介護保険サービスを選ぶ基準について
2回に渡りお伝えしてきました。
今回は困りごとをあげるときの注意点について
お伝えしたいと思います。
『困りごと』と『本人や家族の希望』
を混同しないことです。
困りごと(問題)と希望を
混同させてしまうと
選択肢が限られてしまったり
より良い選択ができない場合があります。
ちなみに私のおばあちゃんの
希望は
「とにかく自宅に帰りたい」
「死んでも施設には入りたくない」
「ボケてないんだから施設には行かない」
でした
母の希望は
「一人で家に置いておくのは心配。
だから日中だけでも施設に行ってほしい」
これに対しては、息子である父も
「歳も歳だし、また転んだりするのも心配」
とのことで、デイサービス等の利用には賛成の様子。
気づけば施設に行く行かない騒動に…
『自宅で過ごしたい』
これは大体みんなが思うことで
「施設に入る」
と自ら入所を希望するケースは
ごくごく稀な話です。
腰椎圧迫骨折をして入院していた
おばあちゃんが、退院できるとは言え
身体状況は変わっています。
『退院』の許可が出たことは嬉しいと同時に
本人と家族間で意向の相違が…
そして、それぞれが意向(希望)を主張…
一番目を向けなければならない
『困りごと』
は置いてけぼりとなっていました
まずは『困りごと』
に目を向けることで
困りごとを明確に把握
することができます
そして
『困りごと』と『本人や家族の希望』
を区別することで
現状を客観的に理解し
本人や家族の必要性に適した
サービスを選択することができます
他人事でないからこそ
なかなか客観的に見るって難しいですよね。
でも一度『区別』してみてください
そうすることで
介護サービスの選択や利用目的が
明確になり、費用対効果が得られると思います
ではまた♪
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