鎌倉殿の13人…第12話 | emitandyのお城、古墳・歴史大好きブログ

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第12話 「亀の前事件」


頼朝の嫡男誕生に期待が高まる。

政子の懐妊が引き起こした、小さな波紋。

それはやがて大波となって押し寄せる。



オープニングは、

伊東祐親・祐清親子の最後の様子を

八重さんに報告しています。


「父はなぜ死ななければ

       ならなかったのですか?」


「これ以上の詮索するのはやめましょう」


「江間にきてくれませんか?」


「お任せします」



美以と全成が婚儀の許可を得て、

2人の家族が集まっています。


頼朝政子夫婦、北条時政夫婦、全成とみいが

夫婦になって、あとは義時の傍らにはまだ、

いませんね。


相変わらず、みいは

「じさまは何であんな事になったの?」


「北条の家は誰がつぐのですか?」


場を静める名人⁈です。


この場で、吾妻鏡にもでてくる

北条義時ではなく、


「江間小四郎義時」


           が誕生しました。



江間の領主になったのだから、

誰を連れて帰ろうが何もいえません。

「執念深い」で終わってしまいました。


「北条」と「牧」氏のハイブリッドが継ぐ事を

狙っている牧の方(りく)


北条を取られたくない政子との確執も静かに

激しく対立していました。


しかし、この家族団欒?も最後かな?


比企尼との再会。

鼻をチョンとさわって、ほっぺをぱちぱち

して「昔のまんまじゃ」


「鎌倉殿の御成でござる」


鎌倉殿の産まれる子どもの慶事についての 

話し合いの前に、京より来た


大江 安藝介(中原)広元

中原 齋院次官 親能

藤原 主計允 行政

(二階堂)

吾妻鏡ではこの時に、もう既に登場している


足立 右馬允 藤内 遠元


も、紹介されていました。


公文所での働きをするために京より

転職してきた人達ということになります。


公文所は、貴族などの家内政治の場という

意味合いがありますが、

その中でもここでは頼朝が公卿

(官位が三位以上)になると政所へと名前が

改称されます。

◯この後に1185年に朝廷より従三位という

身分を与えられた後は「政所」になります。


いよいよ「鎌倉殿」の子どもの慶事祝賀の儀に

ついての申し渡し。


産養の儀


三夜…小山氏

五夜…上総介

七夜…千葉氏

九夜…北条氏


なんで自分の前に小山氏なのか?って

上総介もびっくりしています。

まあ、実衣の様に不用意な場を濁すような

態度をしっかり見られてますね。

大江広元に…


この三夜を執り行う小山氏は

比企尼と同様に頼朝の尼をした

寒河尼の子どもです。実子ではなさそうです。

ここで尼の働きと小山氏の働きで

取り上げられたのだと思います。


この後には寒河尼の実子朝光をつれて

頼朝に引き合わせ、「結城」をもらい

「結城朝光」となる話があるのでしょうか?


とりあえず、この人は朝政です。


鎌倉殿の子どもの乳母の発表の時は

「比企家」になり、肩を落とすものが

いました。


思ったことをつい口にしてしまう上総介

口に出さず溜め込んでしまう北条時政

(後で爆発の威力がすごいです)


いきなり乳母の関係が2人も入っていて

次々と必要になる人物を登場させてきて

います。


上総介の蟇目役

(蟇目とは響目の略で、射た時に音を響かせて

邪気を払う役ですね。)

白装束にして上総介の佐藤浩市さん、

しっかりやられていましたね。


神馬奉納。

この弟はいえ、鎌倉殿の弟ではなく

臣下の1人なのだと見せつけなければ

いけないし、義経じたいもわきまえなければ

いけないのに、そういうことは教わってきて

いないのですね。


少しここまで長くなってしまいました。



「亀の前事件」までいかなかった💦


                 続く…