胸の奥の方から

何かが込み上げてきて

私は泣きそうだった。

 

 

 

 

ジムでの話。

 

普段は夜行ってるんだけど
週に1日だけ昼に行く。

 

昼と夜とでは

来てる人が全然違って

昼はどちらかと言うと

年配の人が多い。

 

ロッカーで着替えていたら

私よりおねーさんのおばさんが

話しかけてきた。

 

あなたインストラクターさん?

 

びっくり。

 

いえいえ、会員です。

 

と答える。

 

私がRadical Fitnessの

公式ウェアを着てたので

インストラクターだと思ったみたい。

 

夜だと割と多くの会員が

公式ウェアを着てるけど

昼は着てる会員がほぼいない。

 

客層の違いだね。

 

 

 

時々見かけてね

にこにこしてやさしい人だと

思ってたのよ。

 

その人が私を見て言った。

 

その人こそにこにこ

やさしい笑顔だった。

 

そうなんですか!?

うれしいです。

ありがとうございます!

 

そう答えた。

 

おばねーさんは手を振り

帰っていった。

 

 

 

着替え途中だった私は

ロッカーの前で着替えながら

なんだかむずむずする

妙な感覚を覚えていた。

 

そして、涙が込み上げてきたのだ。

 

やさしい人

 

その言葉が心の中で

大きく広がっていった。

 

私がやさしいの?

こんな私が?

私をやさしいと言ってくれるの?

 

そんな思いが湧いてきて

突然知った。

 

自分を

鬼畜呼ばわり

してたことを。

 

人に批判的な目を向けたり…

意地悪な思いを持ったり…

時にはいらんこと言ったり…

 

攻撃的な自分を最低だと

ジャッジしてたことを。

 

 

やさしい人、と言われて

とってもうれしかった。

 

彼女は私に

やさしさを見てくれた。

 

あなたは愛よ

 

って言ってもらえたのと

同じだった。

 

心の中で何かがさらさらと

消えていった。

 

 

 

なんか腹立つ私の心を

ひとこと言ってやりたい私の心を

バカじゃねぇの的にしか

見られない私の心を

 

癒してほしいと祈り

聖霊に頼んでも

私は荒くれ者のままだった。

 

おい、聖霊

癒してくれないのかよ

 

そう思ってたら

 

聖霊、変化球投げてきた(笑)

 

私の目の前に

おばねーさんを連れてきて
私を愛だと言った。

 

 

 

やさしい人、その言葉をもらい

泣きそうになって私は知った。

 

おばねーさんが私にくれた言葉は

私が私から欲しい言葉だったと。

 

私が私を許そうとしてなかった。

自分を愛とは到底思えなかった。

 

それに気づいて

ああ、許そう、いいんだ、って

思えたのだ。

 

 

 

自分はずいぶん癒されてきて

いい感じ、なんて思ったりして

今思えばかなり傲慢風味で

 

その時点で

かなりズレとる(笑)

 

心の奥の方では

私は私を責めていて

そう、責めているとさえ思わずに

責めていて

 

いつまで経っても

攻撃的な自分を鬼畜だと思ってたし

そう思ってることに

気づきもしなかった。

 

攻撃は愛を求める叫びである

 

そのコースの言葉を

思い出せなかった。

 

 

 

おばねーさんの言葉

 

やさしい人

 

それは愛の言葉だった。

 

燃え盛る自我の火が愛を浴びて

シューッと音と煙を立てて

消えた気がした。

 

 

 

そう、私は愛を求めてたんだ。

 

自分を神の子とは認めず

鬼畜だと思った。

 

そのくせ、みんな神の子、とか言って

自分は例外にして。

 

自分を例外にしてるということは

つまり、みんなを神の子じゃないって

見てるってことだ。

 

外の鏡で見るものは

すべて自分。

 

これ無意識のうちにやってるから

ある意味すごいと思ったYO。

 

じぇんじぇん

癒されてないじゃん(笑)

 

 

 

スウェーデンのことわざに

こんなのがある。

 

私が最も愛するに値しないとき

どうか私を愛してほしい

 

なぜならそのときこそ私が本当に

愛を必要としているときだから

 

突然これを思い出した。

 

自分が愛するに値しないとき

私は私を愛せなかった。

本当は私が一番

愛が必要だった時なのに。

 

 

愛するとは

その人が神の子であると

認めること。

 

この世界の

大好きとかそういうのじゃない。

 

あなたは神の子ですよ、と

認めること。

 

私は自分を愛そうとは

していなかったのだ。

 

 

 

心の中で

 

私、やさしい人

 

そう何度も何度も繰り返した。

 

その度に目の奥が熱くなり

心がはらはらと解けて

深いやすらぎが訪れた。

 

 

 

そして

自分があるシチュエーションで

攻撃的な気持ちになることについて

冷静に考えてみた。

 

お前が悪いと言いたい…

批判したい、正したい…

 

私が自分にそれを

していることってなんだろ、って。

 

あーーーっ!

あった!!!

 

いっぱいあった。

 

私が攻撃的になる

シチュエーションは

 

それまずいでしょ

それやっちゃダメでしょ

マナー違反でしょ

 

って感じの人を見た時。

その人に正しさを求める時。

 

つまり、私が私に

正しさを求めて

 

厳密に言うと

私が正しいと思ってる

こうしなきゃと思ってる

 

それができない自分を

めちゃくちゃ責めとった…

 

責めとった、と言うか

これじゃダメ、やらなきゃ

だからうまくいかないんだよ、と

ダメ子さん認定して攻撃してた。

 

(;゚;ж;゚; )プーーー

 

やってたわ、それ。

 

そして、それが

やりたくないんじゃ!

できないんじゃ!と

認められなかった。

 

 

 

攻撃したくなる人に

何を投影してるんだろ、と

考えてみたらそれだった。

 

しかもそのことに

気づいてなかったよ、マジで

ほんの少しも。

 

じぇんじぇん

癒されてないじゃん(笑)

 

 

 

それに気づいて

私がすぐにやったことは

 

トイレでひとりになった時

 

あれやりたくねぇ

これやりたくねぇ

だからやらねぇ、って

絶対やらねぇ

 

って声に出して吐き出したこと。

 

いいじゃん、それで。

 

と思えた。

 

そうしたら腹の底から

笑いが湧いてきて

お尻を出したまま

よっしゃー!の

ガッツポーズをした(笑)

 

正しくない自分を

攻撃してたけど

そもそも自分の正しささえ

自我の想念が作り出した

インチキなのだ。

 

私は切り離した自分を

取り戻せたかもしれない

トイレで。

 

 

 

 

祈ったけど変わらねぇ

 

の先には

聖霊の変化球があった。

 

私に対する聖霊のカリキュラムは

きっと着々と進んでいるのだろう。

 

 

 

そしてこのことを覚えておこう。

 

私の心が癒される時

この世界中の

私と同じ痛みを持った人の心が

癒されていくことを。

 

心はひとつだから。

 

 

 

おばねーさんの登場で

私は正気に戻った。

 

ありがとう、おばねーさん。

ありがとう、聖霊。

 

私は鬼畜。

癒されて愛に戻る

やさしい鬼畜。

 

 

 


4月開講
奇跡のコースを学ぶ
初学者向けクラス

ACIMインテンシブクラス
@オンライン
 

 

【クラスについて】
期間:2024年4月〜2024年9月(6ヶ月)

時間:13:30~15:00(90分)
定員:4名 残席3

 

第1回  04月13日(土) 
第2回  05月11日(土) 
第3回  06月08日(土)
第4回  07月13日(土)
第5回  08月10日(土)
第6回  09月14日(土)


合格

やむを得ないご事情で参加できない日程がある場合、クラスの録音をお聞きいただき、個人補講対応をさせていただきますので、ご安心ください。

 

 

【ティーチャー】
やすらぎの部屋・川上貢一さん

(コオさん)

 

 

詳細とお申し込みは
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合格

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2024年4月から新クラスD開講
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わからない、それでも始まるものがある。

 

 

 

 

 

 

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