青空日記  ~不育症を乗り越えて~ -4ページ目

入院から出産②

午後5時過ぎから、陣痛の間隔も1分位になり、痛みも更に増してきました

晩御飯も『出来るだけ食べてね』と言われましたが、デザートに出たフルーツと、かぼちゃのサラダ

、お米少し、お茶位しか食べる事が出来ず、陣痛と闘いながら旦那さんに食べさせて貰いました



殆どご飯が食べられなかった事、相変わらず熱があることから、栄養剤を点滴されました



いきみ逃しも段々と辛くなり、旦那さんが助産師さんにコツを教えてもらいながら、一緒に呼吸法をしてくれたり、

波が来るとテニスボールで肛門を押してくれ、波が引くとうちわで仰いでくれ、腰をさすってくれたり、旦那さんも大忙しでした



足がつるほどに足に力が入ってしまい、いきみたい思いを堪えながら、ただただひたすら耐える…

と言うのが、7時過ぎ位から始まりました

『まだ3時間以上頑張るのか~…』心の中でそんな事をぼんやりと思っていました

この頃、確か子宮口は7~8センチだったと思います



8時前後、仕事終りに私の父母が来てくれたのですが、LDRには1人ずつしか入れないので、父と母が交互で来てくれ、『頑張ってね』とか、声をかけに来てくれたのですが、もうその時にはそんな余裕が無く、返事もできない状態でした


熱もどんどん上がり、このとき8度近くまで上がってしまっていました



いきみ逃しのテニスボールも、腰さすりも、意味がないほど陣痛は強まりあまり声を出さずに頑張っていた私も

『ああ、いきみたいよ~~~…』と、思わず旦那さんと助産師さんに訴えるほどになっていました



~入院から出産③~に続く








入院から出産①

9時過ぎに入院した私は、モニターを付けながら、まだまだ余裕で過ごしていました


旦那さんが、もう1つの入院グッズの入ったバッグを持ってくるため、一度家に戻り、

お昼御飯を食べた後、再び来てくれました


まだまだ余裕があり、陣痛の波が来ても、ちょっと痛いな~…位で、旦那さんとも

お話をしたり、音楽を聞いたり、時々様子を見に来てくれる助産師さんとも笑顔で会話をする余裕がありました



旦那さんが荷物を取りに行ってる間、お昼御飯が出ました

『お産は体力勝負だから、出来る限り食べてね』と言われ、食べれるものだけ食べました


熱を測ると、7度ちょっとあり、少し熱が高かったのですが、熱が出る人もいるからね・・との事で、そんなに

気にはしていませんでした


入院前のおりもの検査の時に、赤ちゃんに感染すると良くない菌(名前忘れてしまいました…)が

出たので、その感染予防のために、抗生剤を投与され、点滴を打ちました


だんだんと痛みが増して、波が来ると旦那さんと話をするのが億劫になってきました

それでも、波が引くとまた、旦那さんと話す余裕もありました


午後3時頃、子宮口が5センチ位だね~との事でした


初産でだいたい12時間位で産まれる…と聞いていたので、9時から陣痛が始まったとして今6時間が経過。

もうあと半分、6時間頑張れば産まれるのか…と思うと、果てしなく長いな~…という感じでした



段々と痛みが増し、いよいよ辛くなってきたのが夕飯が出る頃でした


~入院から出産②~に続く


9月27日~陣痛始まりから入院まで~

9月27日、無事に男の子を出産する事が出来ましたシャボン玉


あれから早2か月が経とうとしています

まだまだ何もかもが試行錯誤で、肉体的にも余裕が無い日々が続いていますが、出産の時の喜び、感動が薄らいでしまわない内に、出産当日の事を記録しておこうと思いますWハート



出産予定日が9月20日だったのですが、まだまだ産まれそうもない…との事で、

28日に入院して、29日に促進剤を使って出産予定でした



入院予定日前日(27日)の朝、その日は日曜日だったので、旦那さんもお休みでした

お休みの日はいつも朝9時過ぎまで夫婦揃って寝てるのですが、その日は何故かいつもより早く8時頃に目が覚めました


朝から食欲旺盛な私は、前の日に買っておいたドーナツを食べ、洗濯物をしたりしていました


何となくお腹がゆるく、ドーナツを食べた後下痢をしてしまったのですが、慢性便秘症の私は、病院から処方されていた便秘薬を飲んでいたため、お腹がゆるいのかな~?と、気楽に考えていました


2~3度、トイレに行き、出きった後も何となく出そうな感じと、少しの腹痛(下痢の時のお腹の痛み)がありました


それでも、陣痛の痛みと、下痢の痛みは違うものだろう…と、しばらく様子を見ていたのですが、

なかなかお腹の痛みが治まらず、お腹の痛みに波がある事から、もしや…と思い、病院にTELしました



下痢をして、まだ少しお腹が痛いんだけど、それが下痢による痛みなのか、陣痛の始まりなのか分からない…

と伝えました


お腹の痛みに波があり、それが5~6分間隔だという事も伝えたところ、もう明日入院予定だし、

いつ産まれてもおかしくない時期なので、念のため今から来て下さい、と助産師さんから言われました



寝ている旦那さんを起こし、タクシーを呼んで、とりあえず必要最低限の入院グッズを持って旦那さんと病院に向かいました



タクシーの運転手さんが、使えない運転手で、行き方が分からない、とか、色々と聞いてくるので

イライラしながら向かいました


正面玄関の前までぴったり車を付けてもらいたかったのに、使えない運転手さんだったので、

中途半端に玄関から遠い所で止まられ、私も余裕が無かったので

『もうここで良いです!!』と、半ギレ状態で降り、お腹も気になったので、スタスタ小走りで病院に駆け込みました



すぐにLDRに通され、モニターでチェック

『陣痛の間隔が5分位で来てるね。もうこのまま入院だね~』と、助産師さん。

時間を見ると朝の9時30頃でした 

 


~入院から出産①に続きます~