ダイアログ・イン・ザ・ダークに

行ってきた。

 

以前から気になってて

いつか行ってみたいと思ってて

急に思い立ってね。

 

 

 

ダイアログ・イン・ザ・ダーク

すでにご存知の方も多いかも。

 

一切の光のない空間

漆黒の闇で視覚を閉ざし

 

視覚以外の感覚を使いながら

いろいろな体験をし

人と、そして、自分と

対話していく場。

 

 

 

暗いところにいても

少しすると目が慣れてきて

なんとなく見えるようになること

きっと誰でもあると思う。

 

それはほんの少し光があるから。

 

ダイアログ・イン・ザ・ダークは

完全に光を遮断しており

目が慣れるということがない。

 

どこまで行っても

どんなに目を凝らしても

何も見えない真っ暗闇。

 

 

視覚障害者、全盲の方と

同じ世界を体験する。

 

アテンドしてくれるのは全盲の方。

私たちの担当は若い女性。

 

そこでどんな体験をしたかは

これから行く方のために

詳しくはナイショにしておく。

 

 

 

ダイアログ・イン・ザ・ダーク

いよいよ始まり

視覚を閉ざした途端

目からの情報が一切なくなる。

 

人の姿が見えない。

足元も見えない。

自分のいる場所のことも

わからない。

 

目からの情報で

何かを知ることも

判断することもできない。

 

音、感触、香り

視覚以外の感覚で進んでいく。

 

アテンドの方の丁寧な誘導で

危険なことは何もなく

思ったよりずっとスムーズな

体験ができる。

 

 

 

暗闇に入って

驚いたことがある。

 

突然私から消えたものがあった。

 

それは、嫌悪感。

 

 

 

私から嫌悪感が消えたのは

人を目で見てする判断が

できなくなったからだ。

 

始まる前、ロビーに

一緒に過ごす人たちが

集まるわけだけど

 

その中の何人かを見て

 

あの人感じ悪いな…

あの人苦手…

 

そうやって判断してた。

目から入る情報でね。

 

そして、そう感じたことが

事実だと思ってたことに気づく。

 

そして、それが突然消えた。

 

 

 

私が感じてた嫌悪感は

一体何だったんだ?

 

エイミー(大関恵美)

 

奇跡のコースにある言葉

 

私たちは過去だけを見ている

 

それが浮かんだ。

 

 

 

始まる前に私が見ていたのは

その人たちの本当の姿ではなく

かつての私の記憶、過去だった。

 

私が「過去」に

(過去生の過去まで含めて)

何かの心の体験をした時に

見ていたものが

感情とセットで記憶となり

 

その人たちを見て喚起された

その過去の記憶を

心で再体験してただけ。

 

それなのに、それが

事実だと思い込んでたことが

はっきりわかった。

 

そうでなかったら

そもそもまったく知らない人を

感じ悪いとか、苦手とか

思えるはずがない。

 

私は過去を見ていた。

過去だけを見ていた。

その人たちに、錯覚を。

 

始まってすぐに

それがズガーン!と来た。

 

イエスが言ってたのはこれか!

 

人だけじゃない

すべてのことに言える。

 

何も本当のことを見ていない。

 

 

 

 

イエス・キリスト

だから言ったでしょ、何度も。

 

 

エイミー

はいっ!

ヤバいっすね、これ!

 

 

 

 

しょっぱなに

心地よく打ちのめされながら

心の旅を続けた。

 

何も見えない場所で

何を見るのだろう

 

と、どきどきしてた。

 

 

 

真っ暗で身動きが取れない。

 

誰かが声をかけてくれて

ここに段差があります

ここがこうなっています

と教えてくれる。

 

誰かが私の手を取って

入り口の幅はここからここまで

高さはこれくらいです

と触らせてくれることで

そこの様子を教えてくれる。

 

そうしてくれる人たちだって

私と同じで見えないのだ。

 

どっちに行ったらいいの、と

戸惑っていると

こっちです、つかまって、と

誰かが私の手を探って握り

自分の肩をつかませてくれる。

 

暗闇の中で感じる

誰かもわからない人の声

誰かもわからない人の

手の、肩の、ぬくもり。

 

誰もが誰かを助けて

誰もが誰かに助けを求められる。

互いに寄り添って存在する。

 

手を握る画像

 

ものすごい安堵が

心の中に広がっていく。

 

視覚が閉ざされたことで

それ以外の感覚が

研ぎ澄まされていく。

 

気がつくと

ニックネームで呼び合う

その場にいる人全員が

大切な大好きな人になっていた。

 

理屈抜きに思った。

 

これが本当のことだ、と。

 

 

 

一番印象に残ったのは

暗闇の中でみんなで

お茶とちょっとしたものを

いただいたことだった。

 

お茶の香り、まろみ、温度、味

食べ物の香り、食感、味

湯飲みや器、スプーンの触感

聞こえてくる音

 

まるで普段の何千倍もの

感覚としての情報量が

流れ込んでくる。

 

そうして

 

いい香りで、美味しくて

感慨深く味わっていると

自分が見えていないと

まったく思いもしなかったのだ。

 

だって、見えていたから。

 

これには驚いた。

 

私は、目ではなく

嗅覚で、味覚で、聴覚で、触覚で

自分にあったことを見ていた。

 

視覚を閉ざしたことで

他の感覚で見えたものは

想像を超えるもの。

 

 

 

そろそろ終わりです、と

告げられると、みんな口々に

 

え、もう終わりなの?

まだここにいたい

残念

 

そう言った。

 

私もそう思った。

まるで家族になったみたいで。

 

暗闇はこわい場所では

なくなっていた。

 

ひたすらあたたかい

やすらぎのある場所に

なっていた。

 

そこでできる体験が

とにかく楽しい。

 

 

 

暗闇を出て視覚を取り戻すと

始まる前の人たちがいた。

 

もう嫌悪感はなかった。

 

一度本当のことを見たら

錯覚はもう見えない。

 

一期一会。

もう二度と会わない

見知らぬ愛しい人たち。

 

 

 

驚いたことに

ひとり参加が多かった。

 

ペアだったのは

私とアンナぽともう一組だけ。

 

みんな「何か」を求めて集まり

「何か」をつかんで帰っていく。

 

 

 

ダイアログ・イン・ザ・ダークで

体験させてもらったことが

奇跡のコースに書かれていることを

まさに見せてくれた。

 

深い深い、人との対話と

自分との対話。

 

言葉じゃないんだ。

言葉なくそこには対話があった。

 

見たこともないものを心で見た。

私が心底見たかったものだ。

 

本当のことって

こういうふうに見えるんだ、って

その端っこに触れた気がした。

 

 

 

闇の中で見るものは

きっと人それぞれなのだと思う。

 

これは私が見たもの。

あなたなら何を見るだろう。

 

 

 

まとまらなかったけど

ダイアログ・イン・ザ・ダークに

参加した感想。

 

また行こう。

あのやさしい漆黒の闇に。

あの不思議な体験をしに。

 

そう、私はいつだって

何も本当のことを

見ていないのだから。

 

 

 

 

 

 

 

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