それは子供だった私の
大きな疑問だった。

 

なぜクララは歩けたのか?


病弱でずっと車椅子生活
歩けない子だったのに。

 

草原にスカートを広げて立つ女の子

 

有名すぎるほど有名な
「アルプスの少女ハイジ」。

 

子供の頃
カルピスお子さま劇場で
ハイジを見るのを
毎週楽しみにしていた。

 

登場人物のクララは
お金持ちさんの一人娘で
歩けずに車椅子で
ずっと家にこもりっきり。

 

病気だから、という話で。

 

それが
ハイジが住む山に来て
歩けるようになる。

 

 

 

その時のハイジのセリフ

 

「クララのばか!」

 

は有名ですね。

 

確か、歩くようにと
クララを励ます言葉に耳を貸さず
どうせ私は…モードに入ったクララに
ハイジが言った言葉。

 

そう言って
走り去るハイジを追って
立ち上がり歩いたクララ。

 

 

 

クララ立った!
クララ歩けた!

 

感動しながらも
子供心に

 

病気で歩けないのに
なんで急に歩けたんだろう…

 

そう思った。

 

そして

ま、アニメだから
そういうことにしてるんだろう、と
案外冷めてた(笑)

 

足になんらかの障害があったり
病気で歩けない状態であれば
いきなり歩けるようには
ならなそうだし。

 

まさかその謎が
40年以上経って明かされるとは。

 

 

 

クララが立って歩けたのには
ちゃんとした根拠があったようだ。

 

物語だから
成り行きで感動的に
歩けちゃったんじゃ
なかったらしい(笑)

 

なんと、クララは

ビタミンD欠乏症だったのだとか。

 

諸説あるけれど
日照時間が少ない中
さらに家に引きこもっていて
太陽を浴びることもなく
いわゆるくる病にかかっていたらしい。

 

それが
ハイジと山に来て

太陽さんさんの中で遊んだり
チーズいっぱい食べたり
いろんな要素が重なって

   リハビリに該当する点については
   下記文章の引用サイトにあり。

 

あの名シーンに繋がったもよう。

 

「クララが立った」のは、直射日光によるビタミンDの活性・ビタミンDとカルシウム充足・骨形成を促す過酷なリハビリ、という医学的な偶然が全て揃った、ある意味、神の奇跡なのです。

出典:長崎甲状腺クリニック
「クララは、ビタミンD欠乏性くる病だった」より

 

心の傷でああなった
という説もあるけれど

私はこのビタミンD欠乏症説が
とっても気に入ってる。

 

 

 

クララが歩いた奇跡。

 

深窓の令嬢として
けれど、大人に囲まれ
ロッテンマイヤーさんのような
厳しい人にしつけられ
心は闇の中で暮らしていたクララは

 

ハイジという友を得て
そこに光を見る。

 

そして、ハイジと一緒に
ハイジの大好きな山に行き
それまで体験したことのないような

クララにとってはぶっ飛んだ生活
だけど、とても楽しい生活を送り
はしゃぎ、笑い、過ごした。

 

立って歩けたのは
心が喜んだその先にあったもの。


子供の頃に見た
アルプスの少女ハイジは
53歳になって
ようやく完結した。

 

 

 

私も心が喜ぶことをしよう。
どんな時も。

 

 

 

 

 

音譜奇跡のコース無料メールクラス
   詳しくはこちらから

 

音譜 エイミーくじ、ひいてみる? ぽち、はこちら

 

エイミーのいろいろ

 

メールマガジン
 
点 エイミー通信 → 詳しくはこちら