↭↭フェルディナンド↭↭
神谷達と箱根神社の祠に武器を取りに来た。
ローゼマイン達が立ち込めていた穢れの黒い霧を取り除いてくれていたお陰で無事に祠にたどり着き武器を手に入れることができた。
武器は龍神様の神力の纏った剣。これがあれば穢れの化身を封印することができる。
普段は祠に瀬織津姫様の珠と一緒に納められているのだが珠が盗まれてしまったので剣は姿を隠すように眠ったそうだ。
剣を使うには龍神様と瀬織津姫様の神力を合わせなければ使えないようだが…今回はユルゲンシュミットでの怨念も抱いている穢れの化身ゲオルギーネの封印。瀬織津姫様の珠を奪って瀬織津姫様の神力を奪っているゲオルギーネには龍神様の神力は通用しない。
そこで龍神様の神力をフェルディナンドに授け、瀬織津姫様の神力はローゼマインが邂逅した時に2人の神力が重なっていたので剣は2人で使うことができるというのだ。
ユルゲンシュミットの神の力も持っている2人はゲオルギーネの最大の敵になる。
武器を手に入れたことで一歩進むことにホッとしていたらローゼマインからテレパシーが届いた。
ヒルデブランドがまたとしてもローゼマインにちょっかいをかけたと!それに今回はあのジギスヴァルトを伴っていたという。
2人に襲われたが咄嗟に神力で退けてしまったという。しかし気持ちが悪いから早く帰ってきてと送ってきた。
「エックハルト!急いで戻るぞ!」と声をかけた時に周りに数十人の男たちに囲まれた。
「なんだ貴様たちは!」
「ふふふっフェルディナンド久しぶりね」
「お前は!ヴェローニカ!」
「なんでこんな所にいるのかしら?私に殺されに来たのかしら?貴方が手に入れたその剣を渡してもらいたいの」
「何を!」
「それがあるとワタクシたちが困るのよ。でもわたくし達は祠からその剣を取り出せなかったから取り出してくれるまで待っていたのよ。」
「は?お前がこちらに逃げてきたのはこのためか?」
「そうよ。貴方の部下たちがわたくしの妨害をしてお父様達の犯罪を暴いたりしたから…でも光教団の教祖様が剣を破壊して瀬織津姫の全ての力を手に入れればわたくしの思うようにできるのよ。お前を殺して財産を奪い取り夫の心を取り戻しジルヴェスターを跡継ぎにすればわたくしの心は晴れるわ。」
「剣は渡さない。」
「あら…そんな事言って良いのかしら?貴方の大切な彼女は無事かしら?」
「何を言ってる?ローゼマインは無事に決まっているだろ!」
「本当にそうかしら?」
先ほどローゼマインからテレパシーを受け取っている。何を言ってるのか?
その時…
「フェルディナンド。ローゼマインは囚われてしまったようだ。」
「何?龍神様先程彼女からテレパシー受け取ったが?」
「それは偽物だ。」
「どういうことだ!」
と、ここまで。