みぶきえみです✨


月の記憶は、まるで魔法の鏡のように
私たちの内側を見せ
過去の苦しい想いを優しく映し出し
内に秘めたその可能性を輝かせる。


 

 

インナーチャイルドの
純粋な心を通して
自分自身と向き合い


自分を愛する旅を支え
過去をねぎらい
未来への希望を与えてくれる。


幼少期の経験から
私たちは、表に出していい自分と
抑圧しなくてはいけない
自分に分離する。



この、自分を分離している状態を
「インナーチャイルドが傷ついている」と言う。



それは、生きていくための手段であり
人格形成に関わるため
その後の人生に大きな影響をもたらす。

たとえば、父親が
とても権威的で怖かった人は
上司(権威者)から
少し注意されたりすると
必要以上に委縮する。

また、母親が
感情の起伏が激しい人だった場合は
無邪気に感情表現する人が苦手で
必要以上に相手の顔色をうかがう。

さらに、母親が自分の人生を
押し付けてくる
支配的な人だった場合は
ルールを押し付けてくる人が
苦手なのにもかかわらず
自由にされると不安になる。

一見、父親や母親と
社会に出てから出逢う人は
関係ないように思える。

しかし、このような反応のパターンが
生きるために必要だと学んでいると
同じようなパターンだと判断すると
危険だと判断するのだ。

この判断を一瞬のうちに
やってのけるのが
月の記憶の中に住む
インナーチャイルドだ。


インナーチャイルドは
とっても優秀で
月の記憶の中に溜め込まれた
膨大な記憶の管理している。

心の傷を負ったときと
同じようなものに遭遇した時には
「命の危険が迫っている!」と
顕在意識に知らせる。

意識にあげるより先に
体を使って伝えて来る。

だから、頭で
この人は父親じゃないから怖くないと
言い聞かせようとしても
心臓の鼓動がはやまり
体が緊張する。

ただし
「命の危険が迫っている!」
というのは
両親に嫌われたら生きていけないと
思っていた幼い子どもの頃の
判断基準だ。

実際にはあなたはもう大人なので
たとえ上司に叱られても
友だちの機嫌が悪くても
そんなこととは関係なしに
生きていける。

でも、インナーチャイルドは
パターンとして覚えているので
父親なのか上司なのかは考えない。

だから、私たちは
先入観や偏見で必要以上に
人を恐れたり
身構えたりしてしまうのだ。

インナーチャイルドがいてくれるから
わたしたちは危険を
察知することができる。


けど、心の傷を多く抱えた状態だと
あちこちで
過剰反応になってしまうのだ。

過去の傷を癒し
インナーチャイルドの
統合を促すことで
自己分離からの解放をもたらす。

インナーチャイルドの声は
時には小さな違和感や不快感として
感じられる。

月の記憶は
その声を優しく包み込み
癒しの光を差し込む。


私たちはその光の導きに従いながら
自分のインナーチャイルドと対話し
愛と理解を注ぎ込むことで
心の平安を取り戻していく。

自分を守るために
頑張ってきた自分も
抑圧してきた自分も
その全てを肯定して
受け入れることができるのだ。

そこから
本当の自分の人生が始まる。

 

 

 

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