鎌倉殿の13人…第15話② | emitandyのお城、古墳・歴史大好きブログ

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義時は何とかクーデター未遂で終わる様に

畠山重忠と画策しているけれど、もともと

このクーデターには重忠は消極的だったし、

いくら和田義盛に諦めさせるため?とはいえ、

畠山重忠に意(意志)とは反対のことを

みんなの前で言わせては義時ダメだなぁ。

 「頼朝に似てきた、良い意味で」

  と三浦義村に言われたように…

      こういうところかな?なんても思う。

義時と画策したことなんて

結局反古にされてしまうのでは無いかと懸念

しちゃう私です。


政子には

「小四郎の頼りになるところ初めてみました」

何ていわせちゃうし、

義時の良いとこ取りで、畠山重忠は

最後まで「反対意見をした」

と思われちゃったままに

なっちゃうだろうし…

あ〜これも後々の伏線でしょうか?


範頼は一太刀で切り捨てるあたり、

これも「意外にできる」なんて実衣に

言わせたところ、伏線だな💦


「頼朝による上総介への礼」

まさか、これが慰労&最後の…礼儀など知らずに、

頼朝が鎌倉殿になって、

鎌倉殿と御家人の立場が理解できなかったんだ

ろうなぁ。

お酒も縁側で横に並んで、「武衛」とは言って

るけれど、敬っていないのはバレているし、

まあ、無礼すぎるけれど最後だからと言って

我慢していたのだろうな。


政子と御家人との関係

自分の役割を見つけてきましたね。

これが、後々の伏線😅かな?


「寛大な裁き」の価値観の違い

◎全員を許して今度の事は無かった事に

           しようとする義時

◎1人の見せしめで今回の事の他の者の

             罪を赦そう


義時は「老獪な強者」の4人対義時1人

でしたね。やはりここは時政でなければ

歯が立たない❗️

と何か実感した瞬間でした。


それにしても、頼朝と大江広元の会話も

凄い。頼朝は自分が言った事なのに、

大江広元が言った事にしようとするし、

それを上手に否定して、しかし


「見せしめは必要」

「もっとも頼りになる者は、

         もっとも恐ろしい」

「鎌倉でわしの知らぬものはない」


上総介を排除する為の策に

自分も加担してしまっているのは、

本当にびっくりしただろうなぁ


伊東祐親にしても罪を赦すと言いながらも

結局は機会を待って殺しているし、

機会があれば上総介をと思っていたところに

当てはめたとは。


「恩は感じている、礼尽くした。」


「御家人は使い捨てで本望」



義時が三浦義村の所に行って

会話していたけれど、やはり

義村は「自分」で

もう1人の自分との対話なんだろうな。


いよいよ当日、

善児登場?何したの?見えないところで

切った?

いやいや、刀を引っこ抜いていたんだ


双六、賽の目が

「4」死?にスポットあててます


緊張が伝わり、義時の息遣いが

怖いほどに響いています。


義時がひざまつく、

この時点でやっと

鎌倉幕府の成立でしょうか?

上総介の領地を鎌倉殿が分け与えて

いますからね。

三谷さんはこの時に幕府が成立と

みているのでしょうか?


義時と八重との間に「泰時」が

産まれました。

「武衛、武衛」と聞こえたので、

上総介の最後の断末魔の様なこえが

聴こえてくるのかとびっくり‼️

(演出の一部だとわかり、ほっとしました)


上総介はいや、坂東武者の中には

読み書きに重きを置かないで過ごして

来ている人もいたようです。

今回産まれてきた「泰時」は「御成敗式目」

で誰もがわかりやすい様に書いたと

言われています。


生まれ変わり❓


上総介の字の練習と御成敗式目をどの様な

物にするかの土台になったと繋げたかったの

かな?


それにしても、重厚感のある回でした。


「恐怖政治」の始まり…


 

追伸ですが、



今話に至るまでに


大庭景親を上総介が敵将として殺す時に


大庭景親が


「あの時、頼朝を殺しておけばと、

  お前もそう思う時が来るかもしれん、

       上総介、せいぜい気をつけろ」


といって殺されました。


上総介が誅殺されると知っていただけに

意味深いセリフだなぁと思ったし、


また、第7話では石橋山の合戦の敗北から

再起をかけ千葉常胤、

上総介に味方になるように使者を

送ったものの遅参してきて、

頼朝から叱責をうけた言葉


「遅い〜、無礼にも程がある、帰れ」

  から始まり…略

 「お前の連れてきた軍勢をみた、敵に回れば

  これほど恐ろしいものはない。

  だからどうした?

  礼儀を知らぬ者とは天下草創の志し

  同じうできん、さっさと帰れ‼︎」


とまでみんなの前で言い放っていました。


もしかしたら、もうこの時からある意味、

今回の15話でのことを考えていたという

想定なんでしょうか?


第12回の最後に

大江広元が頼朝に

「小四郎殿は決して手放してはなりませぬ…

   ただ一つ気になったことが…」で

終わりました。まだ、はっきりとは判明

していませんが、私は上総介の態度からして

扱いについてなのか?思ってしまっています。


今回は、鎌倉殿の13人のうちの数人の

末路への序章ではないかというシーン、

及び言葉がありました。


頼朝排除の計画をたてる話し合いで、

上総介は比企能のことをあいつは

「損得で動くやつ」

頼朝側の人間で三浦館に偵察に行った

はずなのに反頼朝派の襲撃計画を知っても

知らせず、服の下に甲冑まで付けていました


何食わぬ顔でいる比企もやらかしています



あ〜それにしても

なんかビクビクしてしまってやりにくく

なりそうです。


来週からはいよいよ舞台は西へ


楽しみです。