現パロです24 | エミソナのブログ

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翌日は土曜日。フェルディナンド達は学校が休みである。


そこで洋館にはフェルディナンド達全てが揃った。


先ずはエックハルトとダームエルからイマヌエルを尾行したあとの説明が有り、ハルトムートから教団への出入り業者の話も。


出入り業者の話は…

「教団への出入り業者ですがクラッセンブルグの下請け業者です。この施設ができた30年前から契約しているそうです。設立当初は今のような規模ではなかったようですが教祖がレリギオンという者から女性の教祖に変更があったのが今から10年程前だそうです。」


「レリギオンってユルゲンシュミットの中央神殿の神殿長だった人ですよね?」と、マイン。


それを受けたローデリヒが

「そうです。彼が始めた教団が光教団です。当初はユルゲンシュミットの光の女神を奉っていたようなのですが…設立時はクラッセンブルグの援助を受けてどうも脱税のための目眩ましとして存在していたようなのですが…ヴェローニカの父親とレリギオンが若い頃からの悪友だったようでクラッセンブルグを取り込みたいと動いた結果ヴェローニカに不幸が襲いました。」


「どういうことですか?」

「ヴェローニカは幼い頃からフェルディナンド様のお父様を慕っており父親にどうしても一緒になりたいと言っていたようですがご存知の通りお父様は留学先で恋に落ちてしまいました。幼い頃からヴェローニカにまとわりつかれていましたがヴェローニカに対して女性として見たことはなくずっと避けておいででした。」


「そうです。私は父より聞いていましたし、実際父に連れられてフェルディナンド様のお宅にお邪魔した時にヴェローニカが来ていても相手にしない姿を何度も拝見しておりました。」と、ユストクス。


「一旦はヴェローニカに諦めるように父親も諭したようなのですが…そこでヴェローニカには悲劇が襲いました。父親によってアウブクラッセンブルグに差し出されてしまったのです。」


「えーどういうことですか?」


「ヴェローニカの父親は腹黒い政治家です。そのためにどうしてもクラッセンブルグの金が必要で好色として有名なアウブクラッセンに見目は麗しいヴェローニカを人身御供として差し出しました。そしてその結果クラッセンブルグから多額の政治資金を引き出させました。」


「そしてヴェローニカは身籠ってしまったのです。それがジルヴェスターです。しかしアウブクラッセンブルグが子ができたからと言って責任を取るわけがありません。そのことを知った父親はヴェローニカに対する罪悪感もありフェルディナンド様のお父様との結婚をゴリ押ししたのです。」と、ユストクス。


「ヴェローニカは心を壊しかけたのですがどうもその時に出来た心の隙間にカーオサイファの呪いが入り込んだようです。カーオサイファの呪いによってアウブクラッセンブルグとの関係がなかったことにしたことや、ジルヴェスターの父親はあくまでもフェルディナンド様のお父様という暗示がかかったようで、自分の愛しい人を奪った者としてセラディーナ様を憎んだようです。それも穢れの化身の餌になったようです。」


「ヴェローニカも被害者と言えなくもないのが嫌ですね…だってそれでもセラディーナ様や、フェルディナンドにしたことは許せませんから!」


「落ち着きなさいマイン」


「それで…新しい教祖のことはわかったのですか?」


「そちらの方はまだ詳しくつかめていません。」


「それから…教団のことを探っているうちに気になる事が…フェルディナンド様の学校の経営母体であるドラァクヴァール様の会社の名が出てきているのです。」


「ここでユルゲンシュミットの王族ですか?」


「はい。ローゼマイン様にはヒルデブランドのストーカーの事もあるので…」


と、ここまで。