あまり宝塚の出版物を購入しないスタイルを通しているので、雑誌『歌劇』『宝塚グラフ』を購入するのは、年に数冊。
おそらく片手以下・・・。
でもあるブログ主さんが今月号の『歌劇』について綴られているのを読んで、昨夜、ポチッとネットで購入したら、今日には手元に届きました。
舞台を観る以外、なーーーーんにも接点もなく、舞台を通してしか朝夏まなとさんのことは存じません。
でも本当に愛に溢れた、懐の深い、太陽のようなお人柄なのでしょう。
退団するまぁ様に捧げる、劇団関係者を始め、宙組組子達の文面がそれを教えてくれました。
最後の通し稽古で泣いてしまった生徒さん。
そうね、まぁ様(朝夏)と共に過ごした5年間の思い出が溢れてしまったのでしょう。
まぁ様に叱咤激励された生徒さんも、心からの尊敬と感謝の溢れる文を寄せていらっしゃいました。
でも何よりも心を打ったのは、伶美うららさんを送る、上田久美子先生の一文。
やっぱりそうだったんですね・・・と思いました。
怜美うららがヒロインとして存在したから、『神々の土地』という作品がここまで美しく、儚く、それでも強くたくましい感情を掻き立てるような作品になったのは。
そしてゆうりさん(伶美)は、ただ美しいだけの娘役じゃなかったのだ、と改めて思いました。
やっぱり娘役は歌える方が良い・・・。
でも、それがあれれ・・・であっても怜美うららという美貌の娘役は、ただ美しいだけの娘役ではありませんでした。
先日の遠征で感じた作品への想いが、また走馬灯のように頭を駆け巡り、まぁ様とゆうりさんが踊りシーンが回っています。息を飲む美しさでした。
『歌劇』って色々作品情報も載っているし、スカイステージをリアルタイムで観ていない私。
これからマメにチェックしようかな、と少し反省しています。