今年のハロウィンは
ちょっとだけつまらない。
私が通ってるジムでは
毎年ハロウィンの仮装をして
レッスンに参加できて
みんなそれぞれ
思い思いの仮装を楽しむんです。
みんな振り切っちゃってんのよ。
大人が
本気出して遊ぶと
すごい（笑）
私もカオナシになったり
ダースベイダーになったり
チャイナドレス着たり
めちゃくちゃ楽しいんです。
それが。
ジムに通い始めて３年目の今年
コロナ感染拡大防止のために
いろいろなことが自粛され
仮装は禁止ではないけれど
ある意味盛り上がりの要でもある
インストラクターの仮装がなくなり
やりたかったらどうぞ、になり
参加する私たちも
いつもの年のようには
仮装はしない方向で…
という空気が漂っていた。
そんなある日。
ジム友が手作りのマスクを
プレゼントしてくれた。
ハロウィン仕様のマスクで
かわいいおばけがいっぱいで
めちゃくちゃかわいい！
オレンジと紫があって
どっちがいい？って聞いてくれて
私は紫を選んだ。
かわいーーー！！！
うれしーーー！！！
彼女は私だけでなく
たくさんのジム友に
ハロウィンマスクをプレゼントした。
楽しみにしていた仮装
今までみたいにはできないなぁ、と
がっかりしてたけど
そうだ、これをつけて
レッスンに参加して
ハロウィンを楽しめるね！
そう思ったら
ハートがにこにこしてきた。
うれしくって、うれしくって
鏡の前で何度も
つけたり外したり（笑）
しかも、しかも
つけてて苦しくないように、と
内側にワイヤーつけてくれてる。
この心遣い ｡･ﾟ･(*ﾉД`*)･ﾟ･。
そして、このワイヤーが
めちゃくちゃいい仕事して
マスクが顔に張り付かず楽チン！
以前、彼女は
コロナ後にジムが再開した後
やはり手作りマスクを
たくさんのジム友にプレゼントした。
彼女のマスクは
すごく通気性がよくて
かけていても楽なの。
ジムではマスク着用が
基本、義務付けられてるので
マスクをしたまま運動するんだけど
これがまた苦しくて…
それを救ってくれた。
こんなのが市販であったら
バカ売れするだろうに。
その上、夏に向けて
暑くなってきたある日
マスクのインナーガードをくれた。
これは彼女の手作りマスクと
いただいたインナーガード。
マスクをして運動する息苦しさが
少しでも楽になるようにって
手に入れたものを分けてくれた。
今は簡単に手に入るけど
その頃はネットでも買えなくて
困ってたんだよね。
すごくうれしかった。
お礼のラインをしたら
その返事を見て目頭が熱くなった。
色々不便なことも多いけど
小さな楽しみを見つけて
一緒に乗り越えましょうね
そう書いてあったんだ。
なんて素敵な人なんだろう
そう思った。
コロナでどんどん
人がジムを去っていって
残った少ない人たちが
決められた窮屈なルールの中
それでもジムに通った。
早くみんなが
戻ってくるといいね、って
話しながら。
最初の手作りマスクもそう
暑くてマスクが
苦しくなってきた頃の
インナーガードもそう
ハロウィンのマスクもそう
彼女はいつでも
「小さな楽しみ」を
はい、って
たくさんのジム友に
プレゼントする。
普段も
お菓子を配ったり
ヤバいくらい素敵な笑顔で
挨拶してくれたり
手を振ってくれたり。
面白画像を見せてくれたり
笑えるネタを教えてくれたり。
簡単で美味しい料理や
美味しいお店を教えてくれたり。
彼女がいると
周りの人が笑顔になる。
心に花が咲く。
彼女は
小さな楽しみ配達人なのだ。
その小さな楽しみが
与えてくれるものは
宇宙いっぱいに広がるくらい
大きな大きな幸せ。
色々不便なことも多いけど
小さな楽しみを見つけて
一緒に乗り越えましょうね
そう言う彼女は
その「小さな楽しみ」を
自分から率先して
みんなに配って歩く。
なんて美しいんだろう。
自分ができることで
自分が知っていることで
配達する「小さな楽しみ」。
彼女はそんな
「小さな楽しみ」を配達しながら
自分も楽しんでいる。
だから周りの人も
すごく楽しくなるんだと思う。
なんて素敵なんだろう。
あの笑顔を見ながら
常々思うのだった。
ああいう人でいたいって。
真似したい素敵な人が
周りにいるってホント最高。
今日、25日から
ジムのハロウィンウィーク。
あのかわいい
おばけマスクをつけて
ジムに行こう。
昨日、あのマスクをつけて
ファミマに行ったら
レジのおねーさんに
かわいいと褒められた。
うれしくてマスクを外して
中のワイヤーを見せて
これのおかげで苦しくないの
友達が作ってくれたの
と、自慢した（ヲイ・笑）
今からテンションアゲアゲ。
あのマスクは
小さな楽しみ配達人がくれた
魔法のマスク。
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