【雑文】『スカーレット・ピンパーネル』雑感 | You and the Revue and the Musical

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お邪魔したブログで『スカーレット・ピンンパーネル』の宝塚外部での再演を知りました。

この作品、特に初演への思い入れは半端ない私には、初演星組でヒーローであるパーシーを演じた安蘭けいさんが今回はマルグリットに挑戦されることもありかなりテンションが上がっています。

中学生の時に読んだ『紅はこべ』は当時の私の心を捉えて離さず、パーシーは若い私の白馬の王子様(笑)的存在となりずっと憧れのヒーローでした。
それから数年して柴田侑宏先生が花組で『紅はこべ』として舞台化された時ももちろん飛んで観劇に行きました。パーシーは当時のトップ松あきらさん、マルグリットは北原千琴さん、ショーブランが美里景さん。
ぼんやりとながらシーンの幾つかは映像のように頭に残っています。

それから何十年して・・・
『スカピン』はニューヨークでヒットした作品、楽曲が素晴らしい・・・など、優れたミュージカルであると言う知り合いのアドバイスも手伝って、まだゆるーーーく「まっ、ヅカ観劇もたまにはいいね」ぐらいにファンに復帰したばかりの私、もう冒頭の「ひとかけらの勇気」を聴いた瞬間に、いわゆる「鳥肌が立つ」というのはコレ?というばかりにドップンと安蘭けいさんと当時の星組の熱さと『スカピン』という作品にはまりました。

観劇したのが、大劇場の楽日近くだったので「もう遠征することは絶対にない!」と宣言していた新しくなった東京宝塚劇場への遠征を決めたのもこの作品。
家族に「今月だけは週1で東京に通わせてください、多分2度とないと思います」と話したのもこの時。

(オイオイ、2度とないとかは大嘘になったやん! 今の方がはまり度高いやん! と突っ込まれそうですが)

いや・・・ちょっとノスタルジックに初演の2008年を思い出しています。

今回パーシーを演じる石丸さんは歌える王子さまと認識していますので、男声であの楽曲を聴けることも楽しみです。でも・・・退団後も時々瞳子さんが『ひとかけらの勇気』を歌ってくださるのを聴いて、ものすごく進化を感じたので瞳子さんにも歌ってほしい・・・な~んて思ってしまいますが、確かマルグリットが歌うシーンがヅカ版にはあったので少し期待!

多分・・・
この作品にはまることがなければ、今こうして熱くヅカ通いはしてないかも?
ブログで(ここではありませんが)拙い観劇レポを書き出したのもこの頃からの温度上昇があるからかな?

最近の舞台は諸事情でなかなか観られませんが、瞳子さんの舞台はやっぱり好きだし、秋に向かって楽しみが増えました(^^)