初日を観劇しました。
正塚先生の作品といえば、スーツ姿にソフト帽の男役がインプットされている私でしたが、良い意味で正塚先生っぽくない描き方、しかしセリフの中には正塚先生らしき主張？があって、楽しめる2時間半でした。
全員がほぼジーンズ姿で、上の衣装を取り替えることで複数の役をこなしている点が面白い発想です。
舞台は非常にシンプルな作りですが、桜木みなとさんを中心に、新公主要メンバー若手さん達も頑張り、それぞ支える組長さんをはじめとする上級生も良い味を出していました。
ずんちゃん・・・
きっと正直でまっすぐ、優しい人なんでしょうね。でも可愛かったずんちゃんもそこを脱皮して男役らしくなりました。
思わずクスクス笑ったりするコメディーで、テンポの良い音楽に乗ってのダンスシーンは、決して「A motion」組に負けないぐらい？ハードに踊っています。
えんじ色の変わり燕尾の男役アンサンブル、それに同じえんじ色のドレス姿の娘役さんが加わるフィナーレも面白かったです。
曲はバッハの「トッカータとフーガ」のロック調アレンジなのですが、音楽アレンジの面白さと振りがマッチしていて興味津々です。
初日から次第に進化する様子が楽しみですね。
明日は40年来のヅカ友さんとまた見てきます。