おはようございます。
燕三条の整理収納アドバイザーのエミサポです。
これを読んでくださっているみなさんの中で
「ついネガティブな考えになってしまう・・・ポジティブに考えないと」
とお悩みの方はいらっしゃいますか？
読んで頂くと、
その悩みにもしかしたら、何か変化が起こるかもしれません。
わたしはうつ経験以前は、
「ポジティブ最高！」人間でした。
思考、発言、行動もそれに沿っていて、
周囲からの評価で
「ポジティブだねぇ」
「明るいね」
「元気だね」
という言葉をもらうと嬉しくなり、
履歴書の長所欄にもそう書いたり。
自他ともに認めるポジティブ人間でした。
しかし、６年間のうつ経験をきっかけに
真逆になりました。
ポジティブなんて、疲れる・・・
明るいなんて、疲れる・・・
元気なんて、出るわけがない・・・
元気ってなに？・・・
これはうつ症状のひとつです。
さらに、
気持ちだけではなく、
太陽の明るさすら疲れに繋がるようになり、
曇りや雨が降るとほっとしていました。
ちなみに、多くのうつ症状では
曇りや雨の日に気分が憂鬱になり、
体調が悪くなる人が多いようです。
さてさて、
真逆になったわたしですが、
回復して社会復帰。
どうなったかとういうと・・・
ポジティブが真逆になった感覚は
変わりませんでした。
ポジティブには戻りませんでした。
なぜなら
ポジティブ思考が無理をさせるような気がしたからです。
よく耳にする激励の言葉があります。
「くよくよしていないて、ポジティブに考えなよ(^^)/」
もちろん、相手を思い、
良かれと思って贈る言葉なので罪はありません。
うつ以前のはわたしは使っていました。
しかしながら
現在のわたしは使いません。
この言葉は
無理をさせる可能性が高いからです。
くよくよしているのが嫌であると本人が一番感じていますし、
ポジティブに考えられない自分を責めているかもしれません。
この言葉でその場は相手は元気になるかもしれませんが、
結果、相手を追い込む可能性の方が高いと思います。
自分一人で悩んだ時も同じで、
「くよくよするのはやめよう」
「ポジティブになろう」
とは思いません。
では、悩んだときはどうしているのか？
悩んだときは・・・
悩んでいる自分を一旦全部受け入れます。
ひとつも否定をしません。
そして、
原因はどこにあるのか？
解決策はいくつぐらい考らえるのか？
具体的に今日・明日・あさってくらいでできることはあるのか？
この辺を考えてみるだけです。
そこに感情が入ってくるならば、
その感情がどこから発生しているか？
静かにに自分と対話します。
原因を探り、解決策をいくつか考えて試してみる。
これは整理収納と同じ考えです。
もし目の前のに悩んでいるひとがいたら、
同じようにこれらを一緒に考えてみるだけです。
なぜポジティブが良しとされるのか？
ポジティブは、時として自分の感情に蓋をして
強制的に進むことになります。
辛い自分に、自分で鞭打ってまで進む必要って
本当にあるかどうか？
ネガポジ思考は、
他人がわたしたちのある側面をみて自由に下す判断であり、
真実はどちらでもいいと思います。
最後に。
わたしは
ネガティブでもありません。
聞かれたら、
ちょうど、真ん中ですかね・・・
と答えます。
ちょうど真ん中を意識してはいますが、
それすらどうでもいいことです。
ネガポジがどうでもよくなったことで、
自分をポジティブに変える書籍コーナーに行くこともなくなりましたし、
自分を変えることに悩むこともなくなりました。
行くこともない、悩むこともない。
とっても時短になったので、
大好きな整理収納のことを考えたり、
家族・親戚、友人とゆっくり過ごせるようになりました。
やめたら、とってもラク・・・
「ついネガティブな考えになってしまう・・・ポジティブに考えないと」
とお悩みの方、
心の中に何か変化はありましたでしょうか。
今日もお読み頂きありがとうございます。