書こうか、どうしようか
チト迷ったんだけど
書くことにした。
出来事自体はいちいち
書かなくていいことだろうけど
付随してあったこと
感じたことが
書かずにはいられない
そんなことだったのだ。
私、少し前におねしょをした。
大人のおもらしね。
夜中、お布団の中で
おしりの辺りがペタペタして
気持ち悪いな、と思い
触ってみたら
濡れとるやんけ！
状況が把握できない。
何度もおしりやシーツを触り
おねしょだ…
と悟る（笑）
何が起こったんだか
さっぱりわからない。
自分がおねしょするなんて。
カッコイイ系目指してんのに
おねしょするなんて（笑）
トイレに行った夢を
見たわけでもないし
まったく覚えがない。
知らないうちに大放出したまま
すやすや寝てたというわけだ。
あぶは隣でぐっすり。
起こすのも忍びない。
暗闇の中でしばし考え
パンツとパジャマの下を着替え
幸い狭かったおねしょエリアに
バスタオルを敷きまた寝た。
（また寝たんかい・笑）
自分を褒め称えたのは
普段からベッドマットに
汗が染みて傷まないようにと
防水シーツを一番下に
敷いていたことだった。
そのおかげで
おねしょ被害を受けたのは
パンツとパジャマと
シーツだけだったんだ。
俺えらい！
隠せるものなら
あぶに隠しておきたい。
駄菓子菓子
同じベッドに寝ていて
濡れたのを隠せるはずもない。
隠れてパンツとパジャマを洗い
夜中に水を飲もうとして
ペットボトルを倒したとか
言うこともできた。
でも
嘘はやだなー
って思ったんだ。
朝になり
起きたあぶに言った。
謝りたいことがあるの。
おねしょしちゃった。
って
バスタオルが敷いてあるのを
指差した。
あぶは当然びっくりしてた。
そして、言った。
謝ることないよ
大丈夫だよ
一緒に片付けよう。
なんで起こさなかったの？
一緒に片付けられたのに。
ひとりで夜中に着替えたり
タオル敷いたり寒かったね
大丈夫？
今度何かあったら
起こすんだよ。
って。
まめこは泣きそうだった。
↓
まめこは私の家でのコードネーム
おねしょで濡れたものを
一度手洗いしてから
洗濯機に入れて回そうと
お風呂場に置いておいたら
あぶがざぶざぶ洗い始めた。
私が慌てて
汚いよ、自分で洗うよ
おしっこなんだよ
って言ったら
まめこのだもの
汚くないよ！
って言った。
まめこは泣きそうだった。
アテントとか
した方がいいのかなー
とこぼした私に（笑）
そんなのいらないよ
大丈夫だよ。
って言った。
まめこは泣きそうだった。
ふたりでおねしょの残額を
後片付けしながら
おもらしとか
おばあちゃんみたい
って言ったら
一緒に
おじいちゃんとおばあちゃんに
なってくんでしょう？
と笑う。
まめこは泣きそうだった。
あぶの懐の深さには
本当に頭が下がる。
ただ、ただ、ひたすらに
溢れるように感謝が湧いてくる。
いい大人が
何やってんだよ
原因調べた方がいいよ
病院行ったら？
どこか悪いんじゃないの？
またしたらどうするの？
なんて言うことだって
できただろう。
それが私が考えつく
大人のおねしょに対する
人の反応だった。
あぶは私の
そんな残念な妄想に
かすりもしなかった。
まめこマジ泣くから！
そして
私自身の反応やその後の行動も
自分で驚くものだった。
隠さないでいよう
正直に言おう、と思った
どこかおかしいんじゃないか、と
心配になってネットで調べたり
病院に駆け込んだりしなかった
おねしょした自分がおかしくて
くすくす笑った
まずいことをしたと思わなかった
罪悪感、悲壮感が、ほぼなく
深刻にならなかった
アンナぽにも
ママおねしょしちゃってさー
とネタとして話した
またするんじゃないか、と
心配していない
そんなふうだった。
以前の私だったら
こんなんじゃなかっただろう。
嘘をついてでも
隠そうとしただろう。
原因はなんだろう、とか
何かの病気かも、とか
もうおばあちゃんなんだ、とか
心配や不安、暗い方に
意識が向いたろう。
自分を責めただろうし
恥じただろうし
すごい自己嫌悪感じただろう。
またやったらどうしようと
すごく不安になって
それこそアテントとかしないと
気が済まなかったかも（笑）
深刻になって落ち込んだだろう。
自分で老化や病気を
作ったかもしれない。
夜尿症なんて言葉もあるし。
そして、思った。
知らないうちに
私、たくさん、たくさん
癒されたんだ、って。
大人のおねしょ
大人がおもらし
そんな恥ずかしいとも
言えることをしでかして
心に湧いてくるものが
以前とは違っていた。
選ぶこと、言うこと、することも。
今回、おねしょを通して
自分の反応の違いに気づいたけど
おねしょに限らず
（おねしょの連呼ってどうよ・笑）
私はどんな場面でも
こういう不安や罪悪感のない
反応をする人に
なってきたのだろう。
知らないうちに
聖霊はこんなにも
私を癒してくれていた。
日々祈っていて
聖霊にリアクション
もらうわけじゃないんで（笑）
はい、癒されました、って
わかんないのよね。
けれど
こういうことがあると
自分がずいぶん
癒されたことを知る。
おねしょ事件を通して
聖霊って本当に
働いてくれてるんだ！って
目の当たりにして静かに感動した。
そして
あぶの存在の大きさも
あらためて知った。
この人に出会えて
本当によかったと心から思う。
一緒に
おじいちゃんとおばあちゃんに
なってくんでしょう？
って、あぶさん
どんだけうれしかったか。
一緒にいて
15年以上経つけど
時が経つほどに
一緒にいられて本当によかった
そんな気持ちが
ますます大きくなる。
すべては聖霊が
目の前に置いたこと。
いつも思い出す。
だから、間違いなんてない。
私たちを苦しめるために
聖霊は何かを置いたりしない。
癒しの機会でしかない。
癒しを知る機会でしかない。
愛でしかない。
今回は
おねしょだけどな（笑）
ブログに書くために
おねしょのことを
思い出して書いてるけど
日々の中では
もう気に留めてはいない。
カップを落として割ったら
破片片付けて終わり、みたいに
私の中でもう終わったこと。
もしも誰かに
またしたらどうするの？
って聞かれたら
パンツとパジャマとシーツを
洗濯する、と答える。
それだけだ。
とってもいい体験を
したんだな、って思うんだ。
また奇跡を見たよ。
おねしょはしたけど
引き続きかっこいい系目指し
スカしたシニアで行く
心づもりであります。
もしも読んでくれてる人の中で
大人のおねしょをしたことが
ある人がいたら
問題ないっす
って言っとく。
問題視すれば問題になるけど
私には問題に見えないんだよなぁ。
ストレスが原因とか
加齢が原因とか
いろいろ言われてるけど
みんなの心が癒されるように
そして、私の心が癒されるように
祈るよ。
このブログは
ジム友も読むことがあるし
必然的にジム友にも
おねしょがバレるんだけど（笑）
別にいいかな、って。
それよりも
この心の体験を
分かち合いたくて
記事にしてみた。
奇跡のコースに出会えて
本当によかった。
私たちの心が癒されていくと
奇跡が訪れる。
奇跡は何が起こるか、じゃない。
何が心に訪れるか、だ。
もちろんそのために
現実的に何か起こることがあるけど
そして、それは今回の
おねしょ事件のように
一見いいことには
見えないこともあるけど。
おねしょ事件で
私はまた奇跡を見た。
