8889 Xeno: 例えば??


Yukirei Greene: SRYの3人で キャンペーン?とかセールとかちょこちょこやれたらいいな~^^
ちなみにSRYって3人でモールみたいにやってるお店がありまして
hedちゃんの羽屋さんとRodionさんの時計屋さんとうちのアクセで構成されてますw
マグスルさんの神田SIMにあります^^

http://slurl.com/secondlife/Kanda/138/27/22


emo8889 Xeno: 今までお店のお話中心にしてきましたが、
ショップ運営以外でも色々楽しんでるみたいですねー。


Yukirei Greene: Minaさんに色々連れて行ってもらったりや
Arethaさんにライブに連れて行ってもらったりが多いです^^
あとは買い物が楽しいのでぶらっと買い物にでかけたりです^^


emo8889 Xeno: 色々なところに連れて行ってもらえて羨ましい。


Yukirei Greene: ヘアーフェスタとM2jの公開リハとか誘ってもらいました^^
ここ数日は引きこもってアクセ作ってたので><


emo8889 Xeno: その辺の内容はYukireiさんのブログに掲載されているんですよね。



http://yukirei.slmame.com/

Yukirei Greene: はいwアクセ作ってる時以外の事はほぼ全部載ってますw


emo8889 Xeno: SLってYukireiさんにとってどんな場所なんでしょうか?


Yukirei Greene: んー。。。やりたい事がやれる場所ですw
本当にSLがすごいところって他人が作った作品など
素直に褒められる環境だとおもってます^^
特に他のMMOゲームとかだとなかなか難しいっておもってます。


emo8889 Xeno: それがSLの楽しさですね。


Yukirei Greene: その人の人間性が思いっきりでちゃうからそこが楽しいのかな^^
友達が言ってたんですけど
「セカンドライフは、本当に助け合いだから、心があったまる」って言ってましたw
うちもその通りだなーってw


emo8889 Xeno: エピソードがあるとか。


Yukirei Greene: 助けられてばかりなんですが、
先日、うちがINしてないときに商品が入ってないってクレームがあったみたいで
SRYで一緒のRodionさんにIMがいっちゃったんですね。
苦手な英語でかなり丁寧に対応してくれて、
わざわざメモにログを保存してうちに渡してくれました^^


その時Shedちゃんは、ここにある全商品を自腹で買って
中身をチェックしてくれました・・・(もちろんお金はちゃんと返しましたよw)


しかも普段ならとっくに寝てる平日の早朝にです^^;
ほんと嬉しくって・・・普通なら自腹でチェックとかなかなかできないと思うんですよね><




「みんな最高の仲間です♪」

emo8889 Xeno: 良いお友達ですよね。


Yukirei Greene: はい^^ 最高の仲間です♪
そういった助け合いとかも SLならではかなーと^^
もちろん他じゃありえないとかそういった意味じゃないですよ^^


emo8889 Xeno: でもそういった友人関係を構築していくのもSLの楽しみ方ですよね。


Yukirei Greene: はい ほんとにそう思ってます♪


emo8889 Xeno: SLをこれから始めようとされてる方、
初心者の方などに楽しむためのアドバイスを!


Yukirei Greene: チュートリアルに負けないで友人が出来るまで粘ってください!
友達ができちゃえば色々やりたい事とかでてくるとおもいます^^


emo8889 Xeno: 続いてお店のPRもお願いします!


Yukirei Greene: ジュエリーとは違ったアクセを作ってるのでぜひ1回遊びに来てください♪
あと神田にあるSRYは他の二人の作品も凄いから見てください^^
それとショップ会員さんになってくれる方もお待ちしてます♪ 特典もいろいろ考え中w
第一弾はブレスレットでした♪


emo8889 Xeno: ありがとうございます!
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yukireiさんのBlogを見ていただければわかりますが
アクセサリー作りの他にも以前行われたセカドルに出場して特別賞をもらうなど、
色々な活躍でSecond Lifeをエンジョイされています。




また非常に人となりも良い方で取材後沢山のお土産を頂けました。

単純に商品のクオリティだけでなく、お店自体の作りこみも
非常に良く出来ていて総合的なセンスが非常に感じられる方で、
Yukireiさんのこれからの活躍が非常に楽しみです。


「R246 DESIGN STORE」といえば、以前にSixingオーナーにお話をお伺いさせていただきました。




その時の技術力の高さには驚いた印象は今でも忘れません。
しかしこのR246という集団はオーナーのみではなく、STAFF全員のレベルが非常に高く
ちょっとした悪ふざけでも、めちゃくちゃ凝ってたりします。


今回はそんなSTAFFの一員で「R246 DESIGN STORE Ikebukuro店」の店長でもある

Nemooon Saimanさんにお話をお伺いさせていただきました。
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emo8889 Xeno: 最初にSLを始めたきっかけをお願いします。


Nemooon Saiman: えーっと、去年の夏くらいからSecond Life知ってたんだけど、
英語っていう壁もあったし、当時ハマってやってたネットゲームがあったんで、見送り見送りで。
11月に暇だなー あ!SecondLifeでもやってみるか!で気づいたらハマってましたw
とにかく暇だったんですw


emo8889 Xeno: 始めてから今までどのような活動を?


Nemooon Saiman: 始めはRPGに出てくるようなゴブリンみたいな格好してあちこち放浪してました。
しばらくして、桃源郷の存在を知ってFurryJapanに入れてもらって、
この豹アバターを買って当時桃源郷にあった稲荷神社に入り浸ってましたw


emo8889 Xeno: それからは?


Nemooon Saiman: それから桃源郷でいろんな人と知り合って、
MagSLのIkebukuroがオープンしたときに土地を借りてみたり、色んなグループに顔突っ込んでみたり、
よくわからない情熱をぶつけたオブジェクトを作ったり・・・。
そして、R246 DESIGN STOREのSixingのジジイと意気投合?してw
それから銃を作り始めたんです。一個ショボイのしか完成してないけど・・・。


emo8889 Xeno: なるほど。


Nemooon Saiman: その後、Ikebukuroの土地の隣に借りてたKABUKIのNOMURAさんと出会って
KABUKIのお手伝いなんかもするようになりました。
それからは、R246やKABUKIのみんなとグダグダやってますねw
あ、Metabirdsのアルバイトも一時期やってましたw
ちょっと忙しくてすぐやめちゃったのが申し訳なかったですね。


「FurryJapanは今でも好きなグループ」


emo8889 Xeno: 色々なグループってどんなグループに?


Nemooon Saiman: FurryJapanが初めて入ったグループで、今でも好きなグループです。
その後、ASUKAに入って桃源郷でたまに踊ってましたw
その時、LINZOOさんにお話をもらってSLIDLINER創刊号でNewbieによるNewbieのための
SecondLifeの歩き方なんてコーナーを書いてみたり。
それからR246やKABUKIに入ったりとw


emo8889 Xeno: そのR246での活動はどんな事を?


Nemooon Saiman: 主にいじめられ役でしょうか・・・
よくSixingのじっちゃんにキモーンとか呼ばれて夜な夜な枕を濡らしています>_<。


まぁw ちゃんと活動って言えるような事はあまり無い気もするけれど、
R246として銃を作る事とか、Ikebukuro店の運営とか(サボリ気味だけど)
ちゃくちゃくと進みつつある「ある計画」でお手伝いさせてもらってますね!


emo8889 Xeno: KABUKIではどんなことを?


Nemooon Saiman: KABUKIでは主にSIMの建物を作ったりしてました。
キャバクラの前にあるエロデパートとかヌメリーマートとかやらせてもらいましたね。


emo8889 Xeno: ヌメリーはkinoko kamabokoさんが作ってないんですか?


Nemooon Saiman: 外装だけは僕らでやらせてもらったんですよ。
KABUKIは雰囲気が大切で、そのためにKABUKIで建物を作ったものがいくつかあるんです。
ヌメリーマートについてはあの雑居ビルを作る途中で、ここにコンビニがあったらいいね!ってことで。

建物が出来た後にヌメリーマートに入ってもらえないかお願いしたんですw


emo8889 Xeno: Nemooonさんが自らプロデュースされてるお店、
NEMONADEはどんなお店なんですか?




http://slurl.com/secondlife/KABUKI/221/226/28
Nemooon Saiman: NEMONADEは僕の実験的なお店で、
スクリプトや実験で作った服とか自転車とかキャップとかを販売して行く"予定"のお店ですw
あまり、ガチで商売しようなんて考えてないんでちょっと今は格好付かない感じになってますけど・・。
堂々とお店に出来るようガンバリマスw


emo8889 Xeno: 建物が凄くかっこいいですよね。デザインコンセプトは?


Nemooon Saiman: 最初はファミレス型にしようとか考えていたんですけど、
なかなか落ち着く空間にはならずに、この際自分が落ち着ける空間を作ろう!と
カッコイイスポットのあれやこれやをインスパイアして作りました!w


emo8889 Xeno: 商品コンセプトもこの流れで?


Nemooon Saiman: 今勉強中の服とかはこんな路線で行きたいなぁと考えてますが
他にも面白い物作りたいなって考えてます。
例えば・・ 投げれるフライパンとか・・



ちょっとメモを残したい時に使えるアイテムとか・・。
ナニを作るかはその時の気分次第っちゃ次第ですねw


emo8889 Xeno: 今製作中の銃はスクリプトが埋め込まれてるんですか?


Nemooon Saiman: スクリプトは若干いじれるんでLSLのwikiにあるサンプルを改造して作ってます。
今販売しているCz75って銃のパワーアップ版です。


僕が見てきた銃で、ここはスゴイとか、これがスゴイとかって思う点をこの銃で再現していこうと思って。
例えば、ハンドガンなので撃った時にスライドが後に下がる表現を再現したり
撃ったときに銃口から炎が出たり、周りが一瞬明るくなったり
特定の場所に付けたホルスターと連携したり、いつでも最新版を受け取れるアップデート機能であったり
やりたい事がたくさんあって大変な事になってますw




emo8889 Xeno: 凄い多機能ですね。完成度は?


Nemooon Saiman: 機能の方は7割完成ってところでしょうか・・。
テクスチャーでもつまづいてる状態なんです。
もう少しお待ちください!ww
4ヶ月もかかってるのにこれぐらいと・・。モノを完成させるのが苦手なんですw


emo8889 Xeno: Nemooonさんって何でも出来ますよね。
得意分野って造形?スクリプト?


Nemooon Saiman: 得意分野ですかー 造形も若干得意?w スクリプトも若干得意?wって感じですw
上には上が居るんで恐れ多くて得意とは言えないですねw



「製作者と消費者をバランスよく楽しんでいきたい」


emo8889 Xeno: NemooonさんにとってSLの楽しさってなにですか?


Nemooon Saiman: SLの楽しさはユーザーがアイテムを作れる点だと感じています。
もちろんそれを買ったり使ったりすることも楽しさですし、
製作者と消費者をバランスよく楽しんでいきたいですね!


emo8889 Xeno: これから日本でも流行りそうでしょうか?


Nemooon Saiman: そうですねー、いつかは流行る気もしますが、ちょっと遠い先な気もします。
やっぱり、とっつきにくいと思うんですよね。操作や言語などで。
でも とんでもない方法でいつ爆発してもおかしくないかもしれない。
それに、SLが賑やかになる事は嬉しい事ですし!


emo8889 Xeno: ではSL初心者の方に何かアドバイスをお願いします。


Nemooon Saiman: いろんな人と繋がりあう事がSLの楽しさに直結していくと思います。
いろんな所に首を突っ込むのも楽しいですよ ;3
いろんな人と繋がりあう事自体、僕自身得意なほうじゃないですけどw 
その人にあったテンションの高さに合わせるのが良いんじゃないかなって思いますw


emo8889 Xeno: ありがとうございました!

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インタビュー終了後に、Nemooonがおっしゃってた
「よくわからない情熱をぶつけたオブジェクト」を拝見させていただきました。




本人も「謎な情熱をぶつけたww」という、このこけしですがなんとテクスチャが手作り!
なんだかんだこの建物の造りこみ、そしてセンスはかなりカッコ良くて
さすがR246のIkebukuro店の店長と言わざるをえません。


高いレベルで色々な遊びが出来るNemooonさん。
ただいま製作中の銃の完成も非常に楽しみですね!